パワハラやセクハラは職場での人間関係を悪化させ、精神的ストレスを増大するだけでなく、キャリアにも大きな影響を与えます。
しかし、証拠がなければ問題を解決するのは難しい。
この記事では、専門家が行う潜入調査の手法とその注意点について詳しく解説します。
執筆者:波多野 里奈2023年10月17日
教育学をはじめ臨床心理学、行動心理学を学び、人が抱える悩みや問題に寄り添いサポートすることを得意とする。結婚や離婚に関する問題、素行調査に関する相談解決実績多数。英語の語学力を生かし海外探偵調査の相談窓口を担当。
目次
1- 潜入調査について
潜入調査の目的とゴール
潜入調査の目的は、第三者によるパワハラやセクハラの証拠収集です。
証拠を掴めばさまざまな使い方ができます
調査のゴールはご依頼者様によりさまざまです。
- 「和解したい」
- 「とことん話し合いをしてはっきりさせたい」
- 「訴えたい」
より確実な証拠を収集するには「本人以外の別人の用意」、「被害に遭った際に即座に証拠を取れる対応」、「法的処置が可能な証拠」が必要になります。
当事務所ではご依頼者の依頼内容からご希望に合わせた調査プランをご提案しております。
潜入調査方法
潜入調査は信頼関係の構築が鍵となるため、難易度によっては期間が長めに設定されますが、その分、成功率も高いです。
人は時間をかけて信頼を築くものですから、信頼が得られれば調査はよりスムーズに進みます。
契約締結の際には、まず面談を行い、その後で潜入調査の具体的な手配を始めます。
過去のデータでは、一般応募で潜入するケースが10%、コネ入社で潜入するケースが90%です。
そのため、依頼は主に経営者や経営陣から受けることが多いですが、一般応募からの潜入も対応可能です。
潜入調査には、書類作成費、交通費、人件費が必要です。このため、着手金として以下の費用が必要になります。入社準備として、「書類準備代・往復交通費・人件費」が着手金として発生します。
着手金: | ¥100,000円~ |
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潜入調査プラン
一般的に、調査は10日から30日間が標準で、短期的な潜入が現実的な依頼となります。
料金は、証拠の取得が容易か、問題の頻度、調査日数、および調査後の予定に応じて設定されます。 詳細な料金については、当事務所までお問い合わせください。
※予測できない追加経費は、調査後に実費として請求されます。
難易度に合わせたプラン
Aプラン イージー(Easy) 標準的には10日程度の調査が多いです。 |
料金:1時間 15,000円 |
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Bプラン ノーマル(Normal) 通常は30日間が一般的な期間です。 |
料金:1時間 20,000円 |
Cプラン ハード(Hard) 長期間かつリスクが高い調査です。 |
料金:1時間 25,000円 |
2- パワハラ・セクハラの事例
上司からの恫喝と侮辱
例えば、上司が部下を公然と恫喝し、侮辱する場面が続く。上司は常に厳しい口調で指示を出し、部下を脅迫し、彼らの仕事や評価に対するプレッシャーをかける。
このような状況では、部下は自信を喪失し、ストレスや不安に苦しむことがあります。
不適切な身体的接触
例えば、同僚や上司が他の人の個人的なスペースに侵入し、無理な肩たたきや抱擁をするなどの行為が挙げられます。
職場での不適切な身体的接触がセクハラの一例です。
被害者はこれらの行為によって不快感や恐怖を感じ、職場での安全な環境を失ってしまいます。
性的な嫌がらせ
例えば、性的な冗談や下品な言葉の使用、露骨なセクシャル・アドバンス、性的なスラングの使用などが含まれます。
これらの行為は被害者を居場所から追いやり、彼らの自尊心や尊厳を傷つけます。
ナイトワークでの嫌がらせ
ナイトワークトラブルによくあるのが、「給料がもらえなかった」「店長のセクハラが辛い」「キャスト同士の派閥で金銭的損害を受ける」などの相談事例が多くございます。
誰にも言えない職業だからこと足上げを取ってくるナイトワークは一般企業よりはるかに多いです。
また、風俗の場合「違法風俗店」のパターンもございますので洗い出して法的処置に持っていくことも可能です。
3- 相談窓口
企業潜入調査はファミリー調査事務所へお任せください
経験豊富な男性調査員から話しやすい女性調査員まで、さまざまな潜入調査員が在籍しております。
潜入調査のご依頼は当事務所へお気軽にご相談ください。
※女性調査員をご希望の場合は、事前にお申し付けください
潜入調査の終了とフォローアップ
退社や調査終了後も、情報の漏洩がないように厳重に管理します。
一定期間が経過した後、クライアントとの再度のフォローアップを行い、調査後の状況やその後の経緯について確認します。
これらのプロセスを通じて、潜入調査は終了となります。
しかし、終了後も調査の影響や結果によっては、さまざまなフォローアップ活動が継続されることがあります。