探偵コラム
ニュース概要
(引用:引用元:「グーグルマップに眼科医院の悪評を投稿 名誉毀損を認め賠償命じる」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース2024/06/03配信 )インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」上の口コミで一方的な悪評を投稿されたとして、兵庫県尼崎市で眼科医院を運営する医療法人「秀明会」が投稿者に損害賠償などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(山中耕一裁判官)は3日までに、投稿の削除と200万円の賠償を命じたという。
相談件数8年連続で5000件超
SNSやブログなどで人の名誉を傷つけるような悪質な投稿が、社会問題になっています。
総務省が運営委託する「違法・有害情報相談センター」の発表によると、寄せられた相談件数は2015年度から8年連続で5000件を超えました。
相談者の属性については令和4年度の相談者数ベース2,244 件の内、個人が8割近くを占めており、権利侵害の対象についてはほぼ6割が社会人であった。
なお、相談の内訳については、プライバシー侵害、名誉毀損、信用毀損が上位を占めており、「削除方法を知りたい」が67%で第1位であった。
インターネット上の誹謗中傷に対する規制が強化され、刑法が改正されるなど社会全体が厳罰化に向かっています。
このように、ネット上での誹謗中傷は単なるいたずらで済ませられるものとはいえず、一人の人間の人生を狂わせるほど重大な影響を与えるものでもあるといえます。
探偵目線で解説
ネット上の悪評や誹謗中傷は、名誉毀損として法的問題になることがあります。
眼科医院への悪評投稿が名誉毀損と認定され、賠償が命じられた事例では、投稿内容が事実に反するかどうかが重要な判断材料となりました。
この判例を通じて、悪意のある誹謗中傷が減少することを期待しています。
探偵ができること
オンライン上の誹謗中傷は、グーグル検索結果だけでなく、SNSや掲示板、ブログなど多岐にわたります。
探偵事務所はこれらの誹謗中傷を調査し、削除から名誉棄損に対する対応を専門の調査員が投稿者の特定や証拠の収集を行い、弁護士と連携して適切な対策を講じます。
迅速かつ確実な対応で、被害者の名誉を守り、安心してインターネットを利用できる環境を提供することができます。
執筆/監修者:山内 和也2024年6月19日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。