飼い犬は最近、庭だけではなく室内で飼う家が多くなっています。
そのため、飼い犬が動物虐待をされているかどうかはわかりにくくなりました。
盲導犬として教育を施したり、芸を仕込むといったメリットを悪用して犬を工作に利用する者もいます。
今回は動物虐待を見逃さないための周知活動になります。
目次
動物虐待の被害報告はどこへすればいい?
動物虐待は犯罪です。
しかし、人目を気にせず動物虐待をする人もいれば、保健所などに嘘をついて野良の動物を引き取り、虐待する人もなかにはいます。
虐待の動画をわざとネット上に公開し、人目をひこうとする者すらいます。もし、動物虐待を発見した場合、警察に通報しましょう。
動物虐待でわからないことがある場合は、以下のリンクより相談できる都道府県別の各関係機関へご連絡いただければ適切に対応していただけます。
また法改正により、獣医は虐待を受けたり殺害された動物の発見をした場合、速やかな関係機関への通報が義務付けられるようになりました(改正以前は通報が任意)。
(事例紹介)動物虐待を疑ったきっかけ
飼い犬が何かにおびえている様子ですが、わたしが構おうとすると逃げだり噛みつこうとします。虐待をしているわけでもないのに、おかしいと思います。
このような場合、ご相談者の知らないところで動物が虐待されている可能性があります。
あなたの身の回りで変わったことはありませんでしたか?
そうですね。以前からわたしが散歩していると耳鳴りのような感覚に襲われます。それが関係してるんですか?
おそらく、猫除けなどに使う超音波技術を応用した特殊な装置によって、遠隔から嫌がらせを受けている可能性が考えられます。
散歩中の耳鳴りはそういった超音波をご相談者が受けた際に感じたものかもしれません。
そういうことなんですね。許せないです。誰の仕業なのか調べてほしいです。
散歩道で感じた超音波がヒントになると思われますが、気になるようであれば調査してみますか?
お願いします。料金はどれくらいかかるのでしょうか?
今回の場合ですと、超音波の発生源はある程度目星がついているため、超音波測定がメインになるでしょう。
測定調査の場合、1日132,000円となります。交通費などの経費込みです。
わかりました。よろしくお願いします。
動物虐待の相談事例とアドバイス
ご依頼者: | 40代/女性 主婦 |
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ご依頼内容: | 動物虐待調査 |
ご依頼理由: | おとなしいはずの飼い犬がこの頃一定の間隔で吠えるようになり、異常を感じたため。 |
専門家のアドバイス |
あなたの飼っている犬が、普段はとても大人しいのに、意味もなく「何かに反応するように」吠えることが多くなったら、注視して観察してください。 世のなかには不可解な事象があり、解明されていないこともあれば段々と判明してきていることがあります。 そのひとつに、「犬の鳴き声を利用した嫌がらせ」があります。他にも、超音波で音が鳴るしつけグッズで虐待、高周波によって犬にストレスを与えるなどさまざまです。 効果については「全ての犬」に共通するわけではなく、効果がない犬もいます。不自然に感じたら「故意に行なわれている嫌がらせ」を疑ってみてもよいかもしれません。 |
ペットハラスメントとの類似性や対策について
主に犬は訓練しやすく嫌がらせにも利用されやすいものです。
指の動きを合図にして犬に覚えさせることで意図的な便・排尿をさせたり、徘徊させる芸を仕込んだりも可能です。
このような訓練をすることで、周囲に気づかれないようターゲットに被害者に嫌がらせを定期的に行なうことができるのです。
しかし、他人に気づかれない嫌がらせは加害に参加させられている犬の立場からすると迷惑行為に変わりはありません。ペットハラスメントになります。
飼い犬を使う嫌がらせへの対策は?
動物を利用した嫌がらせは一見わかりにくいものです。しかし飼い犬や飼い猫など自宅でいつも傍にいる子たちの変化は鋭く感じるものです。
飼い犬が不自然に吠えるようなことがあるときは、注意深く観察してください。
自宅前に監視カメラを設置することも必要でしょう。不審者があなたの自宅付近にいるかもしれません。
もちろん被害を受けた側は損害賠償も請求できる可能性があります。
令和2年6月1日から改正「動物の愛護及び管理に関する法律」が施行されたので、動物を利用した嫌がらせは、今後は減少傾向へなっていくでしょう。
誰がどのようにしてペットを嫌がらせに利用しているかは、正確な情報がなければ真相はわからないものです。
ましてや、自分のペットが利用されているとはなかなか気づきにくいと思われます。
加害に利用されている動物の立場からはかなりのデメリットを感じているはずです。異常事態からわが子が早く解放されるように取り計らってあげましょう。
探偵ができる調査とは?
「いつ」「どこ」で「だれ」が、飼い犬に対して嫌がらせを行なっているのか事実確認を行ない証拠を収集します。
被害の状況に応じては、同じ被害に遭っている他の犬を探すことも。
- 尾行調査
- 潜入調査
- 張り込み調査
- 証拠収集調査
- 聞き込み調査
嫌がらせや虐待の事実が発覚後は、加害者に対する情報収集も行ない、問題が解決するまでサポートいたします。
また、加害者との話し合いまでの立ち会いのトータルサポートや、法的手段をご検討中の方には、「弁護士」の無償紹介を行なっております。
動物虐待の相談・調査依頼方法
動物を利用した嫌がらせは、相談として少なくありません。とくに嫌がらせなのかそれとも自然現象なのかわからないことがあります。
ご自宅の周辺に、動物虐待をしている犯人がいるのかどうか真相を明らかにしますので、まずはご相談ください。
お問い合わせフォーム・電話・メール・ラインにて、24時間365日(土日・祝日問わず)お受けしています。
無料相談で解決する問題もあります。大切な飼い犬を守れるのは、飼い主しかいません。
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