ギャングストーキングは、一見理解し難い行為の背後にさまざまな目的が隠されています。
このガイドでは、複数加害者による嫌がらせの動機や具体的な依頼事例を詳しく解説し、被害者が適切な探偵対策を立てるための知識を提供します。
執筆/監修者:山内 和也2024年2月8日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
目次
1- 複数加害者による嫌がらせの背後にある真意
複数加害者による嫌がらせは、通常の復讐代行や半グレ集団とは異なり、実際の暴力行為をほとんど起こしません。
主な目的は、精神的にターゲットを不安にさせ、人生を崩壊させることや、不審者を使って住む場所を変えさせることなどが考えられます。
特に狡猾なのは、外から見ると単なる偶然に思える「目に見えない被害」です。
複数加害者による嫌がらせの範疇と規模
複数加害者による嫌がらせの規模は、行為の度合いや関与する人数で異なります。
近所の小さなトラブルから、多数の人が関与する宗教的なトラブルまでさまざまです。
その規模を評価する際、嫌がらせを受けた本人の感情ではなく、客観的な第三者の意見を求めることが賢明です。
その規模が小さいのか、中程度なのか、それとも大規模なのかで、加害者の真の意図や目的が明らかになる可能性があります。
2- ゲームのような嫌がらせ
愉快犯が加担していることも
一部の人々は嫌がらせをゲームのように楽しむ心理が働きます。
彼らは非日常の興奮や達成感を得るためにターゲットを精神的に攻撃します。
複数加害者の中で、どれだけ効果的に被害者に迫害を与えられるか「ゲームの中のプレイヤーが敵を倒す」かのような構図です。
多くの加害者は、「遊び」としての行為であるため、深刻な罪悪感を持たないことが特徴です。
このため、彼らは自分たちが害を及ぼしているという認識すら持っていない場合があります。
狙われる理由は何か
ターゲットに選ばれる背後には、以下の理由が考えられます。
- 特定の理由なく突如として狙われ、その原因が不明
- 明確な理由は分かっているものの、過剰な迫害と感じる
被害者が「無関係だ」と考えていても、実際には何かしらの理由が存在することが多いです。
例えば、家族間の過去のトラブルが原因で迫害を受けるケースもあります。
嫌がらせの手口としては、金銭的な操作、精神的攻撃、ハニートラップなどがあり、被害者を社会的に孤立させることが狙いとなることが多いです。
3- 長期的な「嫌がらせ」での洗脳戦術
一般的な「洗脳技法」
洗脳の戦術は、一時的な嫌がらせとは異なり、継続的に恐怖を感じさせるものです。
洗脳を試みる者は、リスクのある「暴力」を回避し、ストーカー行為などを使って極度の恐怖を感じさせ、「支配者と被支配者」の関係を構築します。
この関係が確立すると、被害者は身体的・精神的に弱らせられ、「何をしても意味がない」と感じます。
洗脳する側は、単なる責め立てだけではうまくいかないことを知っており、励ますような行動も混ぜて、完全に「コントロール」下に置くことを目指します。
嫌がらせをする「実行者」は「誤った正義感」に取り憑かれ、被害者を非難し続けることが見られます。
- 被害者を孤立させる
- 精神的に動揺させる
- ネガティブな考えを止めさせない
犯罪を見逃してしまうリスク
現実の出来事を幻想と勘違いしている「被害者」は、実行者にとっては自由に行動できると解釈され、行為はどんどん激しさを増します。
彼らの行動は微妙に変わり、日常の中に隠れながら、被害者が気付くような形で嫌がらせを強化します。
被害者が完全に幻想だと信じ込んでしまうと、実行者の行為に反応しなくなる可能性があります。
そのため、被害者の反応を引き出すために行為を続けることになります。
反応しないと行為は激化し、反応すると喜んで再度同じことを行う、終わりのない状況に陥ることが多いです。
結果として、被害者はこの無限のループから逃れられないと感じ、社会から離れるような生活を選ぶことになるかもしれません。
完全に孤立する前に問題を解決することが、最も効果的な対応のタイミングと言えます。
4- 内集団バイアスの仕組み
集団間の競争
洗脳を解くためにはまず、どんな環境で洗脳をされるのか知る必要があります。その洗脳の一つとして内集団バイアスについて見ていきたいと思います。
まず「内集団バイアス」とは、自分の所属するグループ対して好意的・協力的に行動する一方で、自分が所属しないグループ対しては敵対的・競争的に行動するという内集団バイアスを示す傾向があります。
複数加害者による嫌がらせ加担者はまさしく、内集団バイアスで洗脳された人たちであり、指示を受けたことに対して忠実にやることに徹底しています。
それが、自分たちの人生に影響がでようがおかまいなしに、嫌がらせや攻撃的な行為をやり続けます。
簡単にやめられないのは、内集団バイアスで洗脳されると自分がこんな思いをしてるのは「属していない人たちのせい」と責任転嫁をして、自分を正当化する動きが見られます。
そうなると、自分でやめようとはしません。
物理的な暴力とは違う心理的な虐待
組織に加担している人は、主犯格に命令されて動いている「駒」に過ぎません。
指示どおりに動きますが、複数加害者による嫌がらせは危害を加えてくるようなことはありません。
個人に対し複数人でさまざまな嫌がらせをしてくるので、恐怖を感じたり不安になったりするかもしれませんが、1人で悩まず私ども「ファミリー調査事務所」にご相談ください。
5- 親に恨みをもつ者がその子供を狙うケース
複数加害者による嫌がらせされる方というのはさまざまで、理由はないのに突然始まる嫌がらせや、理由があって被害を受ける人たちもいます。
理由がある人のなかでも子どもに関することは、いわゆる「恨みの肩代わり」というものです。
親に恨みがあったりすると、その当てつけが子どもにいき、その結果、子どもが嫌がらせのターゲットにされるのです。
嫌がらせの目的は、はっきりいって当てつけでも構わない世界ということがあることを知っておいてください。
カラクリを知れば怖くない
まずは、多くの人の話を聞くことです。沢山の意見を聞くことで、自然と視野も広がって「狭い世界」から徐々に抜け出すことができるのです。
沢山の意見を聞くことはとても大事ですが、最初から「組織犯罪」と決めつける人の意見は参考になりません。
まずは、自分の状況を第三者の意見として的確に伝えてくれる人に相談するようにしましょう。
6- 複数加害者による嫌がらせの依頼事例
ストーカーの「いつくるかわからない恐怖」を打ち砕く結果となりました。警察に相談しても、「見回りを強化する」「犯人がいるときに電話して欲しい」など不安が募るばかりでした。今回、探偵に依頼することにしたのは、1人ではないと確信したからです。普段の生活を取り戻すまでに何度でも必ず証拠を掴むという決意に何度も救われました。
どこへ行っても随分くの人が歩いていると思っていましたが、自分に合わせて動いていると感じました。確信が持てなかったのですが、この状況では精神的に限界を感じたので探偵に依頼することにしました。組織の存在まではわからなかったのですが、継続したつきまとい犯の特定をしたことで解決できてよかったです。
嫌がらせ被害に遭ってから1年、自分でも色々と証拠を掴むためにやってきましたがダメでした…そんな時、探偵は信用はしていなかったが「解決まで無料サポート」のファミリー調査事務所に相談したら、解決までの道のりが明確だったので調査依頼をしました。「再発したら追加料金なしで何度でも立ち会う」と約束してくださったのでこちらで調査を決めて安心して証拠収集に集中できました。
嫌がらせから解放されるまでの半年間は、本当にゆっくり眠れる日がないくらい大変でした。最初は探偵を信用できず、なかなか解決できないのはグルなんじゃないかと疑ったり(笑)嫌がらせされないことでぐっすり眠る日が戻ってきて、以前より心に余裕が持つようにできて感謝です。完全には戻りませんでしたが、その都度やり取りをしていたことでなんとかメンタルを保つことができて感謝です。
7- 無料相談をフル活用する
探偵事務所に求められているのは、「解決力」です。
この解決力については、無料相談の段階である程度は判断できます。
まずは、無料相談をフル活用して「情報をアップデート」し、情報弱者にならないようにしましょう。
探偵の選び方は、情報収集以外は直感でしかありません。
あとは1日で解決できる問題ではないのなら、中長期になっても最後まで被害者に寄り添う責任感が解決に導くので、会社の姿勢も含め見極める必要があります。
探偵社の経験値を確認する
インターネットのサイトには「探偵に依頼しても組織犯罪だと太刀打ちできない」という意見も見受けられます。
確かに警察沙汰にならないレベルで嫌がらせをするケースもあるため、探偵に依頼しても仕方ないという考えがでてきても当然のことだと思います。
実際、探偵を雇って素行調査をしてもらったが、見当違いの人を調査していたという事例もありますので「経験値」の差は否めないです。当事務所では、「経験の差」だと思っています。
しかし、悪質な嫌がらせ組織の情報操作を鵜呑みにして解決できる事案を放置してもゴールは見えません。
8- 嫌がらせQ&A
加害者も洗脳されているのであれば、解く必要があるのでは?
異常な執着心で嫌がらせをする組織ストーカーの「加害者」は、なにかしらの洗脳(教育)をされている可能性は高いのですが、加害者側の洗脳を解くのは接触する必要があり現実的ではありません。
ノイズハラスメントはどうしたらよいですか?
相手は「意識させる」ことを目的に不快な音をたてています。その音に嫌がる反応をしていると、加害者側は更にノイズハラスメントをしてくる可能性があります。基本は「無視」ですが、無視できる範囲を超えている時は専門家に「音の測定」を依頼しましょう。
嫌がらせはいつ終わりますか?
嫌がらせの終わりには、2パターンあります。1つは、複数加害者による嫌がらせをしている証拠の積み重ねで被害を「証明」して解決に向かうケース、もう1つは、加害者側の都合で突然嫌がらせをやめるケースがあります。
フルサポート調査を依頼したいのですが分割できますか?
もちろん最初に全額お支払いいただかなくても一時金をお支払いいただき、月々お支払いいただければ結構です。但し、完済していないとできないサービスもありますのでご了承ください。
本当に証拠がとれますか?他社に依頼したとき証拠が取れませんでした…
探偵社によって調査の得意不得意が異なり、嫌がらせに関する経験が少ないにも関わらず、調査依頼を受ける探偵社があることも事実です。嫌がらせの証拠収集はもちろん、サポート内容も含めて対応できる探偵社か見極めましょう。どこまでできるのかヒアリングしながら信頼できる探偵社に依頼することが重要になります。
証拠が取れたら嫌がらせは終了しますか?
一般的に加害側と話し合いをすれば通常は加害が再発することはほとんどありません。例外的に加害が再発するとなれば、「追加料金なし」で再交渉いたしますのでご安心ください。
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