仮想通貨の価値が高騰する一方で、仮想通貨詐欺の報告も増えています。
仮想通貨詐欺にはさまざまな手法がありますが、なかでもフィッシング詐欺はメールやSNSのDMで簡単に偽装URLを送れるとあって、詐欺被害が増えています。
本記事では、仮想通貨のフィッシング詐欺の概要、事例、対策について詳しく解説します。
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目次
仮想通貨詐欺とは?
仮想通貨詐欺とは仮想通貨を利用した不正行為や投資関連の詐欺行為を指します。
近年、仮想通貨の価値が高騰するなかで仮想通貨を騙し取る詐欺事件が増えています。
仮想通貨詐欺にはこの記事で紹介するフィッシング詐欺などさまざまな手口があります。
仮想通貨というイメージからか、詐欺はデジタルな手口で行われるようなイメージがありますが、理由をつけ取引所のログイン手順の動画を撮らせ、ウォレットに勝手にログインされて仮想通貨を騙しとるというアナログな手口までさまざまなものがあります。
被害にあわないためには仮想通貨詐欺の手法を十分に理解し、注意して取引する必要があります。
仮想通貨のフィッシング詐欺とは
フィッシング詐欺とは、本物そっくりの偽のウェブサイトやメールを用いて、利用者のIDやパスワード、クレジットカード情報などの重要な個人情報を盗み取ろうとする詐欺です。
仮想通貨の詐欺でも、取引所やウォレットサービスを装った偽のウェブサイトに誘導し、個人情報を詐取するフィッシング詐欺が横行しています。
最近のフィッシング詐欺で用いられる偽のWebサイトは、本物そっくりで一目では見破れないこともあります。
仮想通貨のフィッシング詐欺被害額
仮想通貨のフィッシング詐欺の被害額は年々増えています。
ブロックチェーンセキュリティ会社のScam snifferによると、2023年に仮想通貨のフィッシング詐欺にあったユーザーは32万4000人以上で、約3億ドル(約460億円)の仮想通貨が搾取と発表しています。
日本国内でも被害は後を絶たず、その件数は年々増加しており、深刻な問題となっています。
仮想通貨のフィッシング詐欺の手口
仮想通貨のフィッシング詐欺の手口を知ることで、詐欺に引っかかりにくくなります。
ここでは、仮想通貨のフィッシング詐欺の手口を解説します。
メールによるフィッシング詐欺
詐欺師は、信頼できる企業や組織を装い、メールを送り個人情報を抜き取ります。
メールには仮想通貨取引所やウォレットのログイン情報を求めるものが送られてくることがあります。
詐欺師に個人情報を渡してしまうと仮想通貨を略取されます。
SNSのダイレクトメール
SNSを利用して、ダミーアカウントからダイレクトメールを送り、ユーザーを偽のWebサイトに誘導します。
ここで、ユーザーはログイン情報など入力してしまうことがあります。
ここに情報を入力すると、仮想通貨を略取されます。
ウィルス感染
悪意のあるアプリをダウンロードさせ、使用機器にウィルスを送り込む手法もあります。
ユーザーがアプリを実行するとログイン情報やウォレット情報が盗まれるリスクがあります。
正規のアプリストア以外からのダウンロードは、リスクが高くなるのでしないようにしましょう。
仮想通貨のフィッシング詐欺の対策
ここまでは仮想通貨詐欺のフィッシング詐欺にの特徴を紹介してきました。
ここからは、その特徴をもとに仮想通貨詐欺のフィッシング詐欺の対策を紹介します。
複雑なパスワードと2要素認証を設定する
アカウントの安全性を高めるには、複雑なパスワードの設定、強力なパスワードと2要素認証を設定することがあげられます。
二要素認証とは、ログインする際に、IDやパスワードなどの「知識要素」と、ICカードやスマートフォンなどの「所有要素」、指紋や顔などの「生体要素」など、2つの異なる要素を組み合わせて身元を確認する仕組みです。
この2つの対策を実施することによって、アカウントのセキュリティを強化でき、異なるユーザーの勝手なログインを阻止できます。
また、異なるサービスで同じパスワードを使用することは、漏えいの原因になりますので、使いまわすのはやめましょう。
不審なメールに注意する
取引所からの正規メールは、登録済みのドメインから送信されます。
メールではセキュリティ警告や口座凍結などの緊急性をあおり、個人情報を入力させようとするものです。
チェックするポイントは@以降のドメインです。
ドメインをチェックすれば不審なアドレスはわかります。
フィッシング詐欺のメールは正規のドメインと少し異なります。
ブラウザのアドレスバーを確認し、正しいURLであるかを確認するか、ブラウザのブックマークから取引所にアクセスする習慣をつけましょう。
不審なメールか判断がつかない場合は、取引所のサポートに直接問い合わせることをおすすめします。
偽のWebサイトにアクセスしないようにする
本物に似せた偽のWebサイトに接続しないようにしましょう。
このようなサイトに個人情報を入力すると、情報を盗まれてしまう危険性があります。
本物のサイトと酷似した偽のサイトが存在する可能性があることを常に意識しましょう。
ブラウザのアドレスバーで正しいURLであるかを確認するか、ブラウザのブックマークから取引所にアクセスするなど安全にアクセスできる習慣をつけましょう。
また、SSL証明書(鍵マーク)の有無を必ず確認する必要があります。
不審なメールの添付ファイルに注意する
不審なメール添付されたファイルは、ウィルスに感染するリスクが極めて高いです。
圧縮ファイルには、特に注意が必要です。
本物のサイトと酷似した偽のサイトが存在する可能性があることを常に意識しましょう。
不審な添付ファイルやリンクを開かず、まずは信頼性を確認することを心がけましょう。
仮想通貨詐欺の調査に対する当探偵事務所の強み
ここでは当探偵事務所の仮想通貨詐欺への強みを解説します。
国際的なネットワークを使い調査できる
仮想通貨は簡単に海外に送金できます。
そのため、調査はほとんどの場合、海外にも及びます。
当社は海外に仮想通貨調査の免許を持った提携エージェントがいます。
そのエージェントは仮想通貨詐欺の多くの調査経験があり仮想通貨詐欺に関する調査ができます。
また、仮想通貨詐欺の回収業務が実施できる弁護士を紹介可能です。
※ご依頼者様と弁護士が直接契約していただく契約となり、紹介料など発生しません。
フィッシング詐欺関係者の身元特定可能
フィッシング関係者の情報があれば、身元を特定できます。
身元が特定できれば、所在を調査できます。
当事務所の過去の調査では、詐欺を働いた調査対象者の居場所を明らかにしました。
詐欺師の所在や身元情報があれば、次のアクションが取りやすくなります。
仮想通貨のフィッシング詐欺の相談窓口
詐欺師は取引所などを装い、偽サイトのリンクやウィルスを添付した不審なメールを送ります。
しかし、リンク先に飛んだり、不審な添付ファイルを開いたりするときは、慎重に行ないましょう。
フィシング詐欺にあうと、個人情報を抜かれ、不正に仮想通貨を搾取されます。
詐欺にあわないためには、仮想通貨詐欺のフィッシング詐欺の特徴を知るべきです。
最近の偽サイトは巧妙にできており、簡単に見分けるは難しいかもしれませんが、ドメインが異なるので、確認すれば偽サイトとわかるはずです。
もし仮想通貨詐欺にあってしまった場合は、当探偵事務所にご連絡ください。
相談は無料です。
お電話やメール、Lineでお問い合わせいただければ、状況にあった調査プランを提案いたします。
執筆者:米良2024年12月20日
長年の情報収集経験を活かし、英語での情報分析も得意とする。海外調査実績も豊富で、国内外の問題を独自の視点で解説します。
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