執筆/監修者：山内 和也2024年1月13日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
事件の概要
交際相手の女性にSNSで知り合った男性と売春をさせたとして25歳の男が逮捕されました。男は売春で得た金を「同棲する資金にしよう」と言っていたということです。
東京・八王子市の相沢龍誠容疑者（25）は去年5月、交際していた10代の女性に対し、「同棲する資金にしよう」などと言い、SNSで知り合った男性と売春させた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、相沢容疑者はおととしから少なくとも100回以上女性に売春行為をさせ、女性は「相沢容疑者に1000万円以上渡した」と警視庁に説明しているということです。
相沢容疑者はその後、別の女性と結婚していたということですが、取り調べに対し「私は同棲したいと思っていたので欺いてはいない」と容疑を否認しています。
引用元：
恋愛感情を悪用した売春斡旋ビジネス
恋愛感情を悪用して金銭を得る
この事件のように、恋愛感情を利用して金銭を享受する手口は恋愛詐欺、結婚詐欺の典型です。
マインドコントロールによって被害者は正常な判断ができない状態にさせられます。
例えば、幸せな将来を語り期待させたり、身の上話で不幸な生い立ちを語ることで同情させたり、特別な関係を演じます。
信頼関係を築いたところで、借金や家族の重病、自分の店を持ちたいと夢を語る、結婚資金を貯めようとそそのかすなど、あらゆる嘘を重ねて金銭を要求するようになります。
未成年への買春斡旋
また、今回の事件では未成年への売春斡旋も行われており、非常に悪質な事例であるといえます。
「騙されているかも」と疑いの念が生まれたときには、すでに問題が深刻化している可能性があります。
マインドコントロールで洗脳する
また、女性が疑いを持ち始めても、まだ好意があることにつけ込み、「俺のことを信じてくれないんだね」と責めたり、「君しかいない」と泣きついたりするなど関係を継続しようとしてきます。
こういったトラブルは、一対一の閉鎖的な関係の中で行われるため、被害者は泣き寝入りしてしまうことも少なくありません。
しかし、こういった裏切りは被害者に一生もののトラウマを残すものであり断じて許されません。
まずは被害実態の把握から
必要に応じて被害の実態把握を行ない、証拠収集を行なうことは、被害をくいとめ、状況によっては法的措置をとる場合にあなたを助けることになります。
お困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
