家庭内の些細な喧嘩は、時に深刻な結果を招くことがあります。
夫や妻が家を出てしまった場合、心配や不安、そしてどのように対処すればよいかわからないという感情に襲われることでしょう。
この記事では、家出した妻や夫を見つけるための有効なアプローチに焦点を当てます。
執筆者:波多野 里奈2024年2月5日
教育学をはじめ臨床心理学、行動心理学を学び、人が抱える悩みや問題に寄り添いサポートすることを得意とする。結婚や離婚に関する問題、素行調査に関する相談解決実績多数。英語の語学力を生かし海外探偵調査の相談窓口を担当。
夫や妻が家出するときの心理
夫婦間の些細な喧嘩が家出の原因となることは、実は珍しくありません。
多くのカップルが経験する喧嘩や不和の背後には、さまざまな要因や積み重ねられた感情が隠れています。
以下は、そのような喧嘩が家出につながる背景についてです。
夫婦間の喧嘩や不和は避けられないこともありますが、その原因や背景を理解することで、家出を未然に防ぐ手段を取ることができるでしょう。
家出したパートナーの探し方
最初のステップは、可能であれば直接連絡を取ることです。
それが不可能な場合は、ソーシャルメディアの活用や共通の知人を通じて間接的に位置情報を得ることが考えられます。
また、家出した当日に訪れた可能性のある場所をチェックすることも有効です。
家出者の持ち物チェック
家出人が持っていった物を確認することで、突発的な決断なのか、計画的な家出なのか、犯罪に巻き込まれた可能性があるのかなど原因を調べることから始まります。
特に、身分証明書、現金や貴重品、通信機器、金融関連のアイテム、移動に使用した方法などは確認して、必要なら警察に通報すべき情報として提供します。
警察への届け出
家出者の情報は、早めに警察に通知するのが一般的です。しかし、すぐに助けが来るわけではないので注意が必要です。
警察は直ちに行動を起こすことは難しく、十分な証拠がない限り待機的な対応となることも。
そのため、捜索願は適切な警察署に出す必要があり、情報収集の手助けや、緊急の場合の即座の対応を期待することができます。
探偵の力を借りる
家出者の捜索では、「3日間がキーポイント」と言われており、早く行動すれば発見の確率が上がります。
経過時間が増えると、捜索が難しくなるリスクも。情報が手に入らない、進展がない場合は、探偵の力を借りて捜索をスピードアップするのも一考です。
免許証更新時期、人探しの大きなヒント
運転免許証は定期的に更新が必須です。
多くの地域では、警察署や免許センターでの更新が必要で、特に誕生日前後1ヵ月の間はその場所を訪れることとなります。
この特定の時期は、本人を見つける可能性が高まるチャンスと言えます。
ただ、特例で異なる場所での更新が認められる場合や、1~2ヵ月の張り込みが必要なため、必ずしも最も効果的な方法とは限らない点には注意が必要です。
それでも、更新時期が近づいている場合など、特定の条件が整っていれば、この方法は役立つことが期待されます。
クレジットカード使用履歴の確認
クレジットカードの使用履歴を、本人以外がチェックするのは困難ではないものの、確認する際の条件や注意点を理解することが必須です。
情報開示を満たす条件
- 契約者本人の法定代理人
- 任意代理人
- 相続人
これらの条件を満たす場合や、特定の状況下では、警察や弁護士を通じての情報開示要求も考慮されます。
家出人探し調査の相談事例
ご依頼者様: | 50代/男性 会社員 |
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ご依頼内容: | 家出人探し調査 |
ご依頼理由: |
私たちは結婚25年目を迎える夫婦です。3年前に独立した一人息子の後、私たちだけの生活となりました。妻が更年期の影響で気が短くなり、私の頑固な性格とぶつかることが増えました。 細かなことから口論になり、私がつい怒鳴ってしまった一件から、妻が家を出てしまいました。 妻の所持品はお財布だけで、車で出て行ったようです。 妻の親はもういなく、実家には疎遠になった兄家族が住んでいるだけ。妻の友人にも連絡してみましたが、彼女の居場所の手がかりはありません。 |
調査レポート: |
妻が持ち出した荷物が少ないことから、宿泊施設や知人宅に一時的に滞在している可能性を考えました。 手掛かりとなる情報を基に、近隣のホテルや宿泊施設、親戚や知人の住むエリアで妻の車を探しました。また、目撃情報を集めながら、彼女の居場所を突き止めるための調査を進めています。 |
ご依頼者様: | 40代/女性 |
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ご依頼内容: | 家出人探し調査 |
ご依頼理由: |
夫が家を出てからすでに1ヵ月が過ぎました。警察へは報告しましたが、夫が自分の意志で出て行ったと判断され、積極的な捜索はされていません。 私たちの結婚は5年目で、夫との2人暮らしでした。しかし、私が浮気をし、それが夫に知られてしまい、大きな口論となりました。 喧嘩の次の日、夫は会社に向かったものの帰宅しませんでした。彼の会社や友人たちに尋ねても、彼の居場所についての情報は得られません。 夫は実家に戻ったのかもしれませんが、連絡を試みても着信拒否され、話し合いもできない状況で困っています。 |
調査レポート: |
今回の家出は、原因がご依頼者にありますが、今後のことも含め話し合いする必要があります。 ただし、実家に行っても居留守をつかわれるかもしれないし、本当に実家には住んでいないことも考えられます。 ご主人が仕事に通っているため、退勤後の動きを注視し、尾行調査を通じて彼の居場所を明らかにすることが先決です。 |
家出人探し調査のご案内
当事務所の家出人探し調査の基本料金は、1時間あたり8,300円からとなっています。
調査の費用は以下の点を基に計算されます。
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過去のデータを見ると、多くのクライアントは20~50時間の調査プランを選択されています。
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