インターネットを使用することが日常化している今。
自宅や会社などにWi-Fiルーターの設置が当たり前になりました。
快適にネット検索や動画視聴などを楽しめるようになりましたが、最近脅威となっているのが「Wi-Fi型盗聴器」です。
知らないうちに個人情報の流出やプライバシーに悪影響を与えている可能性があります。
そこで今回は、Wi-Fi型盗聴器の特徴や実際にあった事例、見つけ方、対策などについて詳しく解説します。
目次
Wi-Fi型盗聴器とは?
あまり聞き慣れない「Wi-Fi型盗聴器」。
一体どんなタイプなのか特徴や仕組みを詳しくお伝えします。
Wi-Fi型盗聴器の特徴と仕組み
Wi-Fi型盗聴器とは、無線通信を通じて情報を受信するために使われる機器です。
一般的には小型で目立ちにくい形状をしているので「気づかれにくい」という特徴があります。
盗聴は、インターネット回線を通して防犯アプリなどから行います。
多くの盗聴器は、設置した範囲の約100メートル以内で盗聴した音声を聞きますが、WiFi盗聴器はインターネット回線を利用するので、離れた場所でも盗聴できます。
盗聴する理由はさまざまですが、多くが個人情報や機密データを不正に収集するのが目的です。
最近では通販サイトで手軽に入手できるため、以前よりも一般家庭や職場での脅威が高まっています。
Wi-Fi経由の盗聴もある
Wi-Fi型盗聴器は機器やアプリではなく、ネットワークを通じて盗聴される可能性もあります。
仕組みはシンプルで、Wi-Fiの電波をキャッチして、その中に流れるデータを解析することでIDやパスワード、メールの内容などを抜き取ることができます。
とくに、Wi-Fiのセキュリティ設定が甘いと狙われやすく、昔から使われている「WEP」という古い暗号方式は、簡単に解読されてしまいます。
最近の「WPA2」や「WPA3」も安全性は高いですが、パスワードが短かったり、簡単な単語だったりすると「総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)」や「辞書攻撃」といった方法で突破されることがあります。
知らないうちにWi-Fiを盗み取られて、大切な個人情報が流出する危険があるため、強いパスワードの設定や、最新のセキュリティ対策をしっかり行うことが大切です。
Wi-Fi型盗聴器の対策必須!ネットワークが脅やかされた事例
Wi-Fiを利用した盗聴やハッキングのリスクは年々高まり、一般家庭や企業でも被害が増加しています。
とくに、Wi-Fi型盗聴器を使った情報漏えいは深刻な被害をもたらし、個人情報の流出や企業の機密データの漏洩につながるケースもあります。
具体的にWi-Fi型盗聴器によってどんな脅威が起こるのか、事例をいくつか紹介します。
事例①:フリーWi-Fiを利用した個人情報の抜き取り
カフェやコンビニなどに設置されたフリーWi-Fiを利用したことで、個人情報が抜き取られた事例です。
被害者はお店に設置された正規のWi-Fiネットワークに接続しているつもりでしたが、実は攻撃者が用意した偽のWi-Fiアクセスポイントに接続していました。
この手口は「中間者攻撃(MITM攻撃)」と呼ばれ、利用者が送受信するデータを盗み見たり、改ざんしたりすることが可能になります。
たとえば、情報が盗聴されると「SNSアカウントの乗っ取り」や「機密情報の盗聴」などの被害があります。
また、攻撃者は盗んだ情報を悪用して、フィッシング詐欺や不正送金を行うなどの被害が発生もあるでしょう。
事例②:会社のWi-Fiルーターに仕掛けられた盗聴器
会社のWi-Fiルーターに盗聴器が設置されて、情報漏洩した事例です。
社内の機密データが競合企業に知られていたため、情報漏えいの原因を調査。
その結果、会議室に設置されたWi-Fiルーターに、不正なデバイスが接続されていることが判明しました。
情報漏洩の原因は、Wi-Fi型盗聴器が仕掛けられていたことです。
攻撃者はルーターに直接接続する形で盗聴器を設置して、社内ネットワークの通信を傍受していたのです。
従業員が送信したメールや共有フォルダ内の機密資料が流出して、企業は多額の損害を被ることになりました。
事例③:スマート家電を通じたWi-Fi盗聴
生活を快適にするスマート家電を通じた、Wi-Fi盗聴の事例です。
スマート家電からWi-Fi対応の監視カメラがハッキングされて、内部の映像が外部に漏れるという事件が発生しました。
攻撃者はカメラの初期パスワードを変更していなかったことを突き止め、Wi-Fiを経由してカメラに侵入。
その後、家族のプライベートな映像が外部サイトに流出するという深刻な被害が発生したのです。
「効率良く家事や暮らしができる!」という理由からスマート家電の利用者が急増しています。スマート家電の導入によって、Wi-Fi接続機能を持つ家電が増えました。
しかし、セキュリティの甘いスマート家電が攻撃者の標的になることもあるので注意が必要です。
Wi-Fi型盗聴器を発見する方法
Wi-Fi型盗聴器は見た目ではわからない小型タイプやアプリが多いため、普段の暮らしで発見するのが難しいです。
しかし、さまざまな方法を活用することで、Wi-Fi型盗聴器を見つけることは可能です。
見た目や配置の不自然さで判断
Wi-Fi型盗聴器を発見するためには、周囲の機器や環境を注意深く観察することが重要です。
たとえば、部屋の中に見慣れないデバイスや、不自然な配線がないか確認してください。
また、家具の裏や電源タップ周辺など、盗聴器が設置されやすい場所にも注意を払う必要があります。
もしかしたら、不自然に置かれた小型デバイスが盗聴器の可能性もあります。
専用探知機を使う
無線通信の異常を検知するために、専用機器を活用する方法があります。
Wi-Fi型盗聴器の電波は「デジタル波」なので、デジタル波を受信できる専用探知機を利用すれば、電波を感知して盗聴器の位置を特定できます。
専門知識がなくても利用できますが、Wi-Fi型盗聴器を探すために専用機器を用意しなくてはいけません。
調査のプロに依頼する
盗聴器の疑いがある場合、探偵事務所に調査を依頼するのも有効な手段です。
専門の機器を用いた正確な調査や、さまざまな経験をもとに効率的に探します。
状況によりますが、短時間でWi-Fi型盗聴器の場所を特定することも可能です。
また、プロに依頼することで、調査結果を証拠にした法的手続きができる点も大きなメリットです。
Wi-Fi型盗聴器の効果的な対策
「もしかしたらWi-Fi型盗聴器が仕掛けられているかも…」という不安を解消するためには、さまざまな対策をしておくことが大切です。
対策をすることで被害を未然に防ぎ、心身ともにストレス解消にもつながります。
パスワードと暗号化設定を強化
Wi-Fiネットワークの安全性を高める最も基本的な方法は、強力なパスワードと最新の暗号化プロトコル(WPA3)を使用することです。
数字のみや誕生日など、短く簡単なパスワードは避けましょう。
パスワードはランダムな文字列を使用したり、英数字を組み合わせたりすることがおすすめです。
また、パスワードを定期的に変更する習慣を身につけることで、セキュリティをさらに向上できます。
ルーターの安全性を確保
ルーター自体のセキュリティ強化対策も重要です。
ファームウェアを定期的に更新することで、最新のセキュリティパッチを適用して、脆弱性を減らすことができます。
また、信頼できるメーカーのルーターを選ぶ際には、セキュリティ機能が充実しているモデルを選ぶことが大切です。
家庭内のセキュリティ対策
Wi-Fiに接続しているデバイスを監視することで、見慣れないデバイスの接続を早期に発見することができます。
たとえば、インターネットに接続して使う端末「IoTデバイス」を使用するときは、初期設定のまま使わずセキュリティ設定を必ず見直すなどです。
また、ネットワークを分割(セグメント化)することで、Wi-Fi型盗聴器による被害を受けてもサイバー脅威の影響を最小限に抑えられます。
防犯機器を活用
電波妨害装置や監視カメラなど、物理的な防犯対策を一緒に使うことで、盗聴器の設置を防ぐことが可能です。
いつどこで、誰によってWi-Fi型盗聴器が仕掛けられるのかはわかりません!
攻撃者を特定するためにも、防犯機器の活用によって盗聴器が設置されるリスクを減らし、家庭やオフィスの安全を守ることができます。
Wi-Fi型盗聴器にまつわる疑問
Wi-Fi型盗聴器とはなにか、具体的にどんな脅威が起こるのかわからない人が多いでしょう。
周囲に被害に遭われた人がいないと、Wi-Fi型盗聴器の対策はもちろん、悩みを一向に解決できません。
不安を解消するために、Wi-Fi型盗聴器にまつわる誤解と真実について詳しく紹介します。
Wi-Fi型盗聴器は特殊な環境だけで使われる?
Wi-Fi型盗聴器は一部の環境だけではなく、一般家庭や小規模オフィスでも被害は発生しています。
Wi-Fi型盗聴器というと、スパイ映画や大企業の産業スパイのような特殊な場面で使われるものだと考える人も多いでしょう。
しかし、実際は違います。
Wi-Fi型盗聴器は高額な設備を必要としないことや安価に購入できるため、個人でも簡単に使用できます。
Wi-Fi型盗聴器の被害は決して特殊な環境だけの問題ではなく、身近な場所でも起こり得るので万全な対策が必要です。
Wi-Fi型盗聴器があるとすぐにわかる?
Wi-Fi型盗聴器の多くは、見た目や動作がわかりにくいデザインです。
Wi-Fi型盗聴器が設置されると、「通信速度が極端に遅くなる」「ネットが頻繁に切れる」といった目に見える異常が発生すると考える人もいるでしょう。
しかし、実際には目にわかるような変化が現れることはほとんどありません。
Wi-Fi型盗聴器は、通常のルーターやスマート家電に紛れて設置されることが多く、誰にもわからないように作られています。
たとえば、コンセント型のWi-Fi型盗聴器やUSB充電器の形をしたものなど、日常生活に溶け込むデザインやWi-Fi経由でリアルタイムの映像を送信できる小型の監視カメラが内蔵されたタイプなど、種類はさまざまです。
Wi-Fi型盗聴器の存在を見抜くには、定期的にネットワークに接続されているデバイスを確認して、不審な機器がないかをチェックすることが重要です。
Wi-Fiの暗号化設定があれば安心?
Wi-Fiの暗号化設定は大切ですが、それだけでは不十分です。
Wi-Fiのセキュリティ対策として、WPA2やWPA3といった暗号化技術を導入しているから安心だと考える人は多いでしょう。
しかし、暗号化が施されていても、パスワードが弱ければ簡単に突破されてしまう可能性があります。
たとえば、「12345678」や「password」などの単純なパスワードを設定している場合、攻撃者は専用の解析ツールを使って短時間でパスワードを解読できます。
さらに、WPA2は強固な暗号化技術ですが、過去には脆弱性が発見されて、KRACK(Key Reinstallation Attack)と呼ばれる攻撃手法で突破されたこともあります。
そのため、最新のセキュリティプロトコル(WPA3)に対応したルーターを使用することがおすすめです。
Wi-Fi型盗聴器を見つけたらすぐに捨ててもいい?
Wi-Fi型盗聴器を見つけたときは、証拠として利用する場合があるので捨ててはいけません。
多くの人は、自宅やオフィスでWi-Fi型盗聴器を発見すると驚いてすぐに捨ててしまうでしょう。
しかし、Wi-Fi型盗聴器を処分してしまうと重要な証拠が失われてしまい、警察による捜査が難しくなる可能性があります。
まず、Wi-Fi型盗聴器が設置されていた場所を記録しましょう。写真や動画を撮影して証拠を残すことが大切です。その後、電源を切ったり通信を遮断したりすると、情報漏えいなどの被害拡大を防げます。
間違っても、Wi-Fi型盗聴器を分解したり無理に操作しようとしたりするのは避けてください。
証拠を破損する恐れがあるため、注意が必要です。
Wi-Fi型盗聴器について探偵事務所に依頼するメリット
Wi-Fi型盗聴器の被害は発見が難しく、被害者が気づかないまま情報を盗まれてしまうケースが多いです。
さまざまな脅威を感じる前に、専門知識や調査機器など高度な技術を兼ね揃える探偵事務所への依頼がおすすめです。
違法な盗聴が発覚した場合には、法的に対応したサポートも受けられるため、安心して問題解決に向かうことができます。
探偵事務所に依頼することで、どんなメリットがあるのか詳しく解説します。
専門機器と調査手法による早期発見
探偵事務所は、一般の人には入手が難しい専門的な機器を用いてWi-Fi型盗聴器の調査を行います。
たとえば、電波探知機、スペクトラムアナライザー、電磁波検知器などを使用して、不審な通信や異常な電波を特定します。
また、Wi-Fi型盗聴器はコンセントやUSB充電器、電球、スマート家電などに偽装されていることが多く、外見だけで発見するのは困難です。
探偵事務所では、こうした偽装手法を熟知しているので、徹底的な物理的調査と通信解析を行うことで、巧妙に隠された盗聴器も見つけ出すことが可能です。
盗聴内容まで詳細に調査
探偵事務所にWi-Fi型盗聴器の調査を依頼することで、盗聴器が仕掛けられた具体的な場所だけではなく、盗聴内容までしっかり調査してくれます。
調査完了までの具体的な流れは、次のとおりです。
- 初回相談
- 調査計画の立案
- 実地調査の実施
- 調査結果の報告
調査が完了したら、詳細なレポートを依頼者に提出します。
盗聴器が発見された場合は、「どこに設置されていたか」や「どのような方法で情報を盗まれていたか」などを詳しく説明します。
もし盗聴器が見つからなかった場合でも、不審な通信がなかったか、セキュリティ面での弱点がないかなどを報告して、今後のWi-Fi型盗聴器の対策についてアドバイスを提供します。
法的トラブルへの対応をサポート
依頼者の希望があれば、探偵事務所は提携している弁護士を紹介できます。
企業や個人が盗聴被害を受けた場合は、加害者を特定して訴訟や損害賠償請求を行うことも可能です。
探偵事務所の報告書は証拠として活用できるため、法的な措置の対処に役立ちます。
Wi-Fi型盗聴器の対策に不安がある方は当事務所にご相談ください!
Wi-Fi型盗聴器は、一般家庭やオフィスなど誰にでも発生するリスクがあります。
しかし、一般的な盗聴器に比べて発見するまで時間がかかり、素人が設置場所を特定するのは非常に困難です。
発見が遅れるとさらに被害が拡大するため、早急に対策する必要があります。
当事務所は今まで、盗聴器の発見や対策した実績が多数あります。
Wi-Fi型盗聴器に不安を感じたときは、当事務所に一度ご相談ください!
盗聴器対策に経験のある調査員が対応します。