仮想通貨の価値が高騰している一方で、仮想通貨詐欺の報告も増えています。
仮想通貨詐欺にはさまざまな手法がありますが、なかでもギブアウェイ詐欺はWebサイトやSNSを使って詐欺ができるとあって、詐欺被害が増えています。
本記事では、仮想通貨のギブアウェイ詐欺の概要、事例、被害にあわない方法について詳しく解説します。
ご依頼者の96%が「良かった」と調査結果に満足しており、信頼性と満足度が高いと評価いただいています。
目次
仮想通貨詐欺とは?
仮想通貨詐欺とは仮想通貨を使用した不正な取引や投資詐欺を指します。
ビットコインを「国家戦略的な準備金に充てる」と発言したドナルド・トランプ氏がアメリカ次期大統領に選出されたことを受けて、選挙後4週間で同コインの価値は50%値上がりしました。
仮想通貨詐欺にはこの記事で紹介するギブアウェイ詐欺などさまざまな手口があります。
仮想通貨というイメージからか、詐欺はデジタルな方法で実施されるようなイメージがありますが、理由をつけ取引所のログイン手順の動画を撮らせ、ウォレットに勝手にログインして仮想通貨を騙しとるという手口までさまざまなものがあります。
被害にあわないためには仮想通貨詐欺の手法を十分に理解し、注意して取引する必要があります。
仮想通貨のギブアウェイ詐欺とは?
ギブアウェイ詐欺とは、無料で仮想通貨を配布するとうたって被害者を騙す手法です。
詐欺師は「指定したお金や仮想通貨を振り込めば、数倍にして返す」などと持ちかけ、被害者から仮想通貨や現金を送らせようとします。
その後、配布すると約束した仮想通貨が送られてくることはありません。
仮想通貨のギブアウェイ詐欺の手口
仮想通貨のギブアウェイ詐欺には、SNSを利用する手口と偽サイト利用した手口があります。
詳細は下記のとおりです。
投稿では「期間限定で仮想通貨を無料配布」と告知し、多くの応募者を募ります。実際に行なわれたギブアウェイ詐欺では、フォロワー数が多い有名人に偽装されたアカウントから送られました。XやInstagramといったSNSで多くのギブアウェイ詐欺は行なわれています。
大体の場合、有名人の公式サイトに酷似したデザインのものを作成し、プレゼント企画を発表します。これにより訪問者は本物と思い込んで情報を提供したり、現金を振り込んでしまいます。こうしたサイトによる被害を防ぐためには、サイトのURLや証明書を確認する習慣を持つことが大切です。
ギブアウェイ詐欺の事例
ここまでは仮想通貨のギブアウェイ詐欺の概要や手口につい紹介してきました。
ここからは、実際にあった仮想通貨のギブアウェイ詐欺の事例について紹介します。
前澤氏を装ったギブアウェイ詐欺の事例
この詐欺事件はXで発生し、詐欺師は実業家の前澤友作氏に似せたアカウントで行なわれました。
同氏は「お金配り」と称し現金のプレゼントキャンペーンを複数回実施していたこともあり、本物のアカウントだと信じる人が続出し、約1000万円詐欺被害が発生しました。
SNSの認証アカウントは購入することもできるので、認証マークがついていても信用すべきではありません。
詐欺アカウントはユーザー名が実際のものとは異なるので、プレゼント企画に応募する際は、確認するようにしましょう。
イーロン・マスク氏を装ったギブアウェイ詐欺の事例
ドイツのケルンに住む男性は、イーロン・マスク氏を装ったXのアカウントに56万ドル(約8700万円)相当のビットコイン略取されました。
同氏は、仮想通貨のドージコインについて度々投稿しており、投資家の間では仮想通貨には関心のある人物ということで有名でした。
詐欺師はマスク氏の知名度とその仮想通貨への関心に付け込みました。
男性はマスク氏に装ったXのアカウントにビットコインを2倍にするという投稿につられ、投稿内のリンクからアクセスし、保有していたビットコインの全て10ビットコイン送ってしまいました。
ビットコインは2倍になるどころか、戻ってくることもなく、男性はそのまま騙し取られてしまいました。
仮想通貨のプレゼントキャンペーンは取引所などで行われていますが、応募する際はアカウントの評判を確認するなど慎重に行なうべきです。
仮想通貨のギブアウェイ詐欺被害にあわない方法
事例でお伝えしたとおり、ギブアウェイ詐欺は有名人などを装い詐欺を仕掛けてきます。
ギブアウェイ詐欺にあわないためには、下記の方法を実施することが重要です。
仮想通貨に関する正しい知識を身につける
仮想通貨の基本的な仕組みを理解していないと、詐欺被害にあいやすくなります。
仮想通貨取引所での取引方法や、ウォレットの管理方法など、最低限の知識を身につけましょう。
投資や取引をする前に、信頼できる組織から情報を収集し、仮想通貨リスクを理解することが重要です。。
金融庁に登録されている国内の仮想通貨取引所のオウンドメディアなどから情報をとることをおすすめします。
SNSのDMで連絡をしてきた相手と取引しない
SNSのDMで連絡してきた相手と取引しないようにしましょう。
面識のないかたで、DMを送ってくる人の大半は詐欺師です。
DMを重ね信頼関係を築き、最終的に仮想通貨を騙し取られるケースが多発しています。
信頼できる相手と取引を行ないましょう。
金融庁に登録済みの仮想通貨取引業者か確認する
取引する前に、相手が金融庁に登録済みの仮想通貨取引業者であるかを確認しましょう。
金融庁は審査に合格した仮想通貨取引業者リストを公開しています。
このリストの業者は、同庁の厳格な審査を通過していることから、安全性の高い業者といっても過言ではありません。
金融庁に登録済みの仮想通貨取引業者と、取引して安全に仮想通貨を取引しましょう。
仮想通貨詐欺調査における当探偵事務所の強み
ここでは当探偵事務所の仮想通貨詐欺調査への強みを解説します。
海外で調査できる
仮想通貨は容易に送金可能です。
そのため、大半の調査は、海外でも実施されます。
当探偵事務所は海外に仮想通貨調査資格を持った提携のパートナーがいます。
そのパートナーは資格があるため、仮想通貨詐欺に関する調査ができます。
基本的にその資格がないと、仮想通貨の有効な調査ができません。
また、当探偵事務所は仮想通貨詐欺の回収業務ができる弁護士を紹介可能です。
※ご依頼者様と弁護士が直接契約していただく契約となり、紹介料など発生しません。
詐欺関係者の身元特定可能
ギブアウェイ詐欺の関係者の情報があれば、身元を特定できます。
身元が特定できれば、所在の調査も可能です。
当事務所の過去の調査事例では、詐欺師の所在を明らかにしました。
詐欺師の所在や身元情報があれば、次のアクションが起こしやすくなります。
仮想通貨のギブアウェイ詐欺の相談窓口
詐欺師は有名人をを装い、偽サイトやSNSの投稿でプレゼントキャンペーンを実施し、仮想通貨を騙し取ろうとします。
詐欺師は手数料が必要などといい、仮想通貨を振込ませようとします。
しかし、絶対に仮想通貨を振り込んではいけません。
ギブアウェイ詐欺にあうと、仮想通貨を搾取されます。
詐欺にあわないためには、仮想通貨の基本的な知識を身につけ、金融庁に登録されていない業者と取引しないことが重要です。
しかし、仮想通貨詐欺にすでにあってしまった場合には、当探偵事務所にご連絡ください。
相談は無料です。電話やLine、メールでお問い合わせいただければ、状況にあった調査プランを提案いたします。
執筆者:米良2024年12月24日
長年の情報収集経験を有し、英語での情報分析も得意とする。豊富な海外調査実績をもとに、国内外の問題を独自の視点で解説します。
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