マルタ共和国探偵調査ガイド｜個人やビジネスの調査に役立つ基本情報

マルタは、その人口の５倍にも上る、年間約250万人以上の観光客が訪れる観光立国です。そのため、経済成長率はEUのなかでもトップクラスです。

GDP成長率は約５％で、欧州ではアイスランドやアイルランドに続く世界30位前後で、１人当たりのGDP（国内総生産）は世界31位と高い生活水準を維持しています。

失業率も約３％と欧州平均の約10％と比べても低い水準を保っています。欧州のなかでも治安の良さで知られ、多くの海外企業が進出しています。

マルタ政府は、海外資本を呼び込むため、海外の投資家や起業家に対する税制上の優遇を行なっており、相続税・固定資産税・贈与税を免除するタックスヘイブン政策を取っています。

留学生のトラブル

マルタは比較的治安が良く物価も安いことから、他の欧州各国から多くの留学生が集まっています。さまざまな観光も楽しめます。

しかしながら、遊びに夢中になり授業の出席率が８割を切ると、学校から修了書が発行してもらえないことが多く、長期留学生でビザの申請が必要となる場合、学生ビザが下りない事態となります。

マルタは近年、留学生や移民の増加に伴い、ビザに関してのルールが厳しくなっている実情があります。

また、日本とマルタとの間には「ワーキングホリデー協定」は締結されていません。

学生ビザを取得し、なおかつ「就労許可（ワークパーミット）」を申請し許可されないと、アルバイトもできない決まりとなっています。

現在、日本からマルタへの直行便はありません。

日本からマルタへ行く方法は、欧州各国の主要都市、あるいは中東のドバイやカタール経由で、マルタへの国際線に乗り継ぐ方法です。

日本からマルタ国際空港へ到着するまでのフライト時間は、最短でも16時間を超えます。

その長いフライトの先には、マルタ国際空港のあるバレッタの街が待っており、地中海リソートを満喫することができます。また、経由地での欧州主要都市で観光やショッピングも可能です。

比較的リーズナブルな旅費で行くことができることも、マルタの長所でもあり、浮気・不倫旅行先として選ばれる理由でもあります。

犯罪率の低さは欧州36ヶ国中で３位であり、マルタの治安は良好といっていいでしょう。

しかし、スリーマ・セントジュリアンなどのナイトクラブでは暴力犯罪が多く発生しています。

また、アルバートタウンという街は低所得者が多く、観光スポットの街に比べると全体的に暗く、寂れた雰囲気が漂っており、売春やドラッグの取引が最も盛んに行なわれている地域として有名です。

現時点でテロ組織などの活動は確認されていません。しかし、タックスヘイブン政策を悪用したマフィアが存在し、マネーロンダリング（資金洗浄）に利用されており「EUの海賊基地」とも呼ばれているほどです。

麻薬・銃器・石油の密輸や違法な人身売買といった組織的犯罪の中心地となっているのが、マルタが持つ、もう一つの顔といえます。

このような土地においては、犯罪に巻き込まれるなどリスクが高くなります。対象者が身を潜めている場合は、所在調査も困難となります。

調査範囲は本島から離島までカバー

マルタの首都で国際空港もあり国の玄関口のバレッタや、バレッタの隣町でオーシャンビューのホテルが立ち並ぶスリーマ。

再開発され高級リゾートホテルや商業施設が集中し、バーやナイトクラブも充実し、カジノもあるセントジュリアン、バレッタの対岸にある３つの岬・スリーシティーズ。

マルタ島の西側・内陸部に位置するかつての首都・イムディーナ、および離島のコミノ島とゴゾ島など、マルタ全域にわたります。

「留学エージェント」選びにも注意が必要

マルタは比較的治安が良いとはいえ、国全体が観光地であるがゆえ、観光客を狙ったスリやひったくりが日常的に発生しています。

また、夜の街での傷害事件も多く発生しています。麻薬をはじめとしたドラッグの売買が行なわれ、ジェントルマンズクラブ（キャバクラやストリップバー）では売春やぼったくりも横行しています。

ショッピングにおいても安心できず、クレジットカードのスキミング被害が数多く報告されています。

マルタは地理的位置から、中東やアフリカの国際テロ組織が同国を中継地として利用する可能性があるといわれており、外務省が注意を呼び掛けています。

マルタ留学を取り次ぐエージェント会社のなかでも、現地でのサポートが十分でなく、必要なビザ申請をしないままオーバーステイの状態となってしまった事例もあります。

そのような場合、出国停止され、移民局への移送と取り調べを受ける可能性もあります。無事に出国できたとしても、５年間のシェンゲン協定国への渡航禁止が命じられます。

留学のエージェント選びに失敗すると、取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。現地でのサポート体制など、事前の情報収集が重要です。

当事務所は、グローバルな調査体制を整備しているので海外調査でも、日本国内の調査と変わらない料金体制で調査いたします。海外の調査だから高額になるというようなことはありません。

マルタでの浮気・不倫調査、人探し調査、信用調査、所在調査、情報収集調査にて得られた情報は、調査報告書とともにご依頼者に提出させていただきます。

海外調査のご質問やご相談、見積もり等をお知りになりたい方は、お問合わせフォーム・電話・メールからご連絡をください。マルタ探偵調査に関するお問い合わせは、24時間（土日・祝日問わず）お受けしています。

また、他社などで断られた案件についても対応いたしますのでご安心ください。