コロナ禍により新たにペットをお迎えし、動物たちと過ごす機会が増えました。
ご近所からの無駄吠えが指摘され、しつけ教室に通わせるなど周囲と気持ちよく暮らしていくために、愛犬には最低限のルールとマナーを身につけさせたいものです。
社会化やトレーニングのために、しつけ教室や訓練所に預けることを検討している飼い主さんも多いでしょう。
しかし、時々耳にする預け先での虐待のニュースは、かわいい愛犬を預けるには不安が多いのが現実です。
今回は、信頼できるしつけ教室の選び方と、万が一虐待が疑われる場合の対処法をご紹介します。
執筆者:湯出2023年12月11日
ニッチな情報収集と潜入調査が得意。ポジティブな姿勢と忍耐力で問題解決に全力を注ぎます。
目次
犬のしつけ教室に期待できること
しつけ教室に期待できること
- 子犬の社会化のトレーニング
- 飼い主のトレーニング(アドバイス)
- 吠える・噛むなどの個別の問題行動の改善
- トイレ・お座り・待てなどの基本トレーニング
しつけ教室のメリット
しつけの本やネットにあるしつけ方法は、あくまで犬の一般的なパターンに沿った情報のため、飼い主さんがこの通りにトレーニングしてみてもなかなか上手くいかない場合も多いようです。
犬のしつけ教室では、性格や生活環境を把握した上で最適なトレーニングを進めてくれるので、より的確にアプローチできることがメリットです。
しつけ教室で実際にあった虐待事例
知人から譲っていただいたパピー(子犬)の社会化のためにしつけ教室に預け始めたが、預け始めた頃から愛犬が家でトイレをしなくなってしまいました。
我慢しきれなくなると、トイレではないところにおしっこを漏らし、パニックを起こしてしまいます。
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預けていたしつけ教室で、スタッフによる虐待が発覚。
トイレの失敗で怒鳴る蹴るなどの虐待を繰り返していたことで、この犬は「おしっこをすることはダメなこと」だと学習してしまいトイレがトラウマになってしまった。
突然、愛犬に異常行動が見られるようになった。
体中を掻き毟ったり、地肌が見えるほど尻尾の毛を毟るようになったので、動物病院で見てもらったところ、ストレスが原因との診断でした。
生活環境に大きな変化はなく飼い主自身に心当たりはありません。
別のしつけ教室へ預けるようになってから、スタッフの方の対応もよく優しくて悪い印象はありませんでした。
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預けていたしつけ教室で日常的な虐待が発覚しました。
言うことを聞かない預かり犬に、叩く蹴るなどの虐待を繰り返している悲惨な状況。
その教室は、外からなかの様子が見えないような作りになっており、虐待行為に飼い主も気づきにくい環境だった。
しつけ教室兼トリミングサロンをやっている施設を利用しています。
ある日、トリミングに預ける際に愛犬が異常な程拒否反応を見せるようになりました。
愛犬をキャリーバッグから出そうとすると、飼い主の手をから噛みしたり、尻尾を丸めて震えるようになった。
元々シャンプーやカットは平気な子でしたが、今まで他のサロンではこのような行動は見られなかった。
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このサロンでは一部のスタッフに、落ち着きがない犬は首元を掴み暴言を浴びせるという虐待が発覚しました。
嫌がる犬を無理やり押さえつけるなど、犬のストレスに配慮されていない施術も問題になっていた。
このように愛犬に異常が見られる場合は、行きつけのしつけ教室やトリミングサロンを変えるのも一つです。
しつけと虐待の境界線
動物に対して「虐待」とは人間が自分の感情にまかせて、力でコントロールしようとすること。
「しつけ」は犬が自分で自分の感情や行動をコントロールできるように教えることです。
叩く、蹴るの暴行を与えることや、しつけやトレーニングと称した暴力は虐待です。「しつけ」だからと正当化できる暴力はありません。それは人間の子どもも動物も同様です。
虐待行為の主な事例
- 体罰
- ごはん抜き
- 監禁、係留
- 育児放棄、飼育放棄
虐待が疑われる場合の対処方法
しつけ教室に預けるようになってから、愛犬の様子がおかしい、ストレス行動や問題行動が悪化しているような気がする…と気付いたら、愛犬の異変=愛犬のSOSです。
愛犬の異変の原因が明らかにしつけ教室にあると疑われる場合は、虐待事実の有無に関わらず、直ちに預け入れをやめましょう。
どんなに評判が良く素晴らしいスタッフのいるしつけ教室でも、虐待に関係なく愛犬と相性が悪いこともあります。
相性が悪い相手とのトレーニングは、犬にとってストレスの原因になるでしょう。
まずは虐待が事実なのかどうか、十分な証拠を集めることが重要です。
また、万が一、虐待が疑われる場合は、問題を放置せず専門の調査会社へご相談されることをおすすめいたします。
信頼できるしつけ教室とは
しつけ教室の選び方
トレーナーにはどんな人がいるか
愛犬の問題行動が改善されるかどうかプログラムの内容を重視しがちですが、実際にどんなかたがしつけを行なってくれるのかは愛犬との相性も含めていちばん重要です。
いままでの実績や取得している資格など、在籍しているトレーナーを事前に調べておきましょう。
事前にカウンセリングを行っているか
愛犬の問題行動を改善させるためには、その原因をつきとめてその子に合わせた最適なトレーニングが必要です。
そのため、愛犬の性格や普段生活している環境、家族構成、飼い主さんのライフスタイルなど、丁寧にヒアリングを行なっているところがおすすめです。
事前のカウンセリングにしっかり時間をとるということは、愛犬の問題行動をなおすことにコミットしていると言えます。
わかりやすい料金表記か
しつけ教室を選ぶ際、料金は気になるポイントの一つですが、価格だけではレッスンの良し悪しは測れません。
それぞれの教室でプログラムの内容や期間が異なるので一概に比較できませんが、いずれも利用料金が明確な教室がよいでしょう。
自宅訪問レッスン等を行なう場合は、別途出張料金が発生することもあるので、追加で発生する可能性がある料金は全て表記されているところを選ぶようにしましょう。
しつけ教室について情報の集め方
多くの場合、私たちはネットの情報だけに頼り、あたかもそれが正しいと思わせる情報に惑わされているかもしれません。
ネットの口コミのみで判断せず、ご自身の知識と審美眼を持って情報を判断することが大切です。
しかしながら、我が子同然である愛犬を他人に預けるということは、もっと慎重になるべきです。愛犬の様子を注意深く観察し、SOSを見逃さないようにしましょう。
預け入れを検討しているしつけ教室が信頼できる施設なのかどうか、調査会社をつかって事前に信用調査を行なうことも可能です。当社「ファミリー調査事務所」では、そのような事前信用調査も請け負っておりますのでお気軽にご相談ください。
虐待調査を調査事務所へ依頼するメリット
愛護動物への虐待行為は「犯罪」です。絶対に許されることではありません。
ご依頼者のなかには、真実を知ったうえで、できる限り相手に社会的制裁を与えたい方もいらっしゃれば、事態を荒立てたくない場合もあります。
同様の案件でも、調査によって得たいものや着地点は人それぞれです。
当社「ファミリー調査事務所」では、ご依頼者のカウンセリングを丁寧に行ない、調査によって得られた情報の活用方法をご意向に合わせてアドバイスさせていただきます。
調査が必要かどうかわからない問題から、虐待の証拠に必要なもの、費用についてなどご相談ください。
裁判へと移行する際は、弁護士(小国・佐々木法律事務所)の選び方やご紹介までサポートいたします。
一人で抱え込まず専門家に、お悩みを打ち明けていただくことが、大きなトラブルへの発展を防ぎ問題解決する最短の方法です。
動物虐待調査の費用について
動物虐待調査の依頼料の取り決めは、事前の情報量・信憑性、調査期間(日数・時間数)、調査内容、難易度に応じて費用が算出されるので案件ごとに金額は異なります。
過去の事例から、おおよそ100,000~500,000円前後の調査プランをご検討いただいております。正式な金額に関しましては、お見積り後にお知らせいたします。
また、ご予算内で行なえる最良の調査プランをご提案をさせていただきます。
動物虐待調査に関するご相談・見積作成は無料です。まずはお問合せください。
動物虐待調査に関する無料相談窓口
虐待が疑われる場合は、まずは事実を確認することが重要です。実際に虐待が起きていても、動物は言葉を話すことができません。
動物たちを守るためには、人間が証拠を集めて大切なご家族(愛犬)の身に起こっている事実を明らかにしなければなりません。
個人の力では解決できない問題に直面したときは、ファミリー調査事務所にお任せください。他社などで断られた案件についても対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
ご相談・見積作成は無料で行なっております。1回のご相談で解決しない場合は、複数回ご相談いただいて構いません。
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