婚約という一大決心をしたにもかかわらず、さまざまな事情で婚約破棄に至るカップルは決して少なくありません。
本記事では、婚約破棄による慰謝料請求に関する流れを分かりやすくチャート化し、探偵調査が必要となるケースについて解説します。
婚約破棄や慰謝料請求に関するお悩みを抱えた方は必ずチェックしてください！
執筆者：波多野 里奈2024年1月18日
教育学をはじめ臨床心理学、行動心理学を学び、人が抱える悩みや問題に寄り添いサポートすることを得意とする。結婚や離婚に関する問題、素行調査に関する相談解決実績多数。英語の語学力を生かし海外探偵調査の相談窓口を担当。
婚約破棄の定義とは？
「婚約破棄」とは、結婚を前提に交わされた約束（婚約）が一方的に解消されることを指します。双方に合意がある場合は「婚約解消」といいます。
婚約破棄には、相手に対して精神的苦痛を理由に「慰謝料請求」ができる場合があります。
慰謝料請求はどういった条件で適用されるのでしょうか？
あなたはどのパターンに当てはまる？
婚約破棄の当事者となった場合、まず何をすればいいのでしょうか？
質問に答えながら流れをみてみましょう。
チャート式でチェック
婚約破棄による慰謝料請求の必要条件とは？
婚約破棄による慰謝料請求を行なうためには、以下のような必要条件があります。
- 婚約破棄が相手側の過失によるものであること
- 婚約破棄によって精神的な苦痛や損害が生じたこと
- 慰謝料請求を行なうことが相当であると認められること
これらの条件が満たされている場合に限り、婚約破棄による慰謝料請求が認められる場合があります。
ただし、具体的にどのようなケースで慰謝料請求が可能となるかは、状況や二人の関係性によって異なるため、事前に専門家に相談することが重要です。
婚約破棄による慰謝料請求の事例
ここでは具体的にどんな理由で婚約破棄に至り、慰謝料請求することになったのか事例をご紹介します。
このように、婚約破棄をしたのが誰か、婚約破棄の原因を作ったのは誰か、ということをはじめ、婚約破棄が起きた経緯や、双方の社会的地位、年収、年齢、健康状態などが考慮されます。
そのうえで請求が認められるかどうか、また請求が認められた場合、慰謝料の金額はいくらになるのか決まってきます。
探偵を利用する場面とは？
探偵調査が必要となるケース
婚約破棄による慰謝料請求において探偵調査が必要となる例をいくつか挙げます。
- 浮気や不倫が原因の婚約破棄
- 結婚詐欺の疑い
- 婚約者が借金や犯罪歴を隠していた
- 一方的に理由なく婚約破棄された
婚約破棄につながるトラブルや相手の過失の可能性を探るため、実態調査や行動監視、証拠収集を行なうことで事実を明らかにすることができます。
婚約者に関する不安や悩みは、どうぞ無料相談をご利用ください。
