街コン男女間トラブルとその解決方法について解説しています。
街コンは今や都心を中心に、全国各地でほぼ毎日開催しています。参加したい意思があれば誰でも、当日でも、どこかしらの街コンに参加できちゃうというのだからすごい。
地域の活性化と男女の出会いの場として盛り上がりを見せているようですが、その反面でトラブルも起きているようです。街コンの知られざるトラブルについて解説しています。
執筆者:吉田2024年1月10日
男女トラブルカウンセリング歴10年以上。男女トラブルの問題解決を得意とする。調査も多数兼任・実績あり。依頼者に寄り添ったサポートが定評。
街コンとは
街コンは「出会い作りの場」と「地域活性化」が融合したイベントとして全国各地に広がり、若い参加者を中心に盛り上がりをみせています。
多種多様な形態で開催され、出会いを求める人たちにとって有効活用しやすい場でもあります。
街コンに出会いを求める理由
街コンに参加する目的の多くは、異性との出会いを求めている人です。
街コンのいい所は合コンやお見合いパーティーのようにかしこまって出会いの席につく必要がない所ではないでしょうか。肩の力を抜いて気軽に楽しく参加できるのが特徴だといいます。
街コンに参加するメリット
- 異性と出会える
- 気軽に参加することができる
- リーズナブルにお酒や食事を楽しめる
- たくさんの人と効率的に出会える
- その場限りの出会いを楽しめる
街コン詐欺の経験談
街コンが盛んになるにつれて、トラブルによる被害者の噂も聞くようになりました。実際に街コンでトラブルに遭遇した事例をご紹介します。
体目的だった!街コンで出会った最低男
街コンで出会った男性と意気投合しました。結婚願望の話になると「俺も早く結婚したいんだよね」と彼は言いました。
もしかしたら運命の人かも…と感じました。ロマンチックなBARに場所を移すと、彼は結婚を前提に付き合いたいと口説いてきました。酔いが回っていたのと、彼の勢いに負けて肉体関係を結びました。
その後も数回会い、そのたびに「結婚しよう」と言われ関係を持ちました。そんな矢先、彼のスマホから妻と子どもと一緒の家族写真らしき姿が見えました。
問い詰めると彼はしらばっくれ、それ以降音信不通になりました。
もしかして結婚詐欺?彼女の行動に唖然
街コンで出会った彼女とはデートやチャットをしたり幸せでした。ある日彼女が酷く落ち込んでいたので「何かあったの?」と聞くと祖母が入院中で危ないということでした。
彼女は幼いとき両親を亡くし祖母は育ての親も同然だったそうです。手術費さえあれば助かるのに…と涙ぐむ彼女に私は費用分を渡しました。
その後も入院費や治療費など総額50万円程貸しました。彼女を助けたいと思っていたからです。ところが突然メールで「もう会えない」と一方的に別れを告げられました。
街コン被害の調査レポート
街コンで上記のような被害に遭うことはごく稀ですが、既婚者が紛れ込んでいたり、性的欲求のために参加している人がいることは確かです。
運悪く質の悪い出会いをすると、事例のように、真剣に出会いを求めている心理を利用して性的関係を求めたり、金銭をだまし取ろうとする詐欺被害に遭うことも否定できません。
既婚者かどうかの確認は、身辺調査で事実確認することが可能です。
金銭の搾取があった場合は、もう立派な恋愛詐欺、または結婚詐欺行為なので警察に被害届を提出しましょう。
ただし、警察は詐欺被害の実態を示す証拠がないと動いてくれないので、被害に遭ったことを示すための証拠が必要 になります。
詐欺行為が事実であったことを立証するための念入りな調査によって相手に罪を認めさせ慰謝料を請求することは可能です。
もし相手が既婚者であるのにもかかわらず、独身と嘘をついて結婚を餌に肉体関係を迫ったのだとしたら、被害者は貞操権の侵害を受けたことになるので賠償請求できる可能性もでてきます。
ただし、既婚者だと知っていて肉体関係を持った場合、相手の妻の権利を脅かしたと見なされ、反対に慰謝料請求されてしまいます。
街コントラブルの実態
日本全国のあらゆる街で毎週末のように開催されている街コンですが、参加したことがきっかけでトラブルに発展してしまう要因は何でしょうか。
それは街コンの特徴にも関係しているのかもしれません。
幅広い参加者のなかには、ただ異性とお酒を飲んで楽しい時間を過ごしたいだけの人もいれば、本気で将来に向けた出会いを見つけたい人などさまざまな参加目的が入り混ざっています。
✅「本気な人」と「気軽な人」との温度差がある
参加しには、友達感覚で付き合える気軽な関係を求めている人が多く、結婚を考えて真剣に異性との交際を望んでいる人との間に温度差が生じ、トラブルになることも考えられます。
街コンに参加するのは比較的若い男女が多いせいかもしれません。
いくらでも身分を偽ることができる
街コンには身分証の提示がいい加減だったり、厳重ではない所もあります。実際に参加しているのは素性の知れない相手ばかりと思ってもよいでしょう。
気楽に楽しめるメリットはありますが、身分を偽って気を引こうとする相手もいることを知っておきましょう。ナンパ師のたまり場になっている
特に女性は街コンで不快な思いをさせられた人も少なくないようです。しつこく連絡先を聞かれたり、つきまとわれたり、無理に飲酒を勧められたり。
街コンの主催者側も、人件費などの経費削減のため手薄になったり、食事の質を落としたりするため、参加する側の意志に真剣さがなくなってしまうのかもしれません。
街コンの選び方
職場やプライベートで異性との出会いが少なく、異性との交際経験が少ない男女が増えていることが、社会問題である少子化に拍車をかけていることは言うまでもないでしょう。
そのように考えると、街コンは結婚率を上げ、地域活性化にまで貢献してくれる貴重な出会いイベントといえるかもしれません。
実際に街コンで出会い結婚したカップルも存在しているのも確かです。
街コンに参加するなら トラブルに遭わないためにも街コンの選び方が重要なのではないでしょうか。
価値観重視の趣味コンがおすすめ
同じ趣味の相手と出会える趣味コンという出会いイベントも各地で頻繁に開催されています。
こちらは動物好きが集まる猫カフェ開催の「ねこんかつ」や、お散歩・ボルダリング・ゴルフ等の体を動かす「スポーツ婚活」、など好きなことを通じて知り合うことができるので一緒に楽しみたいという方に人気 だそうです。
また、価値観が似ている人と出会いたいというところが、街コンよりも参加する動機がはっきりします。
ただし、だからと言って油断は禁物です。下心を隠して偽っている参加者もいるかもしれません。
街コンでトラブルに遭わないために
街コンで失敗しない5つの対処法をご紹介します。トラブルを事前に回避するためのポイントとあわせて押さえておけば、街コンについての不安の軽減につながるでしょう。
積極的に参加して楽しむためにお役立てください。
当日会場へ行ってみたら男女比率が極端に偏っていたりしないように、申し込む際に規約などをよく読んでおくようにしましょう。
また、あまりにも安価な参加料金の街コンは、下心のあるいい加減な参加者がいる可能性があるので、特に男性側の参加費が高めの街コンを選ぶと良いかもしれません。
高い参加費を払ってでも出会いが欲しいと考えているので、出会いに対する真剣度が高いと考えられます。
いくらウマが合い、仲良くなれそうだと思っても、その日初対面の相手だということを忘れてはなりません。色々詮索されたら、さりげなく受け流しましょう。
家族構成や最寄り駅、就業先の具体的情報も話さない方が無難です。その後も何度か会って信頼関係が生まれたら、お互いの事を話せる時が来ると思います。
街コンでは仲良くなると大概、連絡先の交換の話が出ると思いますが、電話番号やメールアドレスはその段階では教えない方がいいでしょう。
LINEの機能でもその後十分連絡を取りあうことができます。
LINEなら、万が一相手を避けたいときブロック機能があるので当たり障りなく関係を断つことができます。
運悪く、お目当てでもない相手から執拗なアピールを受ける、酔っ払いに絡まれる、待ち伏せされるなどの迷惑行為を受けることがあります。
こうなってしまうと、せっかくの街コンが出会いの場にならないどころか、不快な場になってしまいかねません。
参加者同士のトラブルに対し、運営スタッフがしっかり対処してくれる街コンを選びましょう。
実際に迷惑行為に遭い、もう二度と街コンには参加したくないという人もいるようです。
迷惑行為をした本人は言うまでもなく、主催者側にも落ち度があると思います。参加者が困っていないか、楽しんでいるかまで気を配れるような街コンならその心配もありませんよね。
申し込む際に運営側の所在地、連絡先がきちんと記載されている街コンを選ぶようにするとよいでしょう。
街コントラブルの被害相談窓口
街コンは、参加する際に、その特色やリスクがあることも理解しておけば、安全に楽しめるイベントです。
もし、街コンで知り合った相手のことで悩んでいたり、トラブルに巻き込まれ自分では解決できないという方は、当事務所の無料相談をご利用ください。
調査を依頼する際に大切なことは、ご自身が納得したうえで依頼をすることです。また、他社などで断られた案件につきましても対応いたします。
街コントラブルに関するご相談・見積作成は、お問合せフォーム・電話・メール・LINEにて24時間(土日・祝日問わず)お受けしていますので、お気軽にご相談ください。
お急ぎの方は、フリーダイヤルをご利用ください。男女トラブル調査の担当者がご対応いたします。