妊娠が喜べない…本当に実の子なのか調べる方法はある？

実の子なのか怪しいと思うのはなぜ？

お互いのことしか見えていないラブラブカップルなら、実の子と信じて疑わないのが普通ですが、二人の関係や状況において素直に喜べない人もいるのです。

大概の女性はそんな本音に対して怒りを感じるでしょうが、男性が疑いを抱くのにも理由があります。

妊娠は夫婦が性交しなければ成立しません。

妊娠に至る行為とは、かけ離れた生活をしていたときに妻から妊娠報告があっても「え？」と驚き、「本当に自分の子なのか？」という疑問が浮かぶのは致し方ないでしょう。

また一番気になるのは、妻の素行問題だといいます。

妻が良く知人たちと飲み歩いていて、夫婦の時間が少ないなどの状況下での妊娠だったら疑惑を抱くのも無理ありません

妊娠中に確認する方法

焦りは禁物とは言えども、出産まで何カ月も待っていられないという気持ちは隠せません。

だからと言って、妊娠している妻に「俺の子か調べたい」など口にすれば妻の神経を逆なでするだけです。

また出産後、子どもの顔を見てしまえば、親としての責任が問われ真相を、うやむやにされる可能性もあります。

出生前診断をする

妻の了承を得られるのなら、出生前診断をお勧めします。妊娠8週以降なら可能です。

出生前診断とは、羊水や胎児から直接DNAを採取する方法と、母体の血液と父親の血液から診断する方法がありますが、いずれの検査も、場合によってはリスクとして母体に負担がかかります。

羊水を採取するためには、お腹に針を刺す必要があり、流産、早産の危険があるからです。

妊娠週数で判断する

自分で調べる方法としては一番簡単でできる方法です。
単身赴任などで明らかに性交した覚えがない場合を除き、妻と性交した記憶と胎児の妊娠週数が一致していれば、自分の子である可能性は高くなるので、妊娠週数でおよその判断が付きます。

夫婦で産婦人科で胎児の様子を見ただけで、ほぼ正確に妊娠週数を割り出すことが可能です。

妻の交友関係や身辺を調べる

妻がよく飲み好きでよく出歩いてとか、妻の異性関係が広く怪しい存在感じるなどの場合、妻の身辺調査をすることで浮気に事実を掴む可能性があります。

出産後の方が調べるリスクは小さい？

妊娠前に比べると、出産以降に親子関係を確認できる可能性は高くなりますが、絶対に正解かというと100％とは言えないかもしれません。

けれども、はっきりしないまま我が子として腕に抱いた後となると妊娠中よりも更に、苦しい胸中がまっているのではないでしょうか。

妻子に疑惑を向けることは、結果的に家族に悪影響を及ぼすかもしれません。

実の子か確かめる2つの方法

血液型を調べる

DNA鑑定

妻の立場も理解したうえで対処する

自分の子かどうか疑ったままの状態で子どもを育てる男性の胸中を考えたら、親子という事実関係の確認がいかに重要なことなのか理解できます。

自分の子でなければ、親子関係を否認することも可能です。
しかも妻に親しい相手がいたとか、元彼と今でも会っていたとか、そんな噂があるのだとすれば、猶更でしょう。

では実の子かどうか結論を出すことで起きるデメリットはあるのでしょうか。

この場合、妊娠中及び出産後の判明として考えてみます。

実の子かどうか判明させるデメリット

検査によって真実をはっきりさせることは重要ですが、その後自分がどのような決断をすべきなのか検査前に考えておくこともまた、重要です。

すでに何年も自分の子として育てた場合、DNA検査の結果によって、自分だけでなく子どもも傷つき運命が大きく変わることを覚悟しておきましょう。

そしてそれは実の子だった場合でも夫婦にとって例外ではないのかもしれません。

離婚するのか、しないのか

もし妊娠した妻が浮気相手と不貞行為をしてできた子どもであるにもかかわらず、夫に黙っていたのだとしたら、それは簡単に許されることではありません。

仮に実の子ではなかった場合でも、別の男性の子どもを妊娠した経緯や事情によっては許す人もいるでしょう。

離婚するのかしないのか以前に、自分たちの未来にとって一番いい選択をするべきです。

妻と離婚する場合

離婚を選択する場合、気を付けなければならないのが戸籍です。

離婚後300日以内に生まれた子どもは、前の夫の子どもであると推定されるため、子どもが戸籍を取得する際、自分の戸籍に入ってしまいます。

その事態を避けたい場合、家庭裁判所に嫡出否認の調停を申し立てることになります。

これは、夫が子どもの出生を知ってから１年以内に申し立てをしなければなりません。戸籍に対する子どもの対処はスピーディーに行うようにしましょう。