警察庁が2024年に発表した2023年の自動車盗難件数は5762件で前年より増加しています。
2021年と比較すると582件増えています。
盗難の被害件数が増加していることを把握しているようですが、被害件数が増えているとおり十分に対策できていないのが実情です。
車が盗難された場合、早く対応しないと、盗難車は海外に輸出されたり、分解されてパーツとして売られるリスクがあります。
この記事では、、盗難された自動車の行方、車が盗難された場合の対応当社の盗難車の探索ルートなどを解説します。
目次
盗難された自動車の行方
車の盗難手口も巧妙化しており、車両の電子制御システムに直接侵入し、ドアロックを不正に解除したり、エンジンを始動させたりして盗難します。
盗難された車はばらばらにされたり、輸出されたりします。
ここでは、盗難された車の行方について解説します。
海外へ輸出される
日本車は海外でも人気が高く、高値で取引されます。
そのため、盗難された車は違法に輸出されることもあります。
実際、2024年の4月には横浜港で盗難車がコンテナの中から発見されました。
海外に輸出された盗難車を取り返すことはほぼ不可能です。
ばらばらにされ部品として販売される
盗難車は、解体されて部品として販売されることもあります。
金属のフェンスに囲まれたヤードと呼ばれる作業場で、解体され。部品ごとにインターネットオークションなどで販売されます。
解体された車は元の形状に戻ることはないため、ヤードに運ばれる前に、盗難車を発見する必要があります。
国内で販売される
人気車種は盗難されると、国内で再販売されることもあります。
アルファードなど購入しても納品まで時間のかかる車種は高値で取引されるため、ターゲットになりやすい車種です。
ナンバープレートや車体番号、書類を偽造して、フリマサイトなどで正規の中古車かのように販売されます。
盗難車と知らないまま購入してしまうケースも少なくありません。
犯罪組織に利用される
盗難車は犯罪組織にも利用されることも少なくありません。
強盗や違法薬物の販売などの犯罪行為の運搬などに使用されます。
ナンバープレートを偽装しているので、警察の追跡も困難です。
車を盗難された場合の対応
車を盗難された場合、早急に対応する必要があります。
ここではその方法について解説します。
警察へ通報する
まず、車が盗難されたことに気づいたらすぐに最寄りの警察署または交番に連絡し、盗難届を提出しましょう。
この際、車両の特徴や盗難が発生した場所、時間などの詳細を伝える必要があります。
警察に届け出れば盗難車が見つかることもあります。
保険会社へ連絡する
次に、車両保険に加入している場合は保険会社に連絡しましょう。
保険会社は盗難届の受理番号が必要となるため、警察から書類を受け取った後に連絡がおすすめです。
保険会社に連絡すれば、必要な書類や手続きについて確認することができます。
陸運局で一時抹消登録手続きを行なう
抹消登録とは車を廃車にしたり、一時的に公道を走れなくすることです。
届出を提出すれば、盗難車が他人に使用されても、責任を軽減できます。
探偵に調査を依頼する
盗難車の調査を実施している探偵会社もあります。
探偵は経験で培った調査スキルを活かし、盗難車を探索します。
警察に渡した情報(車種、モデル、色、ナンバープレートなど)を渡せば迅速に調査を開始します。
当事務所が持つ盗難車の探索ルート
当事務所は独自の盗難車の探索ルートがあります。
張り込みや尾行、聞き込みなどの探偵の調査に加え、中東や東南アジア、ブラジル などに探索ルートがあり盗難車を発見します。
これまで多くの盗難車の調査をしてきました。
盗難車の探索は時間との勝負です。
盗難から3日以上経つと、解体されて部品として販売されたり、海外に輸出されたりします。
警察に被害届を出したらすぐに探偵事務所に調査を依頼するようにしましょう。
盗難車の探索は時間との勝負!警察に届け出たらすぐに相談を
日本では車の盗難被害は増加しています。
しかし、被害が減少していないことから行政の対策が十分にできているとはいえない状況です。
盗難車の調査・探索は時間との勝負です。
盗難から3日以上経ってしまうと、海外に輸出されたり、解体されてしまう可能性もあります。
警察に被害届けを提出したら、すぐに当事務所にご相談ください。
経験豊富な調査員が、現状をお聞きします。
当探偵事務所の93%のクライアントが「良かった」と調査結果に満足しており、信頼性、満足度が高いという評価をいただいています。
相談は無料です。電話やLine、メールでお問い合わせいただければ、状況にあった調査プランを提案いたします。執筆/監修者:山内 和也2025年1月12日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。