執筆/監修者:山内 和也2023年10月31日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
探偵コラム「合鍵の複製への対策」
ニュース概要
鍵の複製・修理業者でつくる「日本ロックセキュリティ協同組合」(東京)によると、合鍵を作る方法は、主に二つだ。
一つ目は、客に示された鍵番号を基に、鍵のメーカーに複製を発注する方法だ。二つ目は、業者が自ら「複製機」を使って、注文者が持ち込む鍵と同じ形に削るというものだ。
ただ、2000年頃から特殊な工具で解錠するピッキングによる侵入盗の被害が多発するようになり、メーカーは鍵の形状を複雑化させた。
そのため、複製機で合鍵を作る難易度が上がり、業者が鍵番号に基づいてメーカーに発注するケースが増えた。
約10年前からは、個人がネットで鍵番号を入力して合鍵を注文するサービスが広がったという。鍵の種類にもよるが、1000円程度から注文が可能だ。
(中略) 警察庁によると、合鍵を使った「空き巣」は昨年、全国で927件起きた。 (引用:「鍵番号」で勝手に合鍵、住宅への侵入相次ぐ…メーカー「他人に知られると悪用される恐れ」読売新聞 2023年10月21日 https://www.yomiuri.co.jp/national/20231021-OYT1T50118/)「鍵番号」による複製へのセキュリティ対策
合鍵を使った「空き巣」犯罪は急増しており、特に防御が難しいとされています。
ただし、いくつかの対策によってリスクを最小限に抑えることは可能です。
高度なセキュリティロックの導入
基本的な鍵よりも高度なセキュリティを備えたロックを選ぶことで、不正な合鍵の作成を難しくします。
カメラ設置
玄関など主要な出入り口にセキュリティカメラを設置することで、不審者を威嚇したり、犯罪が起きた場合の証拠として役立てます。
鍵の管理
鍵を無くした場合や引っ越しの際など、必ず新しい鍵に交換してください。また、鍵の防犯対策は信頼できる業者を利用しましょう。
ファミリー調査事務所の空き巣被害調査
ファミリー調査事務所の空き巣被害調査は、通常の警察の捜査よりも依頼者に焦点を当てたサービスを提供します。
当事務所では、専門の防犯設備士が所属しているので、より専門的な防犯対策も可能です。
現場を詳しく調査し、犯罪者の手口やどのように侵入したかを明らかにします。
また、隠しカメラを設置するなど、効果的な防犯策を施します。
さらに、不審者の情報収集や、再発防止のための具体的な対策も提案します。
ストーカーが関与している可能性がある場合も、警察への報告をサポートしながら、しっかりとした証拠を収集します。
このように、ファミリー調査事務所では依頼者の安全と安心を第一に考え、幅広い調査と対策を行います。