バックグラウンドチェックの相場や重要性など、企業(法人)向け調査についてのご案内です。
企業経営における経営資源のなかで、最も重要と言えるのが「人材」です。
利益をもたらし貢献してくれる優秀な人材を確保することこそ企業としての最大の課題であり、各社労力とコストをかけて行なう採用活動です。
しかし、残念ながら書類と面接では見抜ききれない「見立て違いの人材」を採用してしまうケースがあるのも事実です。
折角時間とコストをかけて採用した人材が、問題人材であっては元も子もありません。今回は、ミスマッチ採用が起こる原因とリスク、対策についてご紹介します。
目次
ミスマッチ採用はなぜ起こる?
採用のプロも見抜ききれない虚偽申告の実態
ミスマッチ採用は、採用候補者の応募書類や面接での申告内容に虚偽があった場合に、最も起こりやすいと言われています。
応募者は、当然内定をとることを目的としているため、自分自身をよりよく見せたいという見栄や、あるいは不都合な事実(例えば、前職での問題行動や素行、反社属性、非違行為など)があれば「隠したい」という心理が働くものです。
長年採用に携わっている人事のプロならば、書類選考や面接、適応試験など、一般的に行なわれる選考過程のなかで、応募者の能力や人間性についてある程度把握することができるでしょう。
しかし、入社後に問題社員になり得る、その人材の「隠された不都合な事実」までは見抜くことが難しいのです。
ミスマッチ採用の相談事例
即戦力を求めていたのに、本人の経歴詐称により実務経験がない素人を採用してしまった。
前職は自己都合退職との申告だったのに、実際は問題行動を起こし懲戒解雇になっていた。
金融トラブルを抱えており、金融会社より社内にも個人宛ての電話が入るようになり困っている。
人間性も申し分ないと思っていたが、SNSで会社の悪口やネガティブな書き込みをしていた。
勤務態度に問題があり、取引先からのクレームが増えて困っている。
ミスマッチ採用が引き起こすリスクとは?
企業にとって採用は、自社に利益をもたらす優秀な人材を確保することです。またそれは、経営的な観点からすると大きな投資であり、雇用にはコストが伴います。
そのため、採用するべき人材を間違うと、会社にメリットどころか、「デメリット」をもたらすことになってしまいます。
問題社員が社内全体へ与える悪影響
社内の生産性を上げるためには、人材の質を高めることが重要であることは言うまでもありません。
そのなかで、足を引っ張るような後ろ向きな人材を採用してしまうと、他の社員に負担がかかることになります。
社員全体のモチベーション低下の原因になるだけでなく、最悪の場合、有能な社員が「会社を辞めてしまう」という「悪循環」を作りかねません。
他の社員を守る意味でも、採用はより慎重に行なう必要があると言えます。
ミスマッチ採用を防ぐための対策とは?
採用時に書類や面接以外に、応募者が実際にどのような人物なのかついて情報収集することを一般的に「バックグラウンドチェック」や「採用調査」といいます。
それらを導入することにより、問題社員の入社を防ぐ確率を高めることが可能です。
ただし導入する際は、職安法や個人情報保護法などの法令、厚労省の採用ガイドラインを遵守する必要があり、その手段を間違えるとブラックなイメージを持たれ、社会的に炎上するリスクがあります。
バックグラウンドチェックは合法なのか?
職安法第5条の4の大臣指針、厚労省の公正採用選考のガイドラインに示されていますが、応募者の情報収集に「制限範囲」はあっても全面的に禁止されている訳ではありません。
要するに許される調査とそうでない調査があります。制限されている範囲をしっかり理解し、応募者個人のプライバシーに配慮しながら、実施することがポイントになります。
当調査事務所では、これらのポイントを抑えた採用調査で、より良い人材選考のお手伝いを行なっております。
バックグラウンドチェックを依頼するメリット
探偵社の役割とは?
前述した通り、バックグラウンドチェックを実施する場合、その手段を間違えると、応募者に悪いイメージを与え社会的に炎上を与えかねません。
当事務所では、厚労省ガイドラインにある配慮すべき事項を遵守し、適正な範囲で合理的な確認作業を行ないます。
探偵社はご依頼者が欲している情報を秘密裏に収集し、報告する機関です。
自分では情報を収集できない場合などに、ご依頼者に代わって探偵社が「張り込み調査・聞き込み調査・潜入調査・情報収集調査」を行ないます。
- 学歴
- 職歴
- 破産歴
- 勤務態度
- 民事訴訟歴
- 反社チェック
- インターネットメディア(SNS)の調査 etc…
バックグラウンドチェックの相場
バックグラウンドチェックの料金相場は、100,000~700,000円前後だとお考えください。
バックグラウンドチェックの依頼料金の取り決めは、下記に応じて費用が算出されるので「案件」ごとに金額が異なります。
バックグラウンドチェックは、取得する情報や証拠の種類が多いほど費用が高くなります。
「必要な情報」と「不必要な情報」をしっかりと見極めることが大切です。
ご予算をお知らせいただけましたら、ご予算内で行なえる最適な調査プランをご提案させていただきます。
また、必要な分だけの調査費用を算出し、低料金で調査を行なうことも可能です。
各調査項目の料金プランは下記のリンクへ。バックグラウンドチェックの正式な金額は、見積をお問い合わせください。
- バックグラウンドチェックの難易度
- 調査期間(日数、時間数)
- 事前情報の年数の経過
- 事前の情報量・信憑性
- 取得する情報の種類
- 必要な証拠の種類
- 調査対象者の人数
- 調査員の人数
※調査時にかかる諸経費(調査に必要な飲食費・滞在費・移動交通費等)は別途ご請求させていただきます。
バックグラウンドチェックのご相談
ミスマッチ採用は、社員個人の問題ではなく、社員全体に悪影響をもたらす大きなリスクとなります。
探偵でなければ収集できない証拠や情報でお困りの方は、無料相談をご利用ください。
バックグラウンドチェックの導入に興味があっても合法的な方法を模索していたり、コンプライアンス的に不安があり、どのように進めれば良いか迷う場合が多くあるかと思います。
個人の力では解決できない問題に直面したときは、ファミリー調査事務所にお任せください。
事務所にお越しになることができない方の為に、不正調査の専門家が無料にて「ご指定の場所」へ伺います。最短で当日の面談が可能です。
他社で断られた案件についても対応いたします。また、ご相談内容が外部に漏れることはございません。
調査のご相談や見積等、無料でお受けしています。お問い合わせフォーム・電話・メール・ラインにて、24時間365日対応しています。
ご契約するまで費用が発生することはありませんのでご安心ください。
執筆者:篠原2024年7月5日
探偵調査歴10年。探偵調査歴15年以上の経験者の指導を受け下積み3年。問題解決してきた、数々の実績・経験を元に徹底的にわかりやすく執筆。