ストーカー行為は単に怖いだけでなく、精神的・物理的にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
対象となっている方、またはご家族がそのような状況に悩まされている場合、効果的な対処方法と信頼できる相談先を知ることは非常に重要です。
この記事では、ストーカーをやめさせるための具体的な手段と、どのような機関で相談が可能かを徹底解説します。
執筆者:篠原2023年10月21日
探偵調査歴10年。探偵調査歴15年以上の経験者の指導を受け下積み3年。問題解決してきた、数々の実績・経験を元に徹底的にわかりやすく執筆。
目次
1- ストーカーの定義とその特徴
ストーカー行為とは、特定の人物やその家族に対して繰り返されるつきまとい、待ち伏せ、無言電話などの行動を指します。
これらの行為は多くの場合、一方的な恋愛感情、好意、または不満による怨みからくるもので、行動が次第にエスカレートする傾向があります。
重要なのは、被害が拡大する前に対処することです。
ストーカー規制法の概要
ストーカー行為を行う人に対しては、ストーカー規制法に基づき、警察が警告を行い、場合によっては逮捕も行います。
この法律は被害者を保護する目的で制定されています。
- つきまといや待ち伏せ
- 名誉毀損に繋がる発言
- 監視行為の告知
- 性的な羞恥を与える行為
- 面会や交際の強要
- 不快な物品の送付
- 過度な暴言
- 無言や多重の通話、メールやファックスの送信
2- ストーカーの心理と思考の特性
理解するべきストーカーの心理とは?
ストーカーが行動を起こす背景には、自制心が効かない極端な執着や憎悪が多くあります。
通常の社会的なルールや他人の気持ちを顧みず、一方的な感情に基づいて行動します。
この極端な一方的な感情は、愛情や憎しみ、承認欲求などであり、その感情が叶わなかった際にストーカー行為に及ぶケースが多いです。
このような人々の思考パターンは、一般的な人とは異なることを理解することが重要です。
例として、愛情を受け入れてもらえなかったストーカーは、「実は相手も好きだが素直になれないだけ」と自分に言い聞かせたり、「邪魔する第三者がいる」と考えることもあります。
また、拒絶されたと感じると、「自分が侮辱された」と逆恨みし、ストーカー行為に走ることがあります。
ストーカーは、一般的な思考や常識では捉えきれない不安定な精神状態にあるため、その点を考慮して対応する必要があります。
3- ストーカー行為の危険性とその影響
ストーカー行為は非常に危険で、対象となる人々に多大な精神的、物理的ストレスを与える可能性があります。
以下は、その危険性と影響のいくつかです。
危険性
エスカレートする可能性
ストーカー行為はしばしばエスカレートし、嫌がらせから暴力行為に至ることもあります。予測不可能
ストーカーの行動は一般的な思考パターンから逸脱していることが多いため、その次に何をするか予測が難しい。第三者への影響
ストーカー行為は対象者だけでなく、その家族や友人、同僚なども巻き込む可能性があります。影響
精神的ストレス
ストーカーによる執拗な嫌がらせによって、被害者は不安や恐怖、うつ症状を発症する可能性があります。生活の制限
ストーカーから身を守るため、被害者は外出を控える、引っ越す、仕事を辞めるなど、生活に多くの制限がかかることがあります。社会的孤立
被害者は、周囲に理解されずに孤立する可能性もあり、その結果さらに精神的に不安定になることもあります。法的問題
ストーカー行為が犯罪として取り締まられる場合もありますが、証拠が不足していると正当な対処が難しくなることもあります。以上のように、ストーカー行為は危険性が高く、被害者に多方面で深刻な影響を及ぼす可能性があります。
4- ストーカーをやめさせるための正しい対応方法
第一段階▶︎拒否を明示する(注意深く)
まず、ストーカーに「拒否」をしっかりと示します。ただし、これがストーカー行為を即座に止めるわけではありません。
重要なのは、後で警察に訴える際に、被害者側が拒否したという証拠が必要な点です。
注意点
✔︎冷静に、かつ明確に拒否を伝える
✔︎信頼できる第三者を立会人として加える
第二段階▶︎証拠を集める
ストーカーが拒否を無視して続ける場合、証拠をしっかりと保存します。
証拠例
✔︎通話記録、メールやSNSの履歴
✔︎ストーカーから送られてきた物品や手紙
✔︎被害状況の詳細な記録
第三段階▶︎専門機関に相談する
自力で解決するのは困難かつ危険です。専門家に相談が必要です。
警察に相談
✔︎警察はストーカー規制法に基づいて行動できます。
✔︎確かな証拠があれば、ストーカーに警告や制裁が可能です。
弁護士に相談
✔︎弁護士は法的手段でストーカーを制止できます。
✔︎交渉のプロとしても活動できるため、特に有用です。
探偵に相談
✔︎探偵は直接的な制止はできませんが、証拠集めで大いに役立ちます。
✔︎特に、ストーカーの素性の特定や、高度な証拠の収集が可能です。
このように段階的に対応し、専門機関の協力を得ることが、ストーカー行為を終わらせるための最も確実な方法です。
身近な協力者の確保
✔︎家族と共有する
✔︎管理会社や大家に話す
✔︎友人・同僚に協力をお願いする
ストーカー問題は個人で解決するにはリスクが高いので、専門機関と信頼できる身近な人々のサポートが不可欠です。
5- 警察が果たす役割
2000年施行のストーカー規制法によって、警察は以下のような措置をとります。
✔︎被害者への安全対策アドバイス
✔︎周囲のパトロール強化
✔︎ストーカーへの警告発令
✔︎ストーカーへの接近禁止命令
✔︎ストーカーの逮捕
警察が動く条件
警察は犯人が明確でない、または証拠が不足している場合には直接的な対応ができません。
具体的な捜査や逮捕は犯人特定と証拠が明確でないと進行しません。
被害者自身がするべきこと
✔︎詳細な被害報告:被害状況を詳細に説明する。情報が多ければ多いほど、警察が対応しやすくなります。
✔︎証拠の収集:メッセージのスクリーンショット、通話記録、目撃者の証言など。
✔︎専門家の協力:探偵や弁護士の協力で、証拠の収集と犯人特定を速やかに行う。
早期の警察への相談と、証拠や犯人の特定が被害拡大を防ぎます。
ストーカーの行動を早期に止めるために、警察と協力しましょう。
6- 探偵が果たす役割
身元特定から証拠収集まで
ストーカー被害に悩む多くの人々は、相手の身元が不明で警察に相談できない場合や、ストーカーが誰であるかは分かっていても十分な証拠がない場合があります。
こういった状況では、警察が直接的に対応することは難しいです。
探偵による調査内容
探偵が提供するストーカー調査サービスは多岐にわたります。
- ストーカーの尾行と身元の特定
- 証拠の保全(写真、動画等)
- 尾行や張り込みでストーカー行為の証拠を撮影
- 盗聴器や盗撮カメラのチェック
- 自宅の防犯対策、例えば監視カメラの設置
探偵の調査がもたらす利点
✔︎証拠の強化:探偵は専門的な手段で証拠を収集し、それによって警察が迅速に行動を起こせるようにします。
✔︎多角的な対策:探偵は防犯対策も提供するため、被害者自身の安全性が高まります。
✔︎法的有効性:探偵が収集した証拠は、将来的に民事訴訟を起こす際にも正式な証拠として使用できます。
ストーカー被害に対する調査と対策は探偵によって高度な形で提供され、警察が行動を起こしやすくするだけでなく、法的な選択肢も広がります。
探偵の無料相談もありますので、疑問や不安があれば気軽に利用できます。
7- 探偵のストーカー対策無料相談サービス
ストーカーは短期間で簡単に引き下がるものではありませんが、早期の対応は非常に重要です。
初期段階で相手に不必要な刺激を与えず、段階的に対策を講じることが大切です。
単独での対応は危険
ストーカー被害に独りで立ち向かうのはリスキーです。
直接対話することは相手を誤解させたり、怒らせる可能性があるため、必ず適切な第三者を介して対応することが推奨されます。
ファミリー調査事務所の無料相談
当事務所では、ストーカー問題の専門家がご依頼者の疑問や懸念に対してアドバイスを提供します。
一度の相談で問題が解決しない場合も、何度でもご相談に応じ、最適な解決策を見つけ出します。
探偵が必要かどうか分からないという状況でも、まずは気軽にご相談ください。
その一歩が、将来的に大きなトラブルを防ぐとともに、問題解決へと繋がる可能性が高いのです。
調査の流れ
1 お問合せ〜ご相談
まずはファミリー調査事務所にお電話をいただき、面談のご予約をお取りください。年中無休 24時間(TEL 0120-862-506)また、お電話によるご相談やお見積りも可能です。お電話で面談のご予約をいただく際に、ご相談内容の概要をお伝えください。
2 ご面談〜ご検討
お電話にてご予約いただいた日時に、事務所にお越しいただき、専門スタッフとの面談相談をお受けください。ご相談に関連する資料がございましたら面談時にご持参ください。探偵には守秘義務があるので、お話しいただいた内容が外部に漏れることはありません。ご予約いただいた後に、キャンセルの必要が生じた場合は、前日までにお電話にてご連絡ください。
3 ご依頼〜調査開始
面談によるご相談の後、調査をご依頼される場合、着手金・実費等の調査費用についてご説明のうえ、ご了解いただいた内容に基づいて委任契約書を取り交わします。調査委任契約書とは、ご依頼いただく探偵業務の内容、期間及び調査方法、調査結果報告の方法、資料の処分に関する事項、探偵業の委託に関する定めの他、探偵業務の対価などを明記した契約文書のことです。ご依頼者と受任者がそれぞれ1通ずつ、同一内容の原本を保有します。
4 ご報告〜アフターケア
証拠に自信!調査結果は報告書で報告します。写真の顔がはっきりと映っているなど、裁判になったときにもきちんと証拠として採用される報告書は高い評価をいただいております。調査後のサポートも充実しているので、専門家を紹介することも可能です。
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