友達や知人が結婚したという話を耳にしたとき、祝福する気持ち一色ではいられないときもありませんか?
純粋に祝福でいない複雑な気持ちのなかに、結婚への焦りがあることがあります。
結婚願望があるのに結婚に縁がない、自分の年齢を気にしてしまうなど、焦りの中にもさまざまな心理があります。
それは自信が結婚願望よくあるのが自分と比較して幸せな結婚に必要な焦りとの向き合い方について紹介していきます。
この記事では年齢別の結婚を焦る心理背景や、焦って結婚したときの失敗パターンを踏まえた、結婚に必要な焦りとの向き合い方をご紹介しています。
執筆者:吉田2024年5月15日
男女トラブルカウンセリング歴10年以上。男女トラブルの問題解決を得意とする。調査も多数兼任・実績あり。依頼者に寄り添ったサポートが定評。
目次
結婚は早い方がメリットがある?
早く結婚することに一時は憧れても、まだ早いかな…と迷っているうちにつき月日が流れ、いつのまにか30代になっていた人が珍しくないのではないでしょうか?
昨今は平均初婚年齢も男女ともに上昇し続けています。周りも比較的30過ぎてから結婚を考える人が増えているため、ついのんびり構えてしまうんですよね。
実際に結婚は早い方がいいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
結婚が早いメリット
結婚が早いメリットは次のようなことが考えられます。
- 若くて体力のあるうちに出産や育児ができる
- 若い年齢での職場復帰が可能
- 婚活が上手くいきやすい
- 子育てが早く終わる
早婚であるメリットで確かなことは、リミットがある妊娠、出産において何と言っても時間的に精神的も余裕があることです。
ただし、若すぎる結婚は離婚率が高いことも事実。まだまだ、自分の可能性を試したいときであり、未熟な部分があることも確かです。
早婚であっても晩婚であっても、いずれにしても少なからず後悔はあるようです。
結婚が遅いことはデメリット?
20代前半なら出会いの機会も多く、交際相手と自然な形で結婚へとつながっていきます。
また婚活においては、引く手あまたの20代に比べ、35歳以降となると格段に減ってしまうのが現実です。その時点で妊娠、出産を焦って後悔する女性も少なくありません。
ただ晩婚はデメリットばかりではなく、メリットも存在します。例えば若いころに比べ人生経験が豊富なことや、金銭的にも余裕があるため子育てに良い影響があるところです。
結婚を焦る心理背景
20代前半の頃は、まだ結婚なんてずっと先の話だと思っていたのが、そこから数年のうちで周りも友達がチラホラと結婚していくにつれて、少しずつけっこへの意識に変化が表れてきます。
結婚を焦る心理は年齢を軸に、そや背景にきっかけは多岐に渡ります。
20代後半~30代前半
20代後半と30代前半は、第一次結婚ピークと二次結婚ピークが過ぎたタイミングでそれぞれ焦りが生じます。
男女ともに30歳が人生の節目という意識があるため、結婚を意識するのもこの前後であることがあります。
特に親しい親友が結婚して、子どもに恵まれ幸せそうに見えると、自分はこのままで良いのか焦りを感じることもあります。
そうは言っても、仕事に対する熱意やキャリアや夢を優先するべきという考えの人もまだ多く、人によって結婚願望の大きさに差があるようです。
40歳前後
第二次ピークが落ち着きを見せると、焦る気持ちは若干落ち着きますが、30代の終わりに近づいてくるにつれ、危機感を感じるようになります。
きっかけとしては、親からの「結婚はまだ?」「早く結婚しな際」という指摘や催促が大きいようです。親も年を取ってくるので早く孫を抱かせてあげたいという想いが結婚への焦りになることが多いです。
女性の場合は言わずもがな、妊娠や出産のリミットがあることが大きな要因になっています。40代半ばになると妊娠を諦めるケースもあるため30代後半に焦って結婚相談所に駆け込むケースが少なくありません。
ちなみに妊娠、出産のリミットがない男性の場合、40代後半で再度焦る傾向がようです。
女性特有の結婚を焦る理由
男女で比べると比較的女性の方が結婚への焦りが行動に出てしまうようです。
ここでは男性とは微妙に異なる、女性特有の結婚への焦りについて、考えていきましょう。
妊娠出産のリミットが大きな動機
女性と男性とで決定的に違うのが、妊娠出産があるかどうかです。 女性の場合、子どもが授かれるリミットとして40代になると妊娠率はグンと下がり、男性に比べ子どもを授かれる期間が短いのが現実です。 結婚相談所にやってくるアラフォー女性の多くは、婚活の最大の目的として出産と妊娠があることが多く、妊娠が最後のチャンスと考えています。 子どもが欲しいという切実な気持ちと、妊娠のリミットを控えている彼女たちには、何年かかってでも良い相手に出会いたいというスタンスではありません。
焦る気持ちの中に、自分の子どもを産めるのなら恋愛感情がなくてもいい、ある程度は妥協できるという想いがあると考えられます。結婚を焦る5つの心理背景
また以下のような女性ならではの心理状態が、焦りへと向かわせていることもあります。
一人取り残されたくない
女性の場合、友人間で共感し合うことで連帯感を強める傾向があります。 次々と結婚していく友人たちを見ていると、次のステージに行ってしまうような、自分だけ置いていかれているような気持ちになるのでしょう。周りから取り残される寂しさを感じることで、自分も続きたいと結婚への焦りが出てしまうのでしょう。
周りを目が気になる
結婚したい理由のひとつに、職場などの組織内で、「結婚しないの?」など結婚の話題が出る度に、いじってくる上司がいたり見下してくる人間がいると、恥ずかしいと感じたり、場合によっては人格を否定されたように落ち込むことがあります。、恥ずかしいと感じたりすることがあります。結婚して周りを見返したいという心理も少なからずあるのではないでしょうか。また女性は結婚によって勝敗を分ける、偏った思考を持つタイプの人がいます。
運命を信じたい
女性のなかに結婚に夢を抱いているタイプの人もいます。運命を信じたい、運命に身を委ねたい願望があります。 そこで結婚相手が自分を幸せにしてくれるかもしれないという期待が、シンデレラストーリー=結婚という公式を、無意識に作っているのです。結婚しなければ幸せになれないような不安が掻き立てられ、今よりも幸せになるために、早く結婚しなければならないという焦りが出てきます。
隣の芝生は青い
自分が上手くいかないことで結婚できた人すべてが羨ましく見えたり、輝いて見えたりします。 実際は結婚生したからといって幸せになれるわけではなく、悩みや課題を抱えている既婚者も少なくないのですが、結婚さえすれば幸せになれるという思い込みが生じやすいのが現実にあるようです。この鬱蒼とした気持ちや引け目から解放されたいという思いが結婚を焦る気持ちになるのです。
親を安心させたい
特に母親は息子よりも娘の結婚を心配しがちです。顔を見れば結婚を急かされ、いつまでも結婚しない困った娘というレッテル張ってくる親に、ウンザリしながらも、一方では親を安心させたい、孫を抱かせてあげたいという葛藤にも苛まれます。結局は結婚して子どもを育てて一人前というプレッシャーを親から受けているのかもしれません。
焦ることはマイナスになるのか?
ここでは結婚ピークを逃した30代40代女性が結婚に焦るデメリットについて挙げていきたいと思います。
焦って婚活を始める女性は、互いに理解を深めたり、信頼関係をゆっくり育むことは二の次で、結婚できるなら多少妥協してもよいという考えを持っている節があります。
焦ると結婚に失敗しやすい
結論から言えば、焦るあまり結婚を急いでしまうと、たいてい後悔したり、最悪の場合は離婚してしまったりと、良いことはありません。
結婚して蓋を開けてみたら、好きになれない、一緒にいたくないという現実が突き付けられ、追い込まれ別れた方がいいのか苦渋の選択に苦しむケースもあります。
そもそも婚活の目的が「結婚すること」だけになってしまっては本末転です。結婚は、その後長く続いている人生の通過点ぐらいの意識が良い気がします。
。相手の本質が見えなくなりがち
結婚を焦ると心にゆとりが持てなくなり、条件ばかりに気を取られ相手の本質も見えなくなります。その結果、間違った判断をしがちです。
結婚を急いだばかりに、相手の隠されていた人格的な欠陥や、抱えている問題を見逃がしてしまいます。
結婚に焦って失敗した3つの事例
結婚を焦ったばかりに、失敗した事例を3つご紹介します。
これは主観的なものであり、客観的な視点において失敗かどうかは、それぞれの判断にお任せします。
相談事例①
ふたを開けたら別人だった夫
20代の終わりに差し掛かり婚活を始めたのは、30歳になる前に結婚したかったのと、親友が結婚して幸せそうだったからです。 出会いの機会を増やし、合コンにも積極的に参加しました。そこで出会った同世代の男性と交際し授かり婚しました。所謂スピード婚ですが速く結婚したかった私は、良いきっかけになったと思っていました。 しかし結婚後、彼は人が変わったように私にも子どもにも無関心、家に帰らない日が増えていきました。LINEのやり取りから浮気しているのは確かでした。それを問い詰めたところ、逆上され暴力を振りわれた挙句「俺は結婚したことを後悔している」と言われました。 彼の本質を見抜けずに結婚したことを後悔しています。
相談事例②
妥協婚したものの好きになれなかった
結婚相談所で知り合った男性と交際1か月で結婚しました。正直言えば好みのタイプではなく、これといった魅力は感じませんでした。可もなく不可もなくといった印象です。 ただ、婚活して3年目39歳だった私は、どうしても子どもが欲しかったので、この人を逃したらもう後がないという思いでした。 現在41歳になった私はまだ子どもがいません。そして夫と離婚したくてたまりません。結婚後、嫌というほど愛情の持てない相手といる苦痛を味わいました。性格的にも生理的にも、もうこれ以上一緒に暮らすのは耐えられません。
ただ一つ、ネックになっているのが子どもです。子どもだけは欲しかったです。再度婚活して相手を見つけ子どもを持つことは、かなりハードルが高いですよね。何が正解か分からず苦しんでいます。相談事例③
親に急かされて結婚したら…
親と顔を合わせるたび、結婚はまだ?だの、誰それさんの娘さんが結婚しただの、言われうんざりする反面、35歳という年齢もあり孫を抱かせてあげられない後ろめたさも感じていました。 マッチングアプリで知り合った男性の中に、気が合いそうな人がいました。歳は45歳でやや離れていましたが、学歴職歴、年収も申し分ない人でお互いに結婚願望があったので、知り合って2か月でお互いの親に挨拶に行き、とんとん拍子に結婚が決まりました。親を心配させたくなかったので、友人の紹介で知り合い、半年間交際したと伝えていました。挙式では親も安心した表情を浮かべていました。 しかし、1年が過ぎようとする現在、離婚調停中で実家に帰っています。夫とは価値観も生活習慣も合わず、特に金銭面のズレは深刻で口論が絶えませんでした。親を失望させてしまい申し訳ない気持ちですが、私を焦らせたのも親なので何とも言えません。
結婚に焦って失敗しない4つのポイント
人と比較しない
特に女性同士は仲間内や職場で、他の人と自分を比べたがる傾向があります。 結婚は女性にとって人生をかけた選択のうちの一つなので、人と比べたり、無理して人とわせる必要もありません。早く結婚したから幸せになれるわけではありません。人は人、自分は自分、選ぶべき道を落ち着いて考えましょう。
親や周りに左右されすぎないで
親はどうしても子どもに人生に介入してくるものです。それは親心であり、子どもが心配だからこそでしょう。
ただ、その心理には世間体や体裁を気にする面があることも否定できません。
親を安心させたい気持ちは誰もが共感できる心理ですが、言いなりになるのは違います。結局は自分の人生、失敗して傷つくのは自分です。
もし急かされ結婚に失敗した場合、結局は親から小言を言われてしまうでしょう。
長い人生のパートナーとして客観的に相手を見る
結婚を焦ったときには、周りにどう思われるのかよりも、ご自身がどうしたいのか、いったん落ち着いて考えてみるべきです。
今結婚しなかったら後がない!と焦ると冷静な判断力が鈍ります。長い人生を見越して、心の底から、「この人といれば幸せになれる!」と思えないのなら、その結婚は、少し保留にした方がいい案件かも知れません。
自分が何を一番に貫きたいのかが重要
結婚のタイミングは人それぞれと言っても、40歳前後の女性が、妊娠出産にリミットを感じて結婚を焦る気持ちはどうしようもできません。
自分の子どもが持てる最後のチャンスかもしれないという切実な想いで動いて、子どもさえ持てるなら後悔はないという自己責任の気持ちで思いを貫きましょう。
人の幸せのカタチは、自分がどれだけ満たされ、自分の大切な人が幸せでいることなのです。
探偵の縁結び相談窓口
結婚はゴールではなく新たなスタートです。
だからこそ、そのずっと先の幸せを見越してパートナーを選んでほしいです。
大事なことは、お互いに信頼し合えるか…
結婚後に後悔しないためにも、結婚相手の素性や背景にあることを、不明確のままにして結婚すべきではないということです。
ずっと信頼し合える関係を築くため
相手の情報を不明瞭なままにしないことが、その後の結婚生活の幸福度に大きく影響してきます。
探偵の縁結びは、会員様同士の良縁を結ぶことだけがすべてではありません。
婚約者の家族のこと、過去のことなど、相手に聞きづらく、自力では調べられないことは、探偵の縁結びの結婚前調査で調べることが可能です。
結婚相手だからこそ、知っておかねばならない情報を調査(身元調査、行動調査、家族親戚調査、会社での評価など)によって内密に知ることができます。
探偵ならではの視点でやノウハウを駆使し、婚活のそれぞれのお悩みに解決法をご提案し、同時に成果を出すことを使命として掲げています。
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