【自分でできる浮気調査と探偵の浮気調査の違い】についてお伝えいたします。
配偶者の不倫やパートナーの浮気を疑ったときに「自分で浮気(不倫)の証拠を掴んでやる!」「自分で調査できるのでは?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、手法によっては探偵に任せないと違法になってしまうものもあったりします。
この記事では、自分でできる浮気調査と探偵の浮気調査の違いを詳しく解説していきます。配偶者の不倫やパートナーの浮気でお悩みの方は、ご参考になさってください。執筆者:篠原2024年3月20日
探偵調査歴10年。探偵調査歴15年以上の経験者の指導を受け下積み3年。問題解決してきた、数々の実績・経験を元に徹底的にわかりやすく執筆。
目次
浮気調査自分でできる方法
SNS(LINEなど)でのやりとりを確かめる
LINEやSNSのダイレクトメッセージ(DM)をチェックして、浮気相手とのコミュニケーションがないか調べましょう。
LINEやSNSのDMは、浮気相手とのやりとり手段としてよく利用され、浮気相手とのメッセージが残っているかもしれません。
浮気相手を見つけ、浮気の証拠として「LINE」のやりとりが提出されることもあります。
マッチングアプリの使用を確かめる
次に、対象者がマッチングアプリを使用していないか確認しましょう。
ただし、マッチングアプリの利用があるからといって、必ずしも浮気しているわけではありません。
しかし、友達探しを目的とするアプリもあるなか、対象者が浮気相手を見つける手段として利用している可能性も考慮すべきです。
国内大手のアプリ/サイトとしては、ペアーズ・with(ウィズ)・タップル・Omiai・イヴイヴ・カップリンク・アンジュ(アオッカ)・Tinder(ティンダー)・Dine(デーティングアプリ)などがあります。
ホテルやレストランの予約やプレゼントの購入履歴を確かめる
スマートフォンやパソコンでホテルやレストランを予約したり、浮気相手へのプレゼントを購入した履歴がないか確認しましょう。
デートに使うためのホテルやレストランの予約や、浮気相手への贈り物の購入は、スマホやパソコンの履歴から確認できるかもしれません。
高価な贈り物や性行為用具の購入がある場合、浮気の疑いが高まります。
ただし、仕事での予約もあるため、普段利用しないような場所や高級な場所を注意深く確認することが重要です。
カード利用履歴の確認
対象者のクレジットカードの利用履歴を調べ、デートに使うような「ホテル」や「レストラン」の利用や浮気相手への「」贈り物の購入がないかを確認しましょう。
高額なプレゼントや特定の場所の頻繁な利用があれば、浮気の可能性が高まります。
カードを使用していない場合は、財布内の「領収書」や「レシート」を確認することで購入履歴を知ることができます。
車の利用履歴と車内の観察
対象者が車をよく使う場合は、カーナビの履歴やETCカードの利用履歴からデートに使う可能性のある場所を確認しましょう。
また、車内の様子にも注目します。普段使わない場所での利用履歴や、車内に異変がないかを確認することで、浮気の証拠を見つける手がかりとなります。
車にドライブレコーダーが取り付けられている場合は、そちらもチェックしてみると良いでしょう。
過去には、車内のタバコの吸い殻やシートの位置から浮気が発覚した事例もあります。
交通系ICの利用履歴の確認
対象者の交通系IC(SuicaやPASMOなど)の利用履歴を確認し、「普段使わない駅」の利用が多い場合など、怪しい行動がないかを見てみましょう。
これだけでは浮気の確証にはなりませんが、他の証拠と組み合わせて考えることで浮気の可能性を見極める手がかりとなります。
尾行と行動の監視
対象者を尾行し、行動を観察することで浮気の可能性を探ることができます。
ただし、尾行はバレる危険性があり、かつ負担が大きい行為です。
検討する場合は、浮気の可能性が高く、かつ特定の日時に絞って行なうべきです。
※万が一、尾行がバレてしまった場合、警戒心が高まり、浮気の証拠収集は難しくなります。また、証拠を隠滅されるリスクも考慮しましょう!
カバンや衣服を調べる
衣服やカバンを調べることで、浮気の証拠が見つかる可能性があります。
対象者のカバンに浮気相手からの手紙やギフトがある場合、浮気の兆候が高まります。また、香水の匂いは最近の行動や第三者との接触を示す手がかりになります。
その他にも、衣服に異性の髪の毛や化粧品、知らない香水の匂いが付着していた場合、浮気の可能性が示唆されます。
衣服の内ポケットや裏地、襟元など、普段目につきにくい部分もチェックしてください。
給与明細を調べる
自分で浮気調査を行なう際には、「給与明細」をチェックすることも有効な方法です。
給与明細に浮気の兆候が現れている場合は、浮気の可能性を疑ってみる必要があります。
具体的には、以下の点に注意するとよいでしょう。
- 普段よりも多くの出費がある場合
- 何らかの理由で給与が減っている場合
- 給与明細に「現金支給」や「その他の支給」が増えている場合
給与明細を詳しく調べることで、浮気の可能性を探る手がかりを得ることができます。
ただし、給与明細だけで浮気を判断することはできません。他の浮気の兆候も合わせて確認することが大切です。
自分で浮気調査を行なう際には、慎重に検討し、関係に亀裂が入れる可能性もあると理解したうえで行ないましょう。
友達から確認する
対象者が浮気相手と密会する際、「友達と遊びに出かける」という嘘をつくことはよくあるケースです。
浮気調査の手段として、その友達から話を聞き出す方法も有効ですが、いくつかの注意点と成功の秘訣があります。
聞き取り調査の注意点
「口裏合わせの可能性」
パートナーと友達がグルになり、事前に口裏を合わせている可能性があります。矛盾がないか、詳細な情報まで一致していないか、慎重に見極める必要があります。
「信頼関係の構築」
友達が協力してくれるとは限りません。普段から良好な関係を築いておくことが重要です。
「証拠の確実性」
聞き取り調査のみで断定するのは困難です。他の証拠と合わせて総合的に判断する必要があります。
聞き取り調査を成功させるポイント
「自然な質問」
不自然な質問は警戒心を招き、嘘をつかれやすくなります。普段の会話に溶け込むように自然な質問を心がけましょう。
「具体的な情報収集」
日時、場所、メンバーなど、具体的な情報を聞き出すことが重要です。
「複数人の証言」
複数の友達から話を聞くことで、矛盾点を見つけやすくなります。
「証拠の保存」
聞き取り内容は録音しておくと、証拠として役立ちます。
普段からの準備が重要
「交友関係の把握」
対象者の友達の名前や連絡先を把握しておくと、聞き取り調査がしやすくなります。
「コミュニケーション」
対象者の友達と普段から交流しておくことで、協力してくれる可能性が高くなります。
注意点
聞き取り調査はあくまでも手段の一つです。他の証拠と合わせて総合的に判断する必要があります。
浮気調査方法は慎重に検討し、違法行為は絶対に避けましょう。
精神的な負担が大きくなる可能性もあります。心身の健康に十分注意してください。
ICレコーダーの設置で会話を確認
家や車にICレコーダーを設置し、会話を録音することで、浮気相手との電話や会話を確認できます。
ただし、相手の同意なくICレコーダーを設置することは違法となります。
特に別居している場合はプライバシーの侵害になる可能性が高いので慎重に行動する必要があります。
※ICレコーダーは、不倫を認めている音声は「不貞行為」を証明できる証拠になります。また、性行為やその類似行為を行なっているときの録音であれば、強力な証拠として扱われます。
GPSを使って対象者の位置情報を確認
GPSを使用して対象者の位置情報を把握することで、ラブホテルや浮気相手の自宅などへの移動があるか確認できます。
ただし、相手の同意なくGPSを使用することはプライバシーの侵害となり、法的な問題が生じる可能性があります。注意が必要です。
配偶者やパートナーの尾行はGPSを使用すれば比較的簡単に調べることができます。ただし、GPSによる位置情報でラブホテルにいることがわかっても、浮気や不倫の決定的な証拠にはなり得ません。
GPSで特定したラブホテルに赴き、ラブホテルへ出入りする姿の写真や動画を撮影する必要があります。
※令和3年8月26日に改正されたストーカー規制法において、ストーカー行為のなかに「位置情報無承諾取得等」の文言が追加されました。
これは「相手への恋愛感情や怨恨の感情を充足する」目的で、相手の所有物に無断でGPSを仕掛けることを違法とするもので、夫婦間にも適用されます。
浮気調査に役立つグッズとは?
- ドライブレコーダー
- ボイスレコーダー
- 小型カメラ
- 盗聴器・盗撮器
- 暗視カメラ
- 望遠カメラ
- 精液検出液
- 変装グッズ
※変装グッズは、配偶者やパートナーを尾行する際に使用します。顔見知りの相手の尾行は気づかれる可能性が高くなりますので、自分で尾行を行なう際は細心の注意が必要です。
自分でできる浮気調査の注意点は?
浮気調査がバレる
調べていることが配偶者やパートナーに気づかれてしまうと、警戒心が高くなり事後の調査や情報収集が難しくなります。
証拠収集の方法に違法行為があった
証拠をとりたいがために、行き過ぎた行動をとってしまうと以下の罪に問われることがあります。
- プライバシー侵害罪
- 電磁的記録不正取得罪
- ストーカー規制法違反
自分で撮影した証拠が裁判の資料として不十分だった事例もあります。
※違法行為によって収集された証拠や情報は、裁判で認められません。
精神的ダメージ
また、配偶者やパートナーが浮気(不倫)をしていなかった場合、信用問題に発展します。場合によっては、配偶者やパートナーから離婚を切り出される可能性も覚悟しなければなりません。信じていた配偶者やパートナーの浮気(不倫)の証拠を掴むために、見て見ぬふりをして調査をするのは精神的にもキツイと思います。
探偵の浮気調査でどこまで調べられる?
探偵の浮気調査は、浮気(不倫)の事実確認や証拠収集だけではありません。また、浮気調査の着地点はご依頼者によってさまざまです。
ファミリー調査事務所の浮気調査では、ご依頼者の目的・希望の解決の形に応じた調査に対応しています。
別の問題が生じる前に‟疑惑”の時点で早急に対応することをおすすめしています。まずは、現在に至るまでの経緯や状況を詳しくお聞かせください。
浮気調査を探偵に依頼したら
浮気調査では、対象者が「いつ」「どこ」で「だれ」と「なに」をしたのか、調査期間中の全ての行動を把握することが可能となります。
自宅やカーセックス、プライベートな空間(会社、習い事、パーソナルジム)など、特殊な状況での浮気調査にも対応しています。
また、浮気の事実確認のみならず、言い逃れできない証拠の収集、浮気相手に関する情報収集もお任せください!
尾行
対象者を尾行し、浮気の証拠となる行動や場所を記録します。
張り込み
対象者が浮気相手と会うと思われる場所を張り込み、浮気の証拠となる写真や動画を撮影します。
聞き込み
対象者の周辺人物に聞き込みを行い、浮気に関する情報収集を行ないます。
上記の他にも、潜入調査、オンライン調査、情報収集調査など、あらゆる手法を組み合わせて、より確実な証拠を収集します。
探偵調査で取得できる証拠や情報
探偵に調査を依頼することで、あらゆる浮気の証拠や情報が収集できます。
また、ご依頼者のなかには相手の「身辺調査」「勤務先調査」「実家調査」などを、浮気調査と並行して行なう方もいます。
浮気相手について知りたい情報がありましたら、事前にお申し付けください。
以下は、調査の過程で取得できる証拠や情報の一部です。
- 移動手段
- デート中の様子
- ホテルや自宅の出入り
- ホテルや自宅の滞在先
- ホテルや自宅の滞在時間
- 浮気相手の基本情報
- 浮気相手の勤務先
- 浮気相手のおよその年収
- 浮気相手の配偶者・恋人の有無 etc…
浮気調査を依頼する前に
近年、探偵事務所が不当な料金を請求したり、調査後に高額な追加料金(調査経費や追加調査料金など)を請求するトラブルが増えています。
特に、調査経費が過剰に請求されることに要注意です。請求書を確認すると、調査経費が基本料金を上回っている不正な探偵事務所も存在します。
また、調査内容が不十分だったり、調査結果に納得できないトラブルもよくあります。
正式に依頼する前に、少しでも不安を感じた場合は再考することをお勧めします。
- 調査を勝手に打ち切られた
- 写真を一枚ももらえなかった
- 写真に対象者が写っていなかった
- お願いした日に調査をしてもらえなかった
- 報告書を要求したら追加料金を請求された
- 写真が不鮮明で誰が写っているのかわからない
浮気調査の費用
ファミリー調査事務所の浮気調査 or 不倫調査は、1時間1名 7,000円(税込)から調査依頼が可能となります。
依頼料金の取り決めは、事前の情報量・信憑性、調査期間(日数、時間数)、調査員の人数、取得する情報や証拠の種類に応じて算出されます。
即日(当日)浮気調査は、1日6時間 132,000円(税込)です。
浮気調査の料金相場
浮気調査の相場は、おおよそ100,000~800,000円(税込)です。
過去の事例から、単純な調査や事前情報が多い場合は100,000~500,000円、反対に複雑な調査や事前情報が少ない場合は500,000~1,000,000円前後の調査費用だとお考えください。
ただし、ご相談内容は過去の事例とまったく同じものはありません。正確な費用については、見積もりをお問い合わせください。
また、ご予算をお知らせいただければ、見積もりから不要な調査や車両・機材費などを省いて、予算に合わせて調整することも可能です。
浮気調査の調査事例
探偵に浮気調査を依頼するといくらかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
当事務所の浮気調査は、基本料金1名(1時間)7,000円なので、調査員の人数と調査時間(日数・時間数)によって料金が変動します。
浮気調査1名(12時間)の料金 | 基本料金:7,000円×12時間 合計金額:84,000円(諸経費込み) |
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浮気調査2名(30時間)の料金 | 基本料金:14,000円×30時間 合計金額:420,000円(諸経費込み) |
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浮気の慰謝料の相場は?
既婚者の場合
浮気や不倫の問題に直面すると、慰謝料の適正な金額を判断するのは難しいですよね。
浮気の慰謝料の相場は、肉体関係の有無、別居、離婚、妊娠中か否か、幼い子どもの有無、浮気の回数や期間などが考慮されます。
一般的に、浮気の慰謝料の相場は10万円から300万円ほどです。
肉体関係がない場合は、0円から50万円ほどが一般的であり、肉体関係がある場合(不倫・不貞)は、30万円から300万円ほどになります。
さらに詳しく見ると、別居しない場合は30万円から100万円程度、別居する場合は50万円から200万円程度、離婚する場合は150万円から300万円程度が相場とされています。
過去には、浮気相手の子どもを妊娠したり、浮気相手との関係性によって慰謝料が増額するケースもありました。
婚約者の場合
婚約破棄が浮気によって引き起こされた場合、慰謝料の相場は50万円から300万円程度ですが、状況によって大きく変動します。
影響を与える主な要素は以下の通りです。
婚約期間
長いほど、将来への期待が大きくなり、精神的なダメージも大きくなるため、高額になる傾向があります。
浮気の程度
肉体関係の有無、期間、頻度、相手との関係性などが影響します。
社会的地位
社会的地位が高いほど、失うものが大きくなり、高額になる可能性があります。
年齢
年齢が高くなるほど、結婚への期待が大きくなり、精神的なダメージも大きくなるため、高額になる傾向があります。
婚約破棄の経緯
相手から一方的に婚約破棄をされた場合や、婚約破棄に正当な理由がない場合は、高額になる可能性があります。
精神的な苦痛
浮気によって受けた精神的な苦痛の程度が大きいほど、高額になる可能性があります。
収入
加害者の収入が高いほど、支払能力が高いため、高額になる可能性があります。
これらの要素に加え、個々の状況によって判断が異なるため、一概に相場を断言することはできません。
より具体的な金額を知りたい場合は、男女問題に強い弁護士を無償で紹介いたします。
浮気(不倫)相手に復讐したい方へ
浮気(不倫)相手に“復讐したい” “浮気の罪を償わせたい”と、お考えの方も多いかと思います。
ですが、行き過ぎた復讐には注意が必要です。方法を間違えてしまうと、浮気相手から逆恨みされたり、法に抵触する危険性があります。
社会的制裁として法的に認められているのは“慰謝料の請求”だけです。浮気相手の家族や会社に報告することで、浮気相手に対し復讐する事例もあります。
しかし、場合によっては名誉棄損として法に抵触する可能性があり、慰謝料の減額など自分の不利益として返ってくる可能性があります。
配偶者に裏切られ、浮気相手に代償を払わせたい、復讐したいと思う気持ちは理解できますが、ダメージを与える最適な復讐方法は「慰謝料の請求」です。
また、浮気(不倫)を理由に慰謝料を請求できるのは、原則、婚姻関係にある場合のみです。
※慰謝料請求ができないというのは、相手が支払いを拒否したときに裁判で争ったとしても請求が認められないという意味合いで、仮にも浮気をした相手が反省して自ら慰謝料を払うと申し出た場合は、請求することができます。
浮気調査でお悩みの方はこちら
浮気調査を行なうことで、知りたくなかった事実や受入れがたい真実が発覚する場合もあります。また、望んでいた結果ではなかった人もいます。
浮気調査をすることで、真実を知ることで前に進むことができます。少しでも悩んでいるならご相談ください。
また、浮気調査のご不明な点がございましたら、担当者にお尋ねください。ご納得いただけるまで、ご説明いたしますのでご安心ください。
調査を依頼する際に大切なことは、ご自身が納得したうえで依頼をすることです。また、他社などで断られた案件につきましても対応いたします。
浮気調査に関するご相談は、お問合せフォーム・電話・メール・LINEにて24時間(土日・祝日問わず)お受けしていますので、お気軽にご相談ください。
お急ぎの方は、フリーダイヤルをご利用ください。浮気調査の担当者がご対応いたします。