執筆/監修者:山内 和也2023年10月6日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
探偵コラム「恋愛詐欺」
ニュース概要
画像引用元:日テレNEWS 9/22(金)
引用元:日テレNEWS 9/22(金)
恋愛感情と詐欺罪
「恋愛感情と詐欺罪」は、一見関連しないように思えるテーマですが、実際には多くのケースで結びついてきました。
近年、恋人や結婚を前提とした関係を装いながら、金銭的な利益を目的とした詐欺事件が増えています。
恋愛詐欺や結婚詐欺は、被害者の恋愛感情を悪用して行われる詐欺手法の一つです。
加害者は真剣な交際や結婚を装って接近し、さまざまな理由をつけて金銭を要求します。
被害者は相手を信じてお金を渡してしまうことが多いです。
詐欺罪
法律的には、恋愛感情を装った行為自体は犯罪ではありませんが、それを利用して不正に金銭を得る行為は詐欺罪として処罰される可能性があります。
具体的には、相手に対して虚偽の事実を告げ(例:「借金があり返済しないと風俗で働かされる」と偽る)、それによって金銭を騙し取る行為が詐欺罪の成立要件となります。
恋愛感情を持つことは自然なことであり、それ自体が問題ではありません。
しかし、その感情を利用して不正な行為を行うことは、法律で禁じられているだけでなく、道徳的にも許されない行為です。
被害に遭わないため、また他人を被害にさせないためにも、注意深く行動することが求められます。
ファミリー調査事務所の詐欺被害調査
恋愛詐欺は、近年増加傾向にあり、多くの被害者が金銭的な損失や精神的なダメージを受けています。
恋愛感情を利用され、結果的に詐欺られる体験は、非常に辛く、多くの被害者が泣き寝入りしてしまうことも少なくありません。
しかし、被害に立ち向かうための方法や対策は存在します。
- 証拠を保管する:金銭を渡す際のメッセージ、約束事を記録した文書やメール、音声通話の記録など、詐欺行為に関する証拠はしっかりと保管しておくことが重要です。
- 専門家に相談:警察や弁護士、消費者センターなどの機関に相談し、専門家の意見や助言を求めることが推奨されます。
- 詐欺からの連絡を遮断:一度詐欺の疑いが持たれる相手からの連絡は、すぐに遮断することが重要です。
- 被害届を提出:警察に被害届を提出し、正式に捜査を依頼することで、加害者に対する法的措置を取ることが可能となります。
自分一人で抱え込まず、被害を最小限に抑え、再発防止のための対策を講じることが大切です。いつでも相談してきてくださいね。