掲示板サイト「爆サイ」で誹謗中傷の被害にあっている場合には、放置せずにすぐ対策を検討したほうが良いでしょう。
地域密着型の掲示板であるがゆえに、実生活に支障をきたす可能性があります。
この記事では爆サイの投稿を削除する方法や、書き込んだ犯人を特定して責任を追及する方法など、誹謗中傷への対処法についてご紹介します。
執筆者:篠原2023年11月5日
探偵調査歴10年。探偵調査歴15年以上の経験者の指導を受け下積み3年。問題解決してきた、数々の実績・経験を元に徹底的にわかりやすく執筆。
目次
爆サイの誹謗中傷によるリスク
爆サイは地域密着型の掲示板であるため、その地域に住んでいる人が見れば、たとえ本名や通称の記載がなくても、どこの誰のことを書いているのか特定されやすいのが特徴です。
狭いコミュニティーのなかではその影響が大きく、放置すると被害が広がる恐れがあるため、早めの対策が必要です。
集客低下による業績へのダメージ
爆サイには、その地域の店舗やサービスに関する悪評が書かれることが多くあります。
「サービスが悪い」「ぼったくり」「営業がしつこい」などの悪評は、集客に影響し、結果的に売上業績低下を招いてしまいます。
イメージダウンでPR案件が減少
爆サイなどの掲示板で一度悪口が拡散してしまうと、その情報の真偽に関わらず、本人のイメージダウンは避けられません。
イメージが命のインフルエンサーの場合、広告収入に大きなダメージを受ける可能性があります。
日常生活に支障が生じる
爆サイの投稿は、その地域に住んでいる人ならば、個人名の記載がなくても、どこの誰のことを書いているものなのか予測できてしまいます。
爆サイに悪口を書き込まれてしまうと、自分の生活圏では周囲の人の目が気になり、出歩くことさえ恐怖に感じてしまい、精神的なダメージを受けるケースも多いものです。
爆サイの誹謗中傷への対策
投稿の削除依頼
爆サイのサイト内に用意されている「削除依頼フォーム」から削除の依頼ができます。
▼ 爆サイの削除依頼手順
- 各スレッドの下部「削除依頼」のボタンから依頼フォームに進む
- 入力した返信用アドレス宛に届くURLリンクをクリック→ 削除依頼が受領
- フォームに、レス番号・通報区分・返信用アドレス・削除依頼理由を入力し送信
上記の手順で爆サイの削除依頼自体は可能ですが、削除されても、またすぐに同じような誹謗中傷が書き込まれるケースが多く存在します。
さらに、削除された投稿が他サイトやSNSに転載されている場合もあります。
1つの投稿を削除しただけでは、根本解決にはならないことに注意が必要です。
開示請求で投稿した犯人を特定する
何度も繰り返す悪質な場合は、書き込みの犯人を特定し責任追求をするために、掲示板とプロバイダに対して「発信者情報開示請求」を要求する方法もあります。
開示請求の手続きは、裁判が必要なケースがほとんどのため、まずは掲示板トラブルに詳しい探偵や弁護士などの専門家に相談するのが良いでしょう。
注意したいのは、書き込んだ人を特定できる期間です。
投稿者の特定にはIPアドレス情報が必要になりますが、この情報が保管されている期間は3ヶ月が目安であると言われています。
この期間を過ぎてしまうと投稿者の特定は難しくなるため、遅くても書き込み日付から1ヶ月以内に手続きすることをおすすめします。
爆サイの誹謗中傷は警察に相談できるのか
犯罪に相当する誹謗中傷被害は警察も動く
誹謗中傷の書き込みが刑事事件となる犯罪に相当するものであれば、犯罪被害者として警察に相談することができます。
違法性が高く名誉毀損や侮辱罪にあたると判断された場合は、警察も優先して捜査を開始し犯人の逮捕へ向けて動き出します。
民事で解決できる問題に警察は動かない
一方で警察は「民事不介入」が原則であるため、犯罪と言えるレベルではない個人間で解決できる内容の問題や、掲示板への投稿削除を警察に依頼することはできません。
犯罪というレベルかどうか判断する基準は一般人が見極めるのは難しく、実際に警察に相談してみないことにはわからない部分もあります。
事件性が低く、犯罪と言えるレベルではない誹謗中傷被害は、基本的に警察は動いてくれないので注意しましょう。
誹謗中傷の犯人を訴えて損害賠償請求はできるのか
投稿内容によっては、書き込みを行った加害者に損害賠償請求を行なえる可能性があります。
損害賠償請求が認められるか否かは、その書き込みの内容が「名誉毀損」や「侮辱」に該当するかが重要なポイントです。
名誉毀損とは
名誉毀損とは、誹謗中傷によってある人の社会的な評価を低下させることを言います。
①不特定または多数の人に情報わたる公然の場であること
②社会的評価を低下させる可能性があること
③対象が特定される情報を含んでいること
④内容の真偽は問わず、真偽を確かめる対象となり得る具体的内容
侮辱とは
侮辱とは、名誉感情を侵害する行為を言います。
名誉感情とは、人が自身に対してもつ自己肯定感、人格的価値に対する意識や評価のことです。
人格を蔑視する言葉をかけたり、身体的欠陥を指摘して嘲笑することも侮辱に該当します。
バカ、あほ、死ね、ブス、ブサイク など
名誉毀損との大きな違いは、その人の社会的評価を低下させなくても成立するということです。
誹謗中傷は自己解決できない?プロによるオンライン調査
爆サイへの削除依頼を行ったものの、実際のところはなかなか削除に至らなかったり、削除が叶っても、自力では犯人の特定ができないケースが多いのではないでしょうか。
自己解決できない場合は、泣き寝入りせず、プロによるオンライン調査をご検討ください。
当事務所で行う調査項目
- 証拠収集
- 弁護士の無償紹介
- 書き込みの削除依頼
- 書き込みしている犯人の特定
- 慰謝料請求手続きのサポート
- 特定後、その人物に関する情報収集
- 他の掲示板サイトでのカキコミ調査
その他にも、ご依頼内容に合わせて調査やサポートを行ないます。
調査費用はいくらかかるか
オンライン調査は、基本料金55,000円(税込)~承っております。
依頼料の取り決めは、調べるサイト数やキーワード数、調査期間に応じて費用が算出されます。
正式な金額は、見積をお問い合わせください。ご相談・見積作成は無料で行なっております。
調査に関するよくあるご質問
本名ではなく、暗号化された表現を用いている悪質なカキコミについても調べてもらえますか?
暗号化されたキーワード候補を元に、最新のAI解析と手動で調査を行ない調査報告書を提出いたします。
調査にかかった費用を、相手に慰謝料請求できますか?
誹謗中傷や名誉毀損にあたると認められた場合、慰謝料請求に調査料金を含むことができます。
爆サイやネット掲示板での誹謗中傷に関する相談窓口
自分に関するネット掲示板での誹謗中傷は、泣き寝入りせず、きちんと対策をうつことが大切です。
毅然とした態度で、社会的制裁を与えることも選択肢の一つです。
心無いネット掲示板の書き込みに悩まされている方、繰り返す誹謗中傷に終止符を打ちたい方、ぜひ私どもに状況をお聞かせください。
ご相談は24時間、無料で承っております。
まずはお気軽にお問合せください。
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