伊賀市（三重県）家出人捜索や行方不明者（高齢者）捜索調査の相談窓口

三重県の人口は1,727,503人（2023年10月1日時点）で、高齢化率は30.5%（2023年10月1日時点）と全国平均を超えるペースで高齢化が進行しています。

75歳以上の後期高齢者を中心に、認知症あるいはその疑いがある行方不明者が増加傾向にあります。

地理的要因として、名古屋都市圏の一部でもある四日市市・桑名市・鈴鹿市・いなべ市や、県庁所在地の津市などの都市圏に県人口の大半が集中する傾向が強いです。

一方で、その他の山間部（鈴鹿山脈・養老山地・台高山脈・布引山地）、南部の伊勢志摩地方（伊勢市・鳥羽市・志摩市）、紀勢東紀州地方（尾鷲市・熊野市）では人口の高齢化と過疎化が進んでいます。

また、名古屋都市圏とのアクセスの良さが、家出人・行方不明者の捜索を困難にしています。

都市部での行方不明者については、名古屋など他県からの流入者も含めて、犯罪に巻き込まれている可能性もあります。

伊賀市の事情

伊賀市の人口は86,157人（2023年10月31日時点）で、高齢化率は33.9%と三重県全体の平均を超える数字となっています。

全国的な高齢化に伴う認知症患者の増加に備えて、「認知症初期集中支援チーム」を立ち上げ、認知症の初期から支援を受けられる体制の構築が進行中です。

他にも「認知症ケアパス」を配布し、認知症の早期発見に向けて初期症状の傾向を周知し、素早い対応を徹底しています。

周囲を山に囲まれているために山中で遭難する可能性もあり、最近ではクマの出没も確認されているため、獣害を受けることもあり得るでしょう。

また、市内を流れる木津川支流の服部川・柘植川は降雨時に氾濫の危険があるため、もし降雨前後で行方不明になった場合は注意を向けるべきです。

こうした背景から、家出人・行方不明者が生死にかかわらず、山間部・河川周辺で発見される例が多いことが地域事情の一つといえます。

認知症は、『脳の病気や障害など、さまざまな原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態』を言います（※1）。

記憶障害を治療、対処する薬はありますが、認知症の特効薬はまだ開発されていません。

認知症は大きく「中核症状」と「行動・真理症状（BPSD※2）」の2つに分けられます。

中核症状とは

中核症状は、加齢が原因で起こる認知機能障害で、いわゆる下記のような物忘れ（記憶障害）などの症状を言います。

BPSDとは

行動・心理症状（BPSD）は中核症状の二次的症状として起きる症状で、下記のような症状が典型的です。

また、行動・心理症状は「記憶障害」と「見当識・実効記憶障害」を経て発症します。

（参考：『周辺症状（BPSD）について』医療社団緑会 佐藤病院（精神科・内科）HP）

厚生労働省特設サイト

行方不明となった認知症高齢者が、身元が不明のまま、各市町村において保護されている場合があります。

行方不明になった認知症高齢者をお探しの方は、三重県内で保護されている身元不明者を確認してください。

地域との連携

伊賀市の徘徊対策には地域との協力が欠かせません。

ご近所・地域とは日ごろのおつきあいが大切です。

立ち寄る可能性のある店舗や、駅などの交通機関を事前に知っておくと、いざというときの協力依頼も可能になります。

並行して、自力での捜索だけに頼らず、まずは迅速に警察に連絡しましょう。

戸惑うかもしれませんが、通報時間が早ければ早いほど捜索範囲も狭まり、発見する確率はずっと高くなります。

捜索願を出す

捜索願とは、失踪者の捜索を警察に届け出るための書類です。

捜索願は原則として、住所又は居所を管轄する警察署、もしくは行方不明となった場所を管轄する警察書でなければ出すことができません。

捜索願を出す理由としては、自分または探偵が探す際に捜索願があることで、聞き込みや情報収集がスムーズにできるケースが多いためです。

事件性が高い・命に危険が及んでいる・一人では生活が不可能など警察が動かざるを得ない状況であれば、警察による捜索が行なわれることになります。

行方不明者の捜索なら、ファミリー調査事務所にお任せください。

永年培ったノウハウやネットワークを活かして、伊賀市の隅々まで行方不明者を捜索<いたします。

一般的な「ローラー作戦」や聞き込み調査はもちろん、行方不明になった原因が認知症ではなく「意図的な失踪」であった場合にも対応できます。

ここでは、基本的な行方不明者の捜索以外にできる調査内容をご紹介いたします。

関連人物の尾行・張り込み

行方不明の原因特定のために、関係が深いとされる人物を選定し、尾行や張り込みによって行方不明者の行方に関する手がかりを探ります。

長年の経験を生かした探偵の調査は、ご依頼者が見落としていた細かい情報を集めて、行方不明の居場所の割り出しが可能です。

特殊調査

探偵独自の「ネットワーク」を駆使した調査になります。

失踪場所（GPS）の特定やクレジットカードの使用履歴など、リアルタイムでほしい情報を入手し居場所を特定します。

また、家出・失踪した場所が特殊なケースでも、山岳の捜索やドローンを使った調査まで幅広く対応できます。

探偵社に依頼する場合、必ずしも「調査費用＝発見率」ではなく「調査技術+情報量＝発見率」となりますので、いかに情報をうまく収集できるかにかかっています。

オンライン調査

インターネットを使って、下記のような手法で行方がわからない人を探すことができます。

またSNSを利用した捜査では、SNS上に公開された画像から居場所を特定できる場合がありますので利用してみましょう。

探偵選びの判断基準について

行方不明者捜索を依頼する場合、どんな探偵事務所を選んでも良いわけではありません。

必ず「行方不明者捜索に強い探偵事務所」を探して、依頼する必要があります。

ほとんどの人は、知り合いに探偵はいないと思われますので、まず初めにインターネットで検索してみましょう。

インターネットなどで検索した際や、電話で問い合わせる時に「これをクリアしておけばOK」と判断できるポイントを５つご紹介します。