ファミリー調査事務所といえば、国内屈指の海外調査の実績をもつ探偵社です。
この度ご縁があり、第99回WAD国際会議にて当事務所は日本代表としてパネルディスカッション発表者に選出されました。
世界中の探偵が集うこの機会に、大きな学びを得たいと思います。
第99回WAD国際会議開催クアラルンプールへ
WADとは
WAD(世界探偵協会)は、1925年に設立された世界最大の探偵組織で、探偵業界の国際的なネットワーク構築とプロフェッショナリズムの向上に努めています。
世界100カ国以上の会員が所属し、高い倫理基準と専門性を維持するための教育や国際協力を提供しています。
WADは、信頼性のある探偵サービスの提供を通じて、国際的な調査活動をサポートしています。
WAD国際会議とは
WAD国際会議では、世界中の探偵やセキュリティ専門家が一堂に会し、業界の最新動向や技術、法的問題について議論し、知識を共有します。主な活動内容は以下の通りです。
セミナーとワークショップ
調査技術の最新トレンドや法的規制に関するセミナーが開催され、参加者は専門知識を深める機会を得ます。ワークショップでは、実践的なスキルの習得やケーススタディを通じて、現場での対応力を向上させます。
ネットワーキング
世界中の探偵やセキュリティ専門家と直接交流する場が提供され、国際的な協力体制を強化します。これにより、クロスボーダーの調査案件に対応する際のパートナーシップを築くことができます。
業界の課題とベストプラクティスの共有
探偵業界が直面する課題やベストプラクティスについてディスカッションが行われます。これにより、業界全体の倫理基準の向上や効果的な調査手法の開発に寄与します。
法的情報のアップデート
各国の探偵業に関する法的規制や新たな法改正についての情報交換が行われます。これにより、国際的な調査活動を行う際に必要な法的知識を最新の状態に保つことができます。
総会と表彰
会議の中で総会が開かれ、WADの活動報告や今後の方針が議論されます。また、優れた調査活動や功績を挙げた会員に対する表彰も行われます。
WAD国際会議は、探偵業界の発展とグローバルな調査活動の質の向上に向けた重要なイベントです。
アジアを牽引する存在を目指して
日本はかつてアジアを牽引する経済大国としての地位を築きましたが、現在は国際競争の中で課題を抱えています。
それでも国際化が進み、多くの日本企業が海外市場に進出しています。
特に、日本の探偵業界では、スキル向上とともに「ジャパニーズクオリティ」を武器に、海外でもその実力が評価されています。
高い調査技術や信頼性、緻密な対応が、他国との差別化要素となり、国際社会における存在感をアピールしていきたいと思います。
執筆/監修者:山内 和也2024年9月17日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。