私たちは、グローバルな視点を持つ企業のための フィジカルペネトレーションテストサービスを提供しています。
現代のセキュリティ課題は多様で、特に海外支社では独自のリスクが存在します。
当社のサービスは、企業の物理的セキュリティ弱点を特定し、効果的な改善策を提案します。
安心サポートと秘密厳守のもと、あなたのビジネスを保護するためのプロフェッショナルな対策をご提供いたします。
ご相談は無料ですので、お気軽にご利用ください。
執筆者:波多野 里奈2024年3月16日
教育学をはじめ臨床心理学、行動心理学を学び、人が抱える悩みや問題に寄り添いサポートすることを得意とする。結婚や離婚に関する問題、素行調査に関する相談解決実績多数。英語の語学力を生かし海外探偵調査の相談窓口を担当。
目次
企業のセキュリティ対策現状と課題
海外進出とセキュリティ意識
現代のグローバルビジネス環境では、海外支社の物理的セキュリティが大きな課題となっています。
多くの企業は、文化の違いや現地の法律、規制を完全に理解していないことが多く、これがセキュリティ対策の実施に障壁となっています。
例えば、ある国では厳格なプライバシー保護法が存在し、セキュリティカメラの設置に制限があるかもしれません。
また、言語の障壁は、セキュリティシステムの正確な実装や従業員への適切なトレーニングを妨げる可能性があります。
さらに、海外の支社では、地元の犯罪組織による脅威が高まっており、これが直接的な物理的侵入のリスクを増加させています。
国内のセキュリティ意識
国内企業は、一般に物理セキュリティに関してはより制御が可能ですが、依然として課題は存在します。
国内の多くの企業では、古いセキュリティシステムが未だに使われており、現代の脅威に対して十分ではありません。
例えば、古いカードリーダーや未更新のアクセスコントロールシステムは、簡単に突破される可能性があります。
さらに、従業員のセキュリティ意識の低さは、内部からの脅威を高めています。
従業員による無意識のセキュリティ違反や、故意の内部犯罪は、企業の物理的セキュリティを脅かす主要な要因です。
侵入方法は多種多様
現在、企業への物理的侵入方法は多様化しています。
伝統的な「破壊入り」から、技術的な手段を使った「サイバーフィジカル」攻撃まで、侵入者は常に新しい方法を模索しています。
例えば、ソーシャルエンジニアリングは、従業員を騙してアクセス権を得る一般的な手法です。
また、ロックピッキングやキーダプリケーションのような古典的な方法も依然として有効です。
セキュリティシステムの技術的な弱点を利用した攻撃も増えており、例えば、無線信号の傍受やセキュリティカメラのハッキングなどがあります。
企業はこれらの多様な脅威に対処するために、常にセキュリティ対策を更新し、従業員の教育を強化する必要があります。
フィジカルペネトレーションテストとは?
目的
フィジカルペネトレーションテストは、企業の物理的セキュリティの脆弱性を識別、検証、そして報告するための重要な手法です。
このテストの主な目的は、実際の攻撃シナリオをシミュレートして、企業が持つセキュリティの弱点を明らかにすることにあります。
これにより、企業は実際の侵入や情報漏洩のリスクを事前に理解し、適切な対策を講じることができます。
また、フィジカルペネトレーションテストは、セキュリティ対策の効果を評価し、従業員のセキュリティ意識を高める効果もあります。
手法
フィジカルペネトレーションテストでは、専門のテスターが侵入者を模倣し、物理的セキュリティのバリアを突破しようとします。
このプロセスには、建物への不正アクセス、セキュリティシステムの回避、さらにはソーシャルエンジニアリングの手法が含まれることがあります。
テスターは通常、侵入に成功した場合の報告書を作成し、発見された脆弱性、侵入にかかった時間、使用されたツールや方法について詳細を提供します。
この情報は、企業がセキュリティ対策を強化するための基礎となります。
メリット・デメリット
フィジカルペネトレーションテストの最大のメリットは、企業が自らのセキュリティシステムの実際の強度を理解し、潜在的な脆弱性に対処できることにあります。
これにより、未然にセキュリティインシデントを防ぎ、企業の財産や情報を保護することができます。
また、従業員のセキュリティ意識の向上にもつながります。
しかし、一方でデメリットとしては、コストがかかること、実施に時間がかかることが挙げられます。
それに、セキュリティ対策を改善するためには、テストの結果を適切に解釈し、適切な対策を講じる必要があります。
しかし、適切に計画的に実施されることで企業が抱える潜在的なセキュリティリスクを把握することができ、トラブル未然防止としての価値は大いにあります
物理侵入テストの利用事例
海外支社のセキュリティを確認したい
ある多国籍企業からのご依頼です。
東南アジアに位置する自社の海外支社のセキュリティレベルに懸念を抱いており、フィジカルペネトレーションテストを依頼したいとのことでした。
この地域は、企業スパイ活動や物理的セキュリティの脅威が比較的高いことで知られています。
依頼の主な目的は、支社の物理的セキュリティ体制の強度を評価し、従業員のセキュリティ意識を高めることでした。
この支社は、機密情報を扱っており、セキュリティ違反は重大な損失を意味する可能性があります。
調査レポート
フィジカルペネトレーションテストの結果、複数の重要なセキュリティ脆弱性が明らかになりました。
例えば、外部からのアクセス制御が不十分であり、非公開のエリアに簡単に侵入できることが判明しました。
また、セキュリティカメラの盲点が発見され、不正アクセスを検出する能力に重大な欠陥があることがわかりました。
さらに、従業員は訪問者の身元確認を適切に行っていないことが多く、これが潜在的なセキュリティリスクを引き起こしていました。
テストチームは、これらの脆弱性を詳細に記述した報告書を提出し、具体的な改善策を提案しました。
このレポートには、セキュリティシステムのアップグレード、従業員トレーニングプログラムの強化、および訪問者管理プロセスの改善が含まれています。
当事務所が行なうフィジカルペネトレーションテストサービス
当事務所では、包括的なフィジカルペネトレーションテストサービスを提供しています。
専門チームが、事前調査から始まり、お客様の物理的セキュリティ体制の徹底的な評価を行います。
これには、建物の外部および内部のセキュリティチェック、アクセスコントロールシステムの評価、監視装置の有効性の検証、そしてソーシャルエンジニアリングの脅威に対する防御策のテストが含まれます。
- 入口対策(侵入防御)
- 出口対策(持出防御)
- 脅威シナリオ作成と実施
- セキュリティ評価分析と改善案の報告
当事務所のテストは、実際の脅威シナリオを再現することにより、お客様のセキュリティ体制の弱点を明らかにし、実用的で実行可能な改善策を提供します。
海外調査の場合
特に海外支社においては、文化的および法的な差異を考慮したセキュリティ評価が必要とされます。
当事務所では、多様な地域での豊富な経験を活かし、地元の規制や文化に精通した専門家を通じて、海外における物理セキュリティのリスク評価を行います。
これにより、地域特有のセキュリティ脅威に対するより効果的な対策を策定することができます。
秘密厳守・安心サポート
お客様の情報の機密性を最優先事項としており、テスト過程で得られたすべての情報は厳格な秘密保持契約に基づいて管理されます。
また、テスト完了後も、改善策の実施をサポートし、継続的なセキュリティ保護を提供します。
当事務所は、お客様がセキュリティ上の懸念から解放され、ビジネスに専念できるよう、専門知識とリソースを提供します。
無料相談・無料見積
お客様の企業が直面している具体的なセキュリティ課題に応じてプランを作成いたします。
お見積もりは個別作成となります。
日本国内から海外支店まで物理的なセキュリティの脅威を評価し、「防御力」を上げるセキュリティ対策は結果的に企業の価値を守ることにつながります。
まずはお気軽にご相談ください。