不倫の慰謝料請求で有利となる証拠がないときは、不倫調査を行なうことで、慰謝料請求に有利な証拠や不倫相手に関する情報を収集することができます。
不倫の慰謝料請求で有利となる証拠がないと、配偶者や不倫相手に慰謝料請求することはできません。
過去には、慰謝料請求できない状況から配偶者に離婚を切り出され、配偶者と不倫相手が再婚したという不運が重なった事例もあります。
慰謝料請求に有利な証拠が必要な方は、こちらの記事をご参考になさってください。
当事務所の浮気調査は全国トップレベルの実績で、ご依頼者の96%が調査結果に満足いただいています。
目次
不倫調査で慰謝料はもらえるの?
不倫調査で不貞行為が確定すれば「慰謝料が取れる」とお考えの方が多いでしょう。
まず、不倫の慰謝料を請求するためには不貞行為の事実や証拠が絶対に必要です。
不貞行為とは、配偶者以外の人と肉体関係を結ぶことを指します。
不倫相手に故意、または過失があること、法律上の不貞行為によって権利侵害を受けたことなどが、慰謝料を請求する基準となります。
基本的に浮気や不倫による慰謝料の相場は、数十万円から高くて300万円くらいが妥当と言えます。
ただし、相場の金額の差が大きいことから、慰謝料の金額は決まっていないというのが現状でもあります。
ですから、浮気や不倫に関するどのような証拠があるのか、どうやって幸せな家庭を崩されたのかなども慰謝料の金額に加味される場合があります。
不倫で慰謝料請求できない事例とは?
不倫相手に慰謝料を請求する際には、不倫相手の交際している相手が「既婚者」であることを知っていたか、知らなかったが重要になります。
浮気や不倫の証拠があったとしても、慰謝料を請求できないケースがあります。全てのケースをお伝えするのは難しいですが、参考にしてみてください。
不貞行為で慰謝料が請求できない事例
- 相手が既婚者だとは知らず、知らなかったことに過失がない場合
- 不貞行為(相手の発覚)から時間が経過して時効が成立している場合
- 相手が配偶者と別居しており、完全に婚姻が破たんしていると認められた場合
- 相手の結婚関係が完全に破たんしていると信じ込んでおり、そう信じたことに過失がない場合
慰謝料の金額が左右するケースは?
慰謝料の金額に相場はあるものの、完全には決まっていません。ですが、状況によっては慰謝料をたくさんもらえる可能性があります。
たとえば、婚姻期間が長ければ長いほど慰謝料の額は増額されやすくなります。
相手が既婚者と知りつつも、こちらの家庭を壊すために不倫をしていた場合はかなり悪質とみなされ、慰謝料の増額を勝ち取れる可能性があります。
逆に、浮気や不倫をされる前から夫婦関係が悪化していた場合は、減額される可能性があります。
慰謝料の増減はケースによりますので、確実に満足のいく額を勝ち取るためにはプロの探偵にお願いするべきと言えます。
慰謝料請求に有利な証拠の種類とは
慰謝料請求をする際は、不貞行為を「※直接証明できる証拠」があるといちばん良いでしょう。
※性行為をしている状況を撮影した写真や動画などがある場合は、言い逃れできないでしょう。
しかし、性行為をしている状況を撮影した写真や動画を持っている人のほうが少ないかと思います。
その他には、メール・SNS・アプリでの会話・写真や動画・不倫を認めている音声・ホテルの領収書・配偶者や不倫相手が作成した念書・調査会社の報告書などが慰謝料請求に有利な証拠として認められています。
次の項目では、詳しく解説していきますのでご確認ください。
慰謝料請求に役立つ証拠について
慰謝料請求に役立つ5つの証拠について、詳しくお伝えいたします。所持している証拠が、慰謝料請求に役に立つのか確認してみましょう。
1.メール
メールだけで不貞行為を証明するのは、極めて難しいと言われています。
メールで「大好き」「会いたい」など、恋人同士のやり取りに見えますが、不貞行為があった証明になりません。
不貞行為として認められるのは、あくまでも肉体関係(性的関係)を配偶者以外の異性と持った場合です。
推認させるメールの事例として、「体の相性が抜群だよ」「〇〇とのHが忘れられない」「また、〇〇に一緒に泊まろう」「またセックスしたい」など、不貞行為を伺わせる内容がない限り難しいでしょう。
2.写真や動画
先程の説明と重複してしまう部分もございますが、性行為をしている状況を撮影した写真や動画などがある場合は、慰謝料がスムーズに請求できるでしょう。
また、ホテルや自宅に出入りする写真や動画も強力な証拠になります。キスや手をつないでいる写真や動画だけでは、不貞行為を証明するのは難しいと言われています。
しかし、他の証拠と合わせることで強力な証拠になり得ます。配偶者の疑わしい写真や動画をお持ちの方は、大切に保管しておきましょう。
3.ホテルの領収書
ラブホテルの領収書であれば、配偶者に対する慰謝料請求の証拠になります。しかし、シティホテルやビジネスホテルの領収書は、不貞行為の証拠として弱いでしょう。
ラブホテルを利用する目的の多くは、肉体関係を持つことを前提としています。しかし、シティホテルやビジネスホテルの場合、「どのような目的でホテルを利用したか」によって意味合いが変わってきます。
また、ラブホテルの領収書であっても、誰と利用したかわからない場合は慰謝料請求は難しいでしょう。どこの誰かわからない相手に慰謝料請求はできません。
4.不倫を認めている音声
不倫を認めている音声は、不貞行為を証明できる証拠になります。また、性行為やその類似行為を行なっているときの録音であれば、強力な証拠として扱われるでしょう。
注意事項として、顔が写っていないので誰が話しているのか問題になったり、不倫相手が「脅されて認めるよう言わされた…」と嘘をつくケースもあります。
※「秘密録音(無断録音)」は相手に無断で会話等の音声を録音することです。民事訴訟では、原則として証拠能力が認められています。
5.調査会社の報告書
調査会社の報告書は、慰謝料請求に有効な証拠になります。調査会社の報告書には、配偶者の行動(ホテルや自宅の出入り)や不倫相手が写真や動画に記録されます。
慰謝料請求を行なう際は、不倫相手の基本情報が必要です。調査会社は、ご依頼者に代わり不倫相手に対する情報収集も行ないます。
探偵が行なう不倫調査
探偵の不倫調査は、不倫の事実確認や証拠収集および不倫相手の特定など、さまざまな状況に応じた調査やサポートに臨機応変にご対応いたします。
不倫調査は、配偶者が「いつ」「どこ」で「だれ」と「なに」をしているのか、全ての行動を把握することができます。
調査期間中に得た情報や証拠は、写真や動画に秘密裏に記録し報告書としてお渡しいたします。
また、不倫相手に対する情報収集もお任せください。先程の説明と重複してしまう部分もございますが、慰謝料請求する際には基本情報が必要不可欠です。
不倫調査では、ご依頼者に代わって「氏名」「住所」「勤務先」「実家情報」など、必要な情報収集もお任せください。
また、慰謝料請求に関するサポートや弁護士(小国・佐々木法律事務所)の無償紹介も承っております。お気軽にお申し付けください。
※ただし、盗聴器や隠しカメラを設置したり、無断で自宅や宿泊先のホテルの部屋に侵入するなどの違法行為による証拠収集は、お受けできませんのでご了承ください。
不倫調査の費用について
当事務所の不倫調査は、1時間(1名)7,000円から承っております。
不倫調査の依頼料の取り決めは、事前の情報量・信憑性、取得する情報や証拠の種類、調査期間(時間数、日数)などに応じて費用が算出されるので、案件ごとに金額は異なります。
また、「不貞行為の決定的な証拠収集」「不倫相手に対する情報収集」「不倫相手の身辺調査」など、調査内容に応じて変動します。
不倫している日時や場所がわかっており、事前情報が多い不倫調査の料金相場は、100,000~300,000円(税込)前後。
反対に、事前情報が少なくて複雑な調査の場合、300,000~600,000円(税込)前後だとお考えください。
しかし、過去の事例と全く同じ条件のご相談内容はあり得ません。正式な金額は、見積作成をお問い合わせください。
また、ご予算をお知らせいただけましたら、お見積もりから削れるものや必要のない調査や情報収集を引いて、希望予算に合わせて調整することも可能です。
不倫調査の注意事項
近年、探偵社による不正な料金の請求、調査終了後に高額な追加料金(調査経費や追加調査料金等)を請求されるトラブルが問題視されています。
特に調査経費の水増しには注意が必要です。明細を確認したら調査経費が基本料金を上回っているような悪徳な探偵社も存在します。
その他にも、調査内容が不十分または調査の内容に納得がいかないというトラブルも数多く見受けられます。
正式に依頼をする前の相談の段階で少しでも不安を感じた方は、依頼を再検討されたほうがいいでしょう。
- 写真が不鮮明で誰が写っているのかわからない
- 写真を一枚ももらえなかった
- 写真に対象者が写っていなかった
- 報告書を要求したら追加料金を請求された
- 調査を勝手に打ち切られた
- お願いした日に調査をしてもらえなかった
不倫調査のに関するご相談窓口
当事務所の浮気調査相談室は、全国トップレベルの成功率を誇ります。
96%のご依頼者が「良かった」と結果に満足しており、信頼性と満足度が高いと評価しています。
※自社調べ(アンケート調査:該当期間2017年8月~2024年7月)
- 無事に慰謝料請求できました
- ずっと言い逃れされていたので、探偵に依頼して正解でした
- 不倫相手に復讐することができました
- 費用をかかりましたが、慰謝料請求できたので満足しています
- 不倫相手に慰謝料請求し、妻とはやり直すことに決めました
少しでも悩んでいるならご相談ください
当事務所の無料相談では、不倫調査の概要・費用・依頼方法を詳しくお伝えいたします。
また現在に至るまでの状況や経緯をお聞かせていただくことで、どのような証拠や情報が必要か、アドバイスや調査およびサポートをご提案させていただきます。
不倫調査に関するご相談は、お問い合わせフォーム・電話・メール・ラインにて24時間365日(土日・祝日問わず)お受けしています。
また、他社で断られた案件につきましてもご対応いたします。
「男性調査員に相談したい」「話しづらいので女性に聞いてほしい」などご希望がございましたら、お申し付けください。
執筆者:篠原2024年8月23日
探偵調査歴10年。探偵調査歴15年以上の経験者の指導を受け下積み3年。問題解決してきた、数々の実績・経験を元に徹底的にわかりやすく執筆。