2022年における全国行方不明者は84,910人とこの2年ほどは上昇に転じています。
この行方不明者の中には認知症患者のような失踪者だけでなく、家出人も含まれています。
家出の動機は家庭・学校でのトラブルから逃避する意図もあれば、自殺目的や精神病によるものまで多種多様です。
行方不明者探しを専門とするファミリー調査事務所は、さまざまな問題を抱える家出人の捜索も行なっています。
また、新潟県の地理に明るい調査員によって、お探しの方を見つけ出す手がかりを探し出します。
お困りの際は、お気軽に当事務所にご相談ください。
この記事では、新潟県で家出人を探す方法やその際のポイントについて解説していきます。
今現在、大切な人が家出していて行方不明だという方は、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います。
目次
新潟県の人探し・行方不明事情
新潟県の人口は2,126,276人(2023年10月1日時点)で、日本海に面した越後平野に位置する県庁所在地の新潟市に県人口の約4割が集中しています。
一方で、越後山脈・三国山脈・飛騨山脈の山間部が県の面積の約7割を占めています。
高齢化率は33.6%(2023年9月15日時点)と全国平均の29.0%を超える数値となっており、過疎化も進行中です。
75歳以上の後期高齢者を中心に認知症、あるいはその疑いがある行方不明者が増加傾向にあり、新潟県警が積極的に情報提供を募っています。
加えて、単身世帯の老人(独居老人)も多く、注意が必要です。
そのほかの原因
新潟県は全国的にみても犯罪の少ない地域ではあるものの、地理的要因として日本海に面していることから、度々他国による拉致を疑われる行方不明事案が起きています。
また、自殺死亡率が全国平均を上回る状況が続いており、県を挙げて対策を行なっています。
近年では全国的に熊の目撃数が増加しており、獣害を受ける可能性が増加傾向です。
加えて、上越新幹線で首都圏とのアクセスも良いために他県からの流出入も多いことが、家出人・行方不明者の捜索を困難にしています。
森林面積が広く日本海に面しており、離島もある土地柄から、家出人・行方不明者が生死にかかわらず繁華街・山間部・海岸部で発見される例が多いことが地域事情の一つといえます。
家出人を捜索する前に
なぜ家出したのか…その理由は家出した当の本人に聞かなければ確認しようがありません。
しかし、失踪や家出がもしも意図的なものならば、「家にいたくない」「自分の居場所はここじゃない」と感じてしまったのかもしれません。
家出が衝動的なのか計画的なのかで捜索の方法や範囲には変化がありますので、まずはいなくなった状況の整理が必要です。
家出の原因とは
家出の理由 | 自分の意思で家出した/トラブルに巻き込まれた/衝動的に家出した/精神疾患などの持病が原因/会社・学校に行きたくないなど |
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家出人の発見場所
よく見つかる場所 | 知人宅や恋人宅/24時間営業のネットカフェやファミレス/宿泊施設/街や家出サイト上で声をかけてきた人の自宅/暴力団の事務所/宗教施設/住込可能な職場/海外(空港)/パチンコ店駐車場/大型商業施設内/高速パーキング/公園/自宅付近/道の駅など |
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捜索願を出す
捜索願とは、失踪者の捜索を警察に届け出るための書類です。
捜索願は原則として、下記のいずれかに該当する警察署に出さなくてはなりません。
- 対象者が行方不明となった時の住所または居所を管轄する警察署
- 対象者が行方不明となった場所を管轄する警察署
- 届出人の住所または居所を管轄する警察署
捜索願を出す理由としては、自分または探偵が探す場合に、捜索願が出ていると聞き込みや情報収集がスムーズにできるからです。
もし失踪・家出の事件性が高かったり、命に危険が及んでいる・一人では生活が不可能な人の失踪などの状況では、警察による捜索が行なわれることになります。
特異家出人とみなされた場合
本人の意思で失踪したとされる「一般家出人」の場合、自分の意思で失踪しているため、命の危険があるなどの緊急性があるわけではないとみなされます。
そのため、一般家出人の場合は積極的に捜索が行なわれることはありません。
しかし「特異家出人」の場合は事情が大きく異なり、積極的な捜索が行なわれます。
- 犯罪などに巻き込まれ、生命・身体・財産に危害のおそれがある
- 事件や事故に巻き込まれた疑いがある
- 自殺など自傷行為を行なう恐れがある
- 他者に危害を加えるおそれがある
自殺傾向のある人が家出をして連絡の取れない場合は、本人の自宅を早急に確認しましょう。
自殺志願者の場合は、遺書などの書き置きを残している場合がありますので、発見したら警察に届け出ましょう。
もし自殺を考えている人の場合は、着替えやお金などを持っていかない特徴があります。
そのため、生活に必要な物がしっかりと残されていた場合は早急に対応する必要があります。
1.自分で行方不明者を探す具体的な方法
友人、知人、職場に聞き込み
家出人探しの基本は「聞き込み」です。
自力で家出人探しをする際、特に友人や知人は有力な情報源になります。
また、家出の原因が親子間や夫婦間の不和の場合、同情した友人が家出に手を貸すことがあります。
そのようなときは協力者の身辺を調べ、自宅や行き先などを張り込む必要が生じます。
家族は話さないことでも友人には話していたりもするので、どのような話でも家出人につながる手がかりだと思って聞き漏らさないようにしましょう。
インターネットの活用
インターネットで家出人探しを行なう際、SNS・掲示板で情報を集めることができます。
「家出人 掲示板」などとキーワードを入力すると「人探し専門の無料掲示板」が見つかりますが、個人情報については自己責任扱いとなるので慎重に検討しましょう。
SNSでは、TwitterやYouTubeの「特定屋」による情報収集や、顔写真の拡散で発見されるケースがあります。
しかし、ネットの影響力を考えると発見できても今後の生活に多少影響が出るかもしれません。
私物の整理(持っていった物)
行方不明者(家出人)が何を持ち出しているかによって、突発的に家を飛び出したのか・計画的な家出なのか・犯罪に巻き込まれた可能性があるのかなど原因を推測できます。
- 所持金
- 金融情報(通帳・クレジットカードなど)
- 通信機器(携帯電話・パソコン・タブレット)
- 身分証明書(運転免許・健康保険・パスポートなど)
上記のうち、何を持ち出しているかは早急に調べる必要があります。
また、移動手段(徒歩・車・自転車など)の他、質屋・古物商・リサイクルショップなどで換金できそうな品物を持ち出していないかも確認しましょう。
これらを調べたうえで警察に行方不明者届(旧捜索願)を届け出ます。
※2010(平成22)年の「行方不明者発見活動に関する規則」(平成21年国家公安委員会規則第13号)」の施行に合わせて用語が整理され、「家出人」は「行方不明者」に変更されました。
2.警察へ行方不明者届を出した時の捜索方法
公開捜査
事件に巻き込まれた可能性が高い失踪者や行方不明者を捜索する際、警察が捜査資料の一部を公表して民間人の協力を求める捜査を「公開捜査」と言います。
大量のビラを作成して配布したり、聞き込みをしたり、報道機関の協力を得て全国的に呼びかけられるので、より多くの人からの証言・証拠の提供が期待できます。
これは、証言・証拠の提供が一刻も早く求められるケースになるので、相当事件性が高い場合に行なわれます。
※誘拐事件の場合、報道により被害者の生命に危険が及ぶ可能性を考慮して、メディアは事件の報道を控えます。
科学捜査
以前は「鑑識捜査」と言われていましたが、現在では「科学捜査」と呼ばれています。
失踪現場と見られる場所に行方不明者(家出人)の血痕が残されているような場合や、行方を探すのに有力だと思われる遺留品が見つかったときなどに、証拠になる資料を鑑識にまわすことがあります。
ただし、科学捜査をするのは失踪人が事件に巻き込まれた可能性が高く、生命に危険が迫っているときに限られます。
捜索願(行方不明者届)の出し方
捜索願は、下記にあてはまる警察署どちらにも提出できます。
- 対象者が行方不明となった場所を管轄する警察署
- 対象者が行方不明となった時の住所又は居所を管轄する警察署
捜索願の記入用紙を出す際は、行方不明になった日時や服装などできるだけ正確に記入してください。
新潟県警察本部 | 所在地:新潟市中央区新光町4-1 電話番号:025-285-0110 |
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3.探偵による捜索方法
家出人の捜索なら、ファミリー調査事務所にお任せください。
永年培ったノウハウやネットワークを活かして、新潟県の隅々まで家出人を捜索<いたします。
関連人物の尾行・張込
家出の原因特定のために、関係が深いとされる人物を選定し、尾行や張り込みによって行方不明者の行方に関する手がかりを探ります。
長年の経験を生かした探偵の調査は、ご依頼者が見落としていた細かい情報を集めて、行方不明の居場所の割り出しが可能です。
特殊調査
探偵独自の「ネットワーク」を駆使した調査になります。
失踪場所(GPS)の特定やクレジットカードの使用履歴など、リアルタイムでほしい情報を入手し居場所を特定します。
また、家出・失踪した場所が特殊なケースでも、山岳の捜索やドローンを使った調査まで幅広く対応できます。
探偵社に依頼する場合、必ずしも「調査費用=発見率」ではなく「調査技術+情報量=発見率」となりますので、いかに情報をうまく収集できるかにかかっています。
オンライン調査
インターネットを使って、下記のような手法で行方がわからない人を探すことができます。
- SNSアカウントの特定
- 掲示板サイトチェック(家出サイト)
- 掲示板への書き込み(情報提供募集や情報の拡散)
またSNSを利用した捜査では、SNS上に公開された画像から居場所を特定できる場合がありますので利用してみましょう。
新潟県の行方不明者捜索調査料金
ファミリー調査事務所では、家出人を早急に見つけることを最優先していただくために、探偵にしかできないこと、ご依頼者にしかできないことを明確にして、必要な分だけの調査費用を算出させていただきます。
また、事前に予算をお決めになっている方にも、その予算内でできる効果的な調査をご提案いたしますのでお気軽に申し付けください。
結果重視の成功報酬制度について
ファミリー調査事務所では、成果基準が明確なものを前提とした成功報酬での調査プランもご用意しております。
居場所が判明した場合、本人の写真撮影を行ない、ご依頼者に本人確認をして頂きますのでご安心ください。
また、難易度が高く、他社で高額な成功報酬を提案された方もお気軽にご相談ください。
新潟県家出人の探偵調査事例
ご依頼者: | 37才/男性 会社員 新潟県三条市在住 |
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ご依頼内容: | 行方不明者調査 |
ご依頼理由: |
一週間前に妻と喧嘩となり、その翌日に妻が書き置きを残していなくなってしまいました。 実家に戻っているのかと思いましたが、義実家に連絡しても帰ってきてはいないとのことで、携帯もずっとつながりません。 知人にあたっても知らないということで、もうどこにいるのか見当もつきません。 妻がどこにいるのか、探し出してほしいです。 |
調査レポート: |
ご依頼を受けて、調査対象者である奥様の顔写真や行動範囲の情報を提供いただき、聞き込み調査を開始しました。 調査開始から3日後、新潟市にお住まいの奥様の中学の同級生から、最近連絡を取ったとの証言を入手。 新潟市でおすすめのバーを聞いたとのことで、そのバーのスタッフから最近男性と一緒に飲みに来ているとのことでした。 バーの入口近くで張り込んでいると、確かに奥様が男性と連れ立って入店する様子が確認できました。 ご相談者様に調査結果を報告し、奥様と話し合いの機会を設けた結果、相手の男性とは以前からマッチングアプリで連絡を取り、ご相談者様との喧嘩をきっかけに会いに行ったとのこと。 最終的には、奥様の浮気による離婚という結末となりました。 |
新潟県行方不明者の探偵捜索相談
「家出の捜索について、探偵に相談したい!」というお問合せは日々数多く頂いています。
しかし、自分に必要な調査の選び方や相談する内容がわからないという方も実は結構多いです。
まずは、今お持ちの情報で「自分では何ができるのか」「プロに何をしてもらいたいのか」を確認してください。
探偵に依頼しなくても発見できるケースもありますので、まずは無料相談を活かしましょう。
お悩みを打ち明けていただくことが、大きなトラブルへの発展を防ぎ、問題を解決する第一歩になるのです。
上越地域探偵出張相談・調査対応地域(Joetsu area)
中越地域 探偵出張相談・調査対応地域(chuetsu area)
下越地域 探偵出張相談・調査対応地域(Kaetsu area)
佐渡市探偵出張相談・調査対応地域(Sado area)
新潟県失踪人調査の満足度
当事務所の新潟県失踪人調査は、全国トップレベルの成功率を誇ります。
執筆/監修者:山内 和也2024年9月20日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
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