冤罪とは、無実の人が犯罪者として誤認されたり、刑罰を受けたりすることです。
冤罪は逮捕された人やその家族に大きな影響を及ぼします。
過去には冤罪で逮捕され、一家離散になったケースや無実を証明するためにその家族が人生のほとんどを費やしたケースもあります。
この記事では、冤罪の概要、冤罪の疑いをかけられやすい罪、家族が冤罪疑いをかけられた場合の対応など解説します。
目次
冤罪とは
冤罪とは罪を犯していない人が誤って犯人として扱われることを指します。
警察による取り調べや裁判の過程を経過しても、本人の意思や事実に反して有罪とされてしまうこともあります。
しかし、証拠不足や目撃証言の誤りにより、いまだに多くの冤罪が発生しており、特に痴漢事件では多くの冤罪被害者を生んでいます。
2019年に東京都の私鉄内で女性の胸を触ったとして逮捕された40代の男性は「犯人を取り違えた可能性があるとして」東京地裁は無罪判決を言い渡しました。
この件で、迷惑防止条例違反に問われた男性は無実を証明するために2年間を要しています。
このように、冤罪は一度疑いをかけられると、自力での潔白の証明が非常に困難で、多くの労力を必要とします。
また、たとえ冤罪だとしても、厳しい社会的制裁を受けることになり、逮捕されれば懲戒解雇の可能性もあります。
冤罪の疑いをかけられやすい罪

冤罪には起こりやすい罪があります。
ここでは、その犯罪や冤罪がおこりやすい理由を解説していきます。
痴漢
混雑した電車内での接触が、痴漢と誤って判断される事例が後を絶ちません。
満員電車での揺れや偶発的な接触が、被害者の主観的な判断により痴漢として通報されることがあります。
先にのべたように、痴漢冤罪に問われ無実を晴らすのに長期間かかったという事例もあります。
以前は痴漢された側の証言のみで罪に問われることがありました。
しかし、近年都市圏を中心に防犯カメラが設置されている電車の車両が増えてきたこともあり、冤罪を証明することができるようにになってきましたが、依然として痴漢冤罪はなくなりません。
万引き
万引きも冤罪が起こりやすい罪です。
この罪は、目撃証言や監視カメラの映像が証拠となることが多く、冤罪が起こりやすい犯罪とされています。
例えば、店員の誤認識や監視カメラの映像が不鮮明である場合、無実の人物が冤罪の被害を受ける可能性があります。
一度の万引きで長期間勾留されることはあまりないですが、逮捕されると管轄の警察署で取り調べを受け、場合によっては会社に出勤できない可能性もあります。
出勤できないことから拘束されたことがわかり、会社での評判を落としたり、場合によっては懲戒免職になりかねません。
ストーカー規制法
ストーカー規制法とは、他人に対して繰り返し嫌がらせ行為を行なう犯罪を規制する法律です。
この罪でも、被害者の主観的な証言が重要な証拠とされることが多いため、冤罪が起こりやすい罪とされています。
相手との認識の違いなど、意図せずストーカー規制法違反を疑われることがあります。
被害者の感情的な言動や一方的な主張により、冤罪で「DV防止法違反」に問われかねません。
ストーカー規制法に問われると、警察から警告、禁止命令が出され、最悪の場合逮捕される可能性があります。
DV(家庭内暴力)
次に紹介するのは、家庭内での口論などをDVとして通報されるケースです。
DVでは被害者の主張と加害者の主張が対立する場合があり、一般的に被害者の証言を採用されることが多い傾向にあります。
被害者の感情的な言動や一方的な主張により、冤罪で「DV防止法違反」に問われます。
殺人
過去には、殺人の冤罪被害が発生しています。
殺人犯を逮捕すると刑事の大きな手柄となるころから、自白の強要が行なわれ、多くの冤罪被害者が生まれました。
この罪の法定刑は刑法第199条で「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。」と規定されています。
殺人罪で逮捕されると、長期間拘束され、注目度の高さから大きく報道されます。
本人に影響を与えるだけでなく、その反響の大きさから家族にも影響が及ぶことが多いです。
無実を証明するためには高度な証拠や新たな第三者の証言が求められます。
家族が冤罪の疑いをかけられた場合の適切な対応

冤罪は本人とその周囲に深刻な影響を与えます。
ここでは、冤罪を疑われ逮捕された場合の適切な対応を解説します。
弁護士に相談する
まず家族が冤罪の疑いをかけられた場合、弁護士に相談しましょう。
弁護士はこれまでの経験と法的知識から、対応策を提案してくれます。
弁護士から相談することで、状況判断を正確にでき、適切な対応が可能になります。
また、勾留されている家族が取るべき警察への対応もアドバイスしてくれます。
逮捕された本人と連絡をこころみる
次に、逮捕されている家族に面会を試みましょう。
家族は逮捕後およそ72時間で面会ができます。
ただし、面会時間や回数には制限があり、面会時、警察官の立ち会いがあります。
面会の際には、取り調べや現在の状況をきき、弁護士からもらったアドバイスを伝えるようにしましょう、
目撃者や証拠を集める
冤罪を証明するためには具体的な証拠が欠かせません。
目撃者の証言や関連資料を集め、弁護士と協力して家族の無実を主張しましょう。
しかし、調査には時間と労力を必要とし、経験のない方に、冤罪を証明する証拠を集めるのは困難です。
もし、難しいと感じたら調査のプロである探偵に依頼しましょう。
探偵に新たな証拠や目撃者を探す調査依頼をする
探偵は調査のプロです。
多角的な視点で調査し、証拠を収集します。
例えば、新しい目撃者を発見するための聞き込みや無実を証明するための証拠収集など無実を証明するための調査活動を行ないます。
調査はご家族のおかれている状況や問われている罪によって異なりますので、探偵には正確な情報を伝えましょう。
証拠収集できれば、探偵は弁護士に証拠を提出します。
その後、弁護士は新たな証拠をもとにご家族の無実を証明するために、弁護活動を行ないます。
探偵が冤罪を証明するための証拠の収集方法
探偵は冤罪だと証明するための証拠や目撃証言を収集します。
冤罪を晴らすには、科学的な証拠や第三者による証言など複数の証拠が求められます。
そのため、調査経験のない素人がこれらの証拠を収集することは至難の業です。
探偵が冤罪を晴らすためには、下記のような調査を実施します。
- 被害者の信用調査
- 被害者や目撃者の備考調査
- 事件現場の聞き込み
- 新しい目撃者の確保
上記の調査をつうじて、探偵はご家族の冤罪を晴らし、無実を証明する証拠を収集します。
新たな証拠が見つかれば、探偵は弁護士に提出します。
冤罪を証明するための相談窓口
冤罪が発生すると、職場を解雇される可能性や長期の身柄拘束など本人のみならずご家族も多大な影響を受けます。
冤罪を晴らすには、取り調べの際の適切な対応や冤罪を晴らす新たな証拠収集などが求められます。
しかし、ご家族としては一刻も早く無実を証明し、冤罪を晴らしたいと思うのは自然のことです。
もし、自身で証拠収集が難しいと感じたら当事務所にご連絡ください。
当事務所の経験豊富な調査員が、ご依頼者の状況にあった調査プランを提案します。
ご家族が冤罪で逮捕され大変な状況だと思いますが、無料相談にて現状をおきかせください。
メールやLINE、フリーダイヤルにてお問い合わせできます。

執筆/監修者:山内 和也2024年11月26日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
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