この記事では、秘密裏で妻の行動を確かめて欲しいというご依頼者の相談事例から、風俗店勤務トラブルについて解説いたします。
当事務所では、夫婦関係の破綻につながる原因の特定について調査を承っております。お気軽にご相談ください。
執筆者:波多野 里奈2023年12月25日
教育学をはじめ臨床心理学、行動心理学を学び、人が抱える悩みや問題に寄り添いサポートすることを得意とする。結婚や離婚に関する問題、素行調査に関する相談解決実績多数。英語の語学力を生かし海外探偵調査の相談窓口を担当。
相談事例
「妻が浮気しているかも」
最近、妻がスポーツジムに入会して家をあけることや、帰りが遅くなることが増えました。
夫婦共働きなので、妻ももちろん収入はありますが、これまでとお金の使い方が変わったことを不審に思っています。
また、不信感の決定打になったのが、洗濯機に見たことのない派手な下着が残っていたことです。
浮気を疑っています。
調査レポート
風俗店勤務は離婚事由になるか?
不貞行為と認められる場合
離婚の訴えを提起することができる事由については、民法第770条1項1号に「配偶者に不貞な行為があったとき」とされています。
つまり、性交渉を伴うかどうかが判断基準の一つになります。
恋愛感情の有無や金銭のやり取りの有無に関わらず、配偶者以外との不貞行為があった場合には離婚事由になる可能性が高いです。
不貞行為の立証のための証拠収集が必須といえます。
不貞行為に対する慰謝料請求
妻の不貞行為が立証できる場合、妻に対する慰謝料請求は可能です。
不貞にもとづく慰謝料の金額の相場は100~300万円程度です。
不貞行為と認められない場合
不貞行為を立証できない場合、何もできないかというとそうでもありません。
民法第770条1項5号には、「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」も離婚事由であることが定められています。
妻の風俗店勤務が原因で、夫婦関係を継続することができないと認められる証拠提出によって離婚が認められる可能性があります。
よって、この場合も風俗店勤務の立証、その他夫婦関係の破綻につながる事実の証拠収集が必須といえます。
風俗店勤務調査のご案内
夫婦関係の破綻につながる原因の特定のための調査を承っております。
妻の風俗店勤務に関する事例の場合、次のような調査を行なうことができます。
- 風俗店勤務の事実確認
- 勤務先の特定
- 客との性交渉に関する実態把握
- その他行動監視
相談窓口
妻の不審な行動について、悩みを抱えているなら秘密裏に調査を行なうことができる探偵調査は有効です。
あなたの深刻な状況をお話しいただき、私たちにできるサポートを提案させていただきます。
無料相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。