探偵コラム
ニュース概要
4組に1組がマッチングアプリで知り合って結婚した――。こども家庭庁が26日に公表したウェブ調査でこんな結果が明らかになった。同庁は若い世代の結婚や出会いを支援するため、具体的な施策について予算要求を本格化させたい考えだ。
調査は15~39歳の未婚者1万8000人、既婚者2000人の計2万人から回答を得た。既婚者を対象にした調査では、出会いのきっかけにマッチングアプリを挙げた人は最多の25・1%。職場や仕事などが20・5%で続き、9・9%の学校が3番目だった。
(引用:『既婚の25%、出会いはマッチングアプリ 国調査、予算要求本格化へ』 毎日新聞 8/26(月) 19:27配信)
関連情報
マッチングアプリをきっかけとした結婚率が高くなる一方で、マッチングアプリ利用トラブルは激増しています。
国民生活センターの報告によると、4年前と比べてトラブル相談数は20倍以上に跳ね上がっているということです。
特に、「投資詐欺」が多く、「愛しているからお金が必要」などと恋愛感情を利用した詐欺が横行しています。
探偵はどう読む
今回の調査結果によると、4組に1組がマッチングアプリで出会い、結婚に至っているというデータが示されています。
しかし、マッチングアプリで出会ったカップルの離婚率が公表されていないため、その成功率については一概に評価できないのが現状です。
相手を十分に理解しないまま結婚や交際に踏み切り、「こんなはずではなかった」と後悔するケースも少なくないでしょう。
マッチングアプリのリスク
マッチングアプリを利用する際のリスクは、個人情報の漏洩やなりすまし、詐欺行為に巻き込まれる可能性が高い点です。
相手が実際にどのような人物であるかを見抜くのが難しく、見かけだけでは判断できない危険な相手と接触するリスクがあります。
過去には、アプリを利用しての金銭詐欺や、プライバシーを侵害されるケースが報告されており、注意が必要です。
結婚や真剣交際に踏み切る前に
結婚や真剣交際に踏み切る前に、相手の真実を知ることは非常に重要です。
真剣交際後に相手の隠れた過去や問題が発覚することは、時間や感情の無駄につながる可能性があります。
特に、経歴や金銭問題、性格的な欠点など、交際初期に確認しておくべき実態があります。
これらの事実を事前に調査することで、将来のリスクを回避し、安心して関係を進展させることができます。
執筆/監修者:山内 和也2024年8月27日
探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。