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結婚相手やビジネスパートナーなどの信頼性を確認したい
興信所(探偵社)は、過去の情報を調べることができる専門機関です。
しかし、過去の情報をどこまで調べることができるのでしょうか?
また、興信所(探偵社)が過去の情報を調べる際に使用する方法や限界は何でしょうか?
この記事では、上記の内容について詳しく解説します。
さらに、身辺調査や素行調査など、興信所(探偵社)が提供する具体的なサービスについても紹介します。
- 興信所が過去の情報を調べる方法や限界について
- 身辺調査や素行調査などが提供する具体的なサービス
- 興信所(探偵社)に依頼する際の費用相場や注意点について
執筆/監修者:山内 和也2023年7月1日
目次
興信所(探偵社)がどのように過去の情報を調べるのか?方法と限界について
興信所(探偵社)が過去の情報を調べる方法は下記にあげられます。
- 関係者への聞き取り調査
- SNSやインターネット上の情報収集
上記の方法を活用することで、過去の情報を確実かつ迅速に調べることができます。
ただし、これらの方法にも限界があります。
たとえば、公的記録は一定期間が経過すると破棄される可能性など。
関係者への聞き取り調査では、関係者が忘れてしまったり、意図的に隠している情報を得ることができない場合があります。
上記の方法を活用することで、過去の情報を確実かつ迅速に調べることが可能。
まとめると、興信所(探偵社)が過去の情報を調べる方法は以下になります。
- 関係者への聞き取り調査
- SNSやインターネット上の情報収集
次からは具体的な方法をご説明いたします。
【主な方法】過去の情報を調べる
繰り返しになりますが、過去の情報を調べる方法は下記にあげられます。
- 関係者への聞き取り調査
- SNSやインターネット上の情報収集
過去の情報は、公的機関が保管したり、さまざまな場所に散らばっています。
そのため、記録や関係者が持っている情報、インターネット上に残された情報などを総合的に調査を実施
調査することで、過去の情報を詳しく知ることができます。
対象者が以前勤めていた会社や学校などの関係者に聞き取り調査を行なうことで、より詳しい情報を得ることが可能
対象者がSNSやブログなどで公開している情報から、過去の居住地に関する手がかりを得ることが可能
以上のように、お伝えした方法を組み合わせることで、より詳しい過去の情報を知ることができます。
しかし、法的制限を考慮する必要がありますので、具体的に解説いたします。
【法的制限】過去の情報を調べる
過去の情報を調べる際には、プライバシー権や個人情報保護法などの法的制限があります。
個人のプライバシー権は、憲法十三条で保障されています。
他人が勝手に個人情報を収集・利用することは禁止。
また、個人情報保護法では、個人情報の取扱いについて厳格な規定が定められております。
適切な手続きを踏まずに個人情報を収集・利用することは禁じられています。
たとえば、対象者の過去の病歴を調べる場合。
本人またはその代理人が医療機関に対して開示請求しない限り、医療機関は病歴を第三者に開示することができません。
また、興信所(探偵社)が個人情報保護法に基づく手続きを踏まずに個人情報データベースから情報を収集することも禁じられています。
以上のように、過去の情報を調べる際には、プライバシー権や個人情報保護法などの法的制限があります。
これらの法的制限を遵守しながら、適切な手続きを踏むことで、過去の情報を調べることが可能。
【技術的限界】過去の情報を調べる
過去の情報を調べる際には、下記の技術的な限界があります。
- 記録が残っていない場合
- 関係者が亡くなっている
過去の情報は、時間の経過とともに失われていくことがあります。
過去の情報を知ることができなくなる例
- 公的記録の破損
- 公的記録を紛失
- 関係者が亡くなる
また、対象者の過去の犯罪歴を調べる場合、確実に知ることはできないこともあります。
- 犯した犯罪が時効を迎える
- 証拠が失われる
他に、以前勤めていた会社や学校などの関係者がすでに亡くなっている。
上記のように記憶が曖昧だったりする場合も、詳しい情報を得ることは困難です。
過去の情報を調べる際以下の場合は技術的に限界があります。
- 記録が残っていない場合
- 関係者が亡くなっている場合
これらの限界を克服することは困難ですが、可能な限り多角的に情報収集することで、過去の情報を知ることも可能。
興信所(探偵社)の調査方法と限界について解説しました。
次からは、役割とサービスについて解説いたします。
興信所(探偵社)とは何か、その役割とサービスについて
個人や企業から依頼を受けて、身辺調査や素行調査などの調査業務を行なう専門機関
興信所(探偵社)は、社会のニーズに応じて、さまざまなサービスを提供しています。
調査業務は、一般人には困難なものであり、興信所(探偵社)がプロフェッショナルな調査能力や高度な技術力を活用して活動。
また、興信所(探偵社)は、社会のニーズに応じて、個人信用調査や企業調査などさまざまなサービスを提供しています。
以上のように、興信所(探偵社)とは、個人や企業から依頼を受けて、身辺調査や素行調査などの調査業務を行なう専門機関です。
提供する主なサービス
興信所(探偵社)が提供する主なサービスは次にあげられます。
下記のサービスは、個人から依頼されることが多くあります。
- 結婚相手やビジネスパートナーについて知りたい場合
- 配偶者が浮気している疑いがある場合
- ビジネスパートナーが不正行為
たとえば、ご依頼者の女性が結婚相手候補の男性について身辺調査を依頼した場合。
興信所(探偵社)はその男性の生活状況や人間関係、借金や前科などを調べることができます。
対象者の男性が以前勤めていた会社や学校などの関係者に聞き取り調査を行なったりすることもできます。
また、SNSやブログなどで公開している情報からも、彼の生活状況や人間関係に関する手がかりを得ることも可能
以上のように、興信所(探偵社)が提供するサービスを利用することで、個人・企業や団体も信頼性の高い情報を得ることができます。
対象とする顧客層
興信所(探偵社)は、個人だけでなく、企業や団体からも依頼を受けることがあります。
- ビジネスパートナーの信用調査
- 従業員の素行調査
たとえば、個人だけでなく、企業や団体からも多くの依頼があります。
具体的には、対象者の以下の内容を確認することができます。
- 借金履歴
- 支払い履歴
また、従業員の日常生活や行動パターンも調べることも可能。
以上のように、興信所(探偵社)が対象とする顧客層は、個人だけでなく、企業や団体も含まれます。
次からは具体的なサービス内容について解説いたします。
身辺・素行調査など興信所(探偵社)が提供する具体的なサービスについて
繰り返しになりますが、興信所(探偵社)が提供する具体的なサービスは、身辺調査や素行調査などがあります。
これらのサービスは、個人からの依頼が多く見受けられます。
素行調査とは何か、その目的と方法
対象者の日常生活や行動パターンを調べること
目的
浮気や不正行為などの不審な行動を確認すること
たとえば、ご依頼者が配偶者の浮気を疑って素行調査を依頼した場合。
興信所(探偵社)は配偶者の日常生活や行動パターンを調べることができます。
具体的な方法は、以下にあげられます。
- 尾行
- 監視カメラの設置
さらに対象者がどこに出かけて、誰と会っているかなどを確認することが可能。
使用しているクレジットカードや携帯電話の履歴からも、彼女の交友関係や金銭問題に関する手がかりを得ることができます。
まとめると素行調査とは、対象者の日常生活や行動パターンを調べることができます。
依頼する際の費用や注意点、おすすめの興信所(探偵社)などについて
興信所(探偵社)に依頼する際の費用は、依頼内容や期間、調査方法などによって異なります。
興信所(探偵社)に依頼する際には、注意点 がいくつかあります。
たとえば、身辺調査や素行調査などの基本的なサービスでも、数万円から数十万円程度かかることも。
また、長期間にわたる尾行や監視カメラの設置などの高度なサービスであれば、数百万円程度かかる場合もあります。
以上のように、興信所(探偵社)に依頼する際の費用は、依頼内容や期間、調査方法などによって異なります。
依頼する際の費用相場
興信所(探偵社)に依頼する際の費用相場は、以下によって異なります。
- 依頼内容
- 期間
- 地域
繰り返しになりますが、身辺調査や素行調査などの基本的なサービスであれば、数万円から数十万円程度です。
しかし、長期間にわたる尾行や監視カメラの設置などの高度なサービスであれば、
数百万円程度かかる場合もあります。
東京都内で身辺調査を依頼した場合、一般的な費用相場は20万円から30万円程度です。
具体的な費用は、興信所(探偵社)に相談することで確認できます。
依頼する際の注意点
興信所(探偵社)に依頼する際は以下の内容に注意いただければと思います。
- 費用の明確化
- 契約内容の確認
- 個人情報の取扱いについて
上記の内容を事前に確認することが重要です。
調査内容や期間、報告方法などを明確にしておくことが必要
基本料金や追加料金、キャンセル料などを確認しておくことが必要
たとえば、ご依頼者の女性が配偶者の浮気を疑って興信所(探偵社)に素行調査を依頼した場合。
契約書には調査内容や期間、報告方法などが明記されていることが望ましいです。
また、費用についても、基本料金や追加料金、キャンセル料などが明確に記載されていることが望ましいです。
さらに、個人情報の取扱いについても、興信所(探偵社)が個人情報保護法に基づく適切な手続きを踏むことが確認されていることが望ましい。
契約内容の確認や費用の明確化、個人情報の取扱いについての確認に注意していただければと思います。
これらの点を事前に確認しておくことで、安心して興信所(探偵社)に依頼することが可能。
おすすめの興信所(探偵社)とその選び方
興信所(探偵社)を選ぶ際には、実績や評判、サービス内容などを比較検討することが重要です。
たとえば、実績が豊富な興信所(探偵社)には類似する特徴があります。
- 多くの顧客から信頼されている
- 高品質なサービスを提供している可能性が高い
評判が良ければ、その興信所(探偵社)は顧客満足度が高く、安心して依頼することができます。
おすすめの興信所(探偵社)は、実績が豊富で評判が良く、サービス内容が充実しているものです。
興信所(探偵社)を選ぶ際には、実績や評判、サービス内容などを比較検討することが重要
興信所(探偵社)に依頼するメリットとデメリット
興信所(探偵社)は、プロフェッショナルな調査能力や高度な技術力を活用して、確実かつ迅速に調査することができます。
これにより、個人だけでなく、企業や団体も信頼性の高い情報を得ることが可能。
たとえば、結婚相手候補の男性について身辺調査を依頼した場合。
対象者男性の生活状況や人間関係、借金や前科などを確実かつ迅速に調べることができます。
依頼するメリット
たとえば、身辺調査や素行調査などは、一般人には困難な調査です。
興信所(探偵社)に依頼することで、確実かつ迅速に調査することができます。
- 確実かつ迅速に調査することができる
- プロフェッショナルな調査能力や高度な技術力、法的知識が豊富
興信所(探偵社)は法的知識も豊富であるため、法律に違反しない範囲内で調査することが可能。
依頼するデメリット
他に、費用が高額であることやプライバシーの侵害があることがあげられます。
デメリットを理解したうえで、興信所(探偵社)に依頼することが重要です。
費用が高額であることやプライバシーの侵害があること
興信所(探偵社)に依頼する前に自分で調査できること
興信所(探偵社)に依頼する前に自分でできることは以下の内容です。
- SNSやインターネット上の情報収集
- 関係者への聞き取り調査
身辺調査や素行調査は、一般人でもある程度自分で行なうことができます。
たとえば、SNSやインターネット上に残された情報を収集することで、対象者の生活状況や人間関係などを知ることができます。
対象者が以前勤めていた会社や学校などを、関係者に聞き取り調査を行なうこともできます。
たとえば、ある女性が結婚相手候補の男性について身辺調査を自分で行なう場合。
対象者男性がSNSやブログなどで公開している情報から、彼の生活状況や人間関係に関する手がかりを得ることができます。
また、その男性が以前勤めていた会社や学校などの関係者に聞き取り調査を行なうこともできます。
自分でできることとしては、SNSやインターネット上の情報収集、関係者への聞き取り調査など
上記の方法を活用することで、ある程度自分でも身辺調査や素行調査を行なうことができます。
自分でできることの限界と注意点
自分で身辺調査や素行調査を行なう際には、以下の制限や限界があります。
- プライバシー権の法的制限
- 個人情報保護法の法的制限
- 調査能力や技術力の限界
たとえば、他人が勝手に個人情報を収集・利用することは禁じられています。
違法な方法で情報収集を行なうことはできません。
また、一般人には、興信所(探偵社)のようなプロフェッショナルな調査能力や高度な技術力はないため、調査の精度やスピードにも限界があります。
自分で身辺調査や素行調査を行なう際には、プライバシー権や個人情報保護法などの法的制限を考慮する必要があります。
また、調査能力や技術力にも限界がある点を理解した上で、自分で調査を行なうことが重要。
依頼する際の流れと手順
依頼する際の流れとしては、まず依頼前の準備と相談があります。
具体的にお伝えすると、依頼内容や期間、費用などを明確にしておくこと
たとえば、身辺調査や素行調査などの依頼内容を明確にしておくと、適切なサービスの提供を受けられる可能性があります。
また、期間や費用についても事前に確認しておくことで、トラブルを防ぐことができます。
ご依頼者の男性が配偶者の浮気を疑って興信所(探偵社)に素行調査を依頼する場合。
事前に依頼内容や期間、費用などを明確にしておくことが望ましいです。
具体的には、下記のように内容を明確にしておくことが望ましいです。
期間 | 1週間以内 |
---|---|
費用 | 30万円以内 |
詳細記事:
ご相談の流れについて
素行調査と身辺調査の事例紹介
代表的な事例を3つご紹介させていただきます。
※依頼者と関係者のお名前は便宜上アルファベットで表記しています【事例1】異性関係や婚姻歴を調べる
恋人の過去で最も気になるのは、異性関係や婚姻歴ではないでしょうか。
興信所(探偵社)では、SNSや聞き込みなどで以下のことを調べることができます。
- 恋人が過去にどんな人と付き合っていた?
- 離婚歴や子どもがいるかどうか?
- 既婚者でないかどうか?
例えば、以下のような事例があります。
※Aさん(男)、Bさん(女)・Cさん(女)、Dさん(男)
AさんはBさんと付き合っていましたが、BさんはAさんに自分がバツイチで子どもがいることを隠していました。
Aさんは結婚を考えていたので、興信所にBさんの過去を調べてもらいました。
興信所(探偵社)はBさんの元妻や子どもと接触し、Bさんの婚姻歴や親権状況などを明らかにしました。
CさんはDさんと付き合っていましたが、DさんはCさんに自分が既婚者であることを隠していました。
CさんはDさんから結婚話を持ち出されたので、興信所にDさんの過去を調べてもらいました。
興信所はDさんの住所や勤務先を突き止め、Dさんの妻や同僚と接触し、Dさんの既婚者であることを証明しました。
【事例2】職歴や学歴を調べる
結婚するとなれば、恋人の職歴や学歴も気になるという人もいます。
興信所(探偵社)では、恋人がどんな学校を卒業したか、どんな会社に勤めているか、転職回数は何回かなどを調べることができます。
例えば、以下のような事例があります。
※Eさん(女)、Fさん(男)・Gさん(女)、Hさん(男)
EさんはFさんと付き合っていましたが、FさんはEさんに自分が有名大学を卒業したと嘘をついていました。
Eさんは結婚を前提に付き合っていたので、興信所にFさんの過去を調べてもらいました。
興信所はFさんの学歴証明書や卒業アルバムなどを入手し、Fさんが別の大学を卒業したことを明らかにしました。
GさんはHさんと付き合っていましたが、HさんはGさんに自分が安定した会社に勤めていると嘘をついていました。
Gさんは結婚を考えていたので、興信所にHさんの過去を調べてもらいました。
興信所はHさんの勤務先や同僚と接触し、Hさんが何度も仕事を辞めたり、クビになったりしていることを明らかにしました。
【事例3】人柄や評判を調べる
恋人が自分に対して優しくても、他人に対しては悪い態度をとったり、評判が悪かったりする場合もあります。
逆に、周りの人から好かれている人もいます。
恋人が自分以外の人からどう思われているかは気になるところです。
興信所(探偵社)では、恋人の交友関係や聞き込みなどを通して、恋人の人柄や評判を調べることができます。
例えば、以下のような事例があります。
※Iさん(女)、Jさん(男)・Kさん(男)、Lさん(女)
IさんはJさんと付き合っていましたが、JさんはIさんに対してだけ優しくしており、他の人に対しては横柄で嫌われていました。
IさんはJさんの本性を知りたくて、興信所(探偵社)にJさんの過去を調べてもらいました。
興信所(探偵社)はJさんの友人や元恋人、近所の人などと接触し、Jさんが自己中心的で浮気性で暴力的な性格であることを明らかにしました。
KさんはLさんと付き合っていましたが、LさんはKさんに対してだけ素直でなくておとなしくしており、他の人に対しては明るくて親切で好かれていました。
KさんはLさんの本音を知りたくて、興信所(探偵社)にLさんの過去を調べてもらいました。
興信所はLさんの家族や同僚、趣味仲間などと接触し、LさんがKさんに対してだけ恥ずかしがっているだけであって、本当は素直で優しい性格であることを明らかにしました。
過去をしらべられる限界と方法のまとめ
興信所(探偵社)は、過去の情報を調べることができる専門機関です。
過去の情報を調べる方法は下記にあげられます。
- 関係者への聞き取り調査
- SNSやインターネット上の情報収集
過去の情報は、時間の経過とともに失われていくことがあります。
過去の情報を知ることができなくなる例
- 公的記録の破損
- 公的記録を紛失
- 関係者が亡くなる
過去の情報を調べる際には、プライバシー権や個人情報保護法などの法的制限があります。
この記事では、興信所(探偵社)がどのように過去の情報を調べるのか、その方法と限界について詳しく解説いたしました。
さらに、身辺調査や素行調査など、興信所が提供する具体的なサービスについても紹介しました。
当記事で解決できないことがあれば、相談料無料ですので、現役で探偵をしている我々へ質問いただいてもかまいません。