執筆/監修者:山内 和也2024年1月31日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。
事件の概要
勤務していた東京都新宿区歌舞伎町のホストクラブの料金を払わせるためとして、女性客に売春行為を強要したとして、警視庁は同店元ホストで従業員の加藤勝理容疑者(27)=住居不詳=を強要容疑で逮捕し、24日に発表した。
保安課によると、加藤容疑者は店のホストだった昨年5月3~5日、店の飲食代金を滞納した都内の20代女性に、「大久保公園に立って体を売って支払え。スマホのGPSはオンにしておけ。ちゃんと立っているか監視する」などと言い、歌舞伎町2丁目周辺で売春するために客待ちをさせた疑いがある。容疑を認めているという。
女性には当時、店側との間に約21万円の「売掛金(うりかけきん)」があった。
女性は、加藤容疑者の指示でスマートフォンに位置情報共有アプリを入れて売春目的の客待ちをし、3日間で約6万円を得ていた。全額を売掛金の支払いに充てていたという。
加藤容疑者は2019年以降に店に在籍し、23年12月までホストとして働き、その後は「副主任」として店の運営にあたっていた。
加藤容疑者は店のSNSで、昨年9月の1カ月に約1200万円を売り上げたとしていた。
動画では「指名本数千本、売り上げ1億円。僕が店で一番知名度のあるホストになります」と言っていた。
引用元:「売掛金で女性客に売春強要容疑、歌舞伎町のホスト逮捕 GPSで監視:朝日新聞デジタル」
売春斡旋も売春防止法違反
売春防止法によれば、売春を行った当事者自体に罰則は設けられていませんが、売春を斡旋や勧誘する行為は刑事罰の対象となります。
売春関連の行為は、日本の法律によって厳しく取り締まられており、これらの行為を行うことは法律違反とされます。
探偵ができること
売春防止法違反の立証において、探偵ができることは以下の通りです。
情報収集(証拠収集)
売春行為が行なわれているとされる場所や関与している人物に関する情報を収集します。これには写真、動画、目撃証言、関係者の行動パターン、場所の特定などが含まれることがあります。
監視活動
関連する場所や人物の監視を行い、売春行為に関する具体的な証拠を収集することがあります。必要に応じて、警察や関連する機関への報告を行うことも可能です。
実際に売春行為の証拠を収集する場合、非常にデリケートで複雑な問題になる可能性があるため、依頼する際には探偵社の倫理観や実績をよく確認することが重要です。
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