執筆/監修者:山内 和也2023年10月20日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
目次
未成年への性暴力を防ぐには?
教育者・教師などによる未成年への性暴力事例
「教員・教師・教諭などによる未成年への性暴力」に関する事件は後を絶ちません。加害者や被害者の性別は問わず、なかには繰り返し性的暴行を行なっている加害者も。
2021年度中に児童生徒らへの性犯罪・性暴力(わいせつ行為)や、同僚らへのセクハラ行為で処分された公立小中高と特別支援学校、幼稚園の教員は215人で、20年度の201人より増えたことが、文部科学省が公表した調査でわかった。9年連続で200人を超えた。
内訳は、懲戒処分が191人(免職118人、停職50人、減給21人、戒告2人)、訓告など24人。被害者が勤務校の児童生徒や18歳未満だったのは91人。
(引用:「児童・生徒にわいせつ行為やセクハラ…教員215人を処分 21年度 9年連続200人越え 東京新聞2022年12月27日 20時24分配信」)
東京都江東区立小学校教諭による教え子への性的暴行事件
2022年4月2日、10年前の性的暴行事件の容疑者としてK容疑者が逮捕された。逮捕の容疑は2012年5月31日(木)15時頃に発生した当時10代女児に対する性的暴行の容疑である。
被害者の女性(当時10代)は、K容疑者の元教え子との報道も散見され、また、K容疑者は、今回の性的暴行(2017年の刑法改正により現在は強制性交等罪)容疑での逮捕が3回目の逮捕である。
過去の2回(1回目の逮捕は、2022年2月12日、2回目の逮捕は、2022年3月7日。
その後、起訴の報道がある)の逮捕は、K容疑者の当時の勤務先だった都内公立小学校の教室内での盗撮(「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」)違反の容疑であり、被害者は当時小学1年生だった複数の女子児童だといわれる職業的立場を利用した悪質な事件だ。
K容疑者は10年前の事件行為のあと、かつての教え子に「2人の秘密」と口止めしていたとの報道もある。(参考:「元教え子に乱暴 容疑の男再逮捕 警視庁、時効1か月前」読売新聞 2022年4月2日付)
10代にわいせつ行為の疑い|公立中高の教員2人を逮捕
知人の10代の少女にわいせつな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反(みだらな性行為等の禁止)の疑いで公立高校教師の水野陽貴容疑者(25)が逮捕された。少女は、勤務先とは異なる特別支援学校の生徒だったという。
また、朝霞署は同日、教え子だった男子中学生にわいせつな行為をしたとして、公立中学教師の外崎三吉容疑者(43)=川越市=を強制わいせつの疑いで逮捕し、発表した。
(引用元:朝日新聞2023年10月16日)
男子生徒の体触る容疑で中学教諭を逮捕|朝霞市立第三中学校教諭の男を逮捕
学校行事の宿泊先で公立中学校教諭が男子生徒にわいせつな行為をしたとして、埼玉県警朝霞署は16日、強制わいせつ容疑で、川越市久下戸、朝霞市立第三中学校教諭の男(43)を逮捕した。
逮捕容疑は2019年9月6日午後10時ごろから同時50分ごろまでの間、群馬県の宿泊施設の風呂場で、当時、勤務していた県内の公立中学校の男子生徒に対して、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。
(引用元:埼玉新聞2023年10月20日)
子どもの素行、教育者への信用
未成年者の性暴力は非常に深刻な問題であり、さまざまな悪影響を及ぼします。
性被害は長期にわたって心に傷が残り、精神的なトラウマが生じて健康問題に苦しむることがあります。最悪の場合、自ら命を絶つ可能性も。
愛する我が子を守るためにも、親として「なに」ができるのか、性暴力を未然に防ぐ方法を探偵視点で解説していきます。
子どもの素行
性暴力を防ぐための子どもの素行調査は、多くの場合、親や保護者が子供の安全を確保するための一手段となります。
急に帰宅時間が遅くなる、秘密主義になるなどの行動パターンの変化を注意深く観察します。
また、子供が交流している友達や大人、オンラインでの知り合いに危険な人物がいないか調査することが可能です。
教育者の信用
性暴力を防ぐために、教育者(教師、コーチ、指導員など)に対する信用調査を行なうことは、学校や教育機関で子供たちが安全に学べる環境を作る一つの手段となります。
教育者の過去の経歴、前職、資格、犯罪歴などを調査します。特に性犯罪に関連する過去がないかを確認することが重要です。
また、過去の雇用主や同僚、学生、その他の関係者からの情報を集めます。
親ができる防犯対策として、GPSやICレコーダー持たせる、部屋に監視カメラを設置するのも一つの方法です。
子どもの異変に気づいたら
子どもの異変に気づいた場合、何もせずに様子を見るだけではなく、早期に対処することが大切です。
そして、その過程でプロフェッショナルの助けを借りることも、解決への一歩となります。
子どもの素行調査に関するご相談は、お問い合わせフォーム・電話・メール・ラインにて24時間365日(土日・祝日問わず)お受けしています。
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